Vision&Education

木村貴志の徒然なるままの日記です。

高取保育園

2014年02月23日 | Weblog
福岡市にある高取保育園で、講演をする機会をいただきました。

こちらは、素晴らしい「食」を提供されている園です。

詳しくは、
『子どもが育つ玄米和食~高取保育園いのちの食育~』(光文社新書)
をご一読いただければ幸いです。

私もお昼ご飯をいただきましたが、
「美味しい!」「素晴らしい!」

ただ、ただ、感動でした!

やはり、「食」は「教育」そのもの。

そう実感させられました。

とても「誠実な味」がしました。

やはり様々な添加物を使った食は、
一種の誤魔化しをしているのです。

日持ちを良くするため、
見栄えを良くするため、
香りを良くするため、…。

たしかに、一見、善なる動機ですが、
作り出した物は、
本物とは似ても似つかぬものになっているのです。

大人たちが、不誠実な「食」を散々作っておいて、
子供たちに誠実に育ってもらおうとしてもそれは難しい。

建物にしても、基礎工事で手抜きをすれば、
必ずそのつけは回ってきます。

人間の基礎を育てる時期に手抜きをすれば、
やはりそのつけが回ってくるのが物の道理です。

「誠実」という言葉を痛切に感じた、高取保育園の食でした。



*写真は園児たちが漬けた「たくあん」です。
本当に自然で美味しい味のたくあんは久しぶりでした。





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