Vision&Education

木村貴志の徒然なるままの日記です。

小1に何度も蹴られて通院する教師

2015年09月17日 | Weblog
文部科学省の調査によれば、
暴力行為などの低年齢化が進んでいるそうだ。

「小1に何度も蹴られ、教師が通院」
「登校中に注意された児童が通行人に暴行」
という事例が挙げられ、

「家庭環境が影響し、規範意識に乏しい子どもや
自分の感情を抑えきれない子どもが増えている」
というコメントがついていた。

「躾は押しつけ」などと言って、
子供の頃に「人間性」を教えぬから、
子供は「獣性」をすくすくと伸ばしていく。

人間は、獣の如き部分と神の如き部分とを併せ持つ。

人としての教育が与えられなければ、
獣性が伸びていくだけだ。

誤った教育論が教師たちに与えられ、
全国に広がっていき、
それが3世代ほど続けば、
見事に社会は混乱する。

現実にそうなりつつある。

知識を詰め込む勉強や、
勝利至上主義のスポーツに時間を費やし、
心を育む学びを削ってきたのだから、

当然、人間性は欠落していく。

原因と結果はきちんと対応している。
不思議でも何でも無い。

この国の行く末が心配だ。

ささやかなことしか私にはできないが、
全力で立ち向かっていくしかない。

蟷螂の斧に過ぎないし、
田作の歯ぎしりに過ぎないとは知りつつも。
である。



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