Vision&Education

木村貴志の徒然なるままの日記です。

親としての学び

2014年09月05日 | Weblog

私は「親心の学び舎」というプログラムを
一貫して実施してきました。

親として大切なことは、
子育ての知識では無く、
愛情だと思うからです。

そして、親としての愛情をひと言で言い表せば、
「親心」という言葉になると思ったからです。

愛情を知らずに育った子供に、
いくら「愛情とは」という知識を与えたところで、
愛情がわかる訳ではありません。

観念的に「愛情」を理解したところで、
その子供が大きくなって、
自分の子供に
愛情を注ぐことができるようになるとは
あまり思えません。

抱きしめること、
一緒に涙を流すこと、
本気で叱ること、
共に笑い合うこと・・・。

そんなことの積み重ねからしか、
愛情は伝わらないのだと私は思います。

愛されたことが、
人を愛することに転化していくのだと思います。

親からの愛情を注いでもらえず、
荒んでしまった寂しい子供たち、若者たちに、
愛情を伝えるのには、大きな覚悟が必要です。

海で溺れそうになった人が、
必死にしがみついてくるようにして、
愛情を求めてくるからです。

それは、救いの手をさしのべている人に
怨みや悪意があるからでも何でもありません。

ただ、愛され方がわからないだけなのです。

そうした人たちと共に
人生を豊かなものにしていこうと思うのであれば、
余程の覚悟と、人間的強さと、冷静さが必要だと私は思います。

しがみつかれてなお泳ぎ切るような
強さが必要だと思います。

自分も死にかけてなお笑っていられるような、
タフな心が必要だと思います。






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会社を思う

2014年09月05日 | Weblog

教育を志した私が、
会社を設立するようになるとは、
誰も思っていなかったかも知れません。

しかし、それは教育をしていく上で、
必要不可欠なことであり、
必然でした。

会社の良いところは、
世の中に必要とされるものを
生み出すことが出来なくなれば、
消えていくということ。

厳しいことではありますが、
私の教育実践が、
世の中に本当に必要とされているか否か、
はっきりと評価されるのは良いことだと思います。

受験に効果のある学習塾でも予備校でもなく、
趣味を身につけられる習い事でもなく、
人間教育で会社を成立させるのは、
日本の社会では、本当に困難なことだと思います。

しかし、それにチャレンジし続けたいと思います。

今のところ、
多くの方に支えていただき、
何とか成立することが出来ています。
感謝です。

多くの方々への感謝を胸に、
自分の志に全力で突き進んでいきます。


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