Vision&Education

木村貴志の徒然なるままの日記です。

教育のかたち

2011年03月05日 | Weblog
教に三等有り。
心教は化なり。
窮教は迹なり。
言教は則ち言に資す。
孔子曰く、「予言う無からんと欲す。」と。
蓋し心教を以て尚と為すなり。
              「言志耋録」


心教とは、
真心をもって相手に接し、
その心で人を感化していく教育の在り方を言います。

窮教とは、
先生が模範を示し、
そのやりかたを真似させていく教育の在り方を言います。

言教とは、先生が言葉で教え諭す
教育の在り方を言います。

佐藤一斎が「言志耋録」に記したとおり、
孔子は、心教を最も大切な教え方としていました。


言葉もなかなか行き届かず、
模範にもなれない私ではありますが、
やはり、私も心教にあこがれます。

少しでも、
心でもって、心に接し、
周りの人たちに良い影響を与えられるように、
日々、精進を重ねていきたいと思います。



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