Vision&Education

木村貴志の徒然なるままの日記です。

虚しい言葉

2024年05月21日 | Weblog

官僚と大臣の言葉をはじめとして、

官僚や政治家たちの言葉は、

いつからこんなに実態のない虚しいものになったのだろうか。

責任回避と尻尾を掴まれまいとの魂胆に満ち満ちた、

スカスカで気色の悪いものになったのだろうかと、

国会答弁を聞いていて思いました。

血の通わない、情の通わない、言葉のやりとりは、

もはや「キモい」レベルに成り果てています。

そんな者にはなりたくないと私が思うのは良いのですが、

子どもたちがそう思うのはいかがなものかと思います。

「末は博士か大臣か」と

敬意を表されていた時代は、

まだマシだったのだろうと思います。

教師も、父も、母も、祖父母もそうですが、

本来、敬意を払われ、感謝されるべき存在が、

そうでなくなった社会というのは、

恐ろしくいびつで不幸な社会なのではないかと思います。

しかし、それを糺すのは、

一人一人の心の持ち方でしかないと思います。

その原因を他人のせいにしているようでは、

解決はおぼつかないのです。

一灯照隅。万灯遍照。

 

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