Vision&Education

木村貴志の徒然なるままの日記です。

多様性を大切にする

2012年12月19日 | Weblog
これから日本の社会は、
もっと多様性を大切にできるようになる必要があると思います。

日本の社会が、
多様性をあまり認めず、
個性をあまり尊重せず、
同調圧力が強く働くことになっているのは、

やはり、
「個」の確立がなされていないからだと思います。

言い換えれば、
「考える」ということを、

また、そのために必要な、
「聴くこと」「読むこと」「書くこと」を
ないがしろにしているから、
「個」が確立されにくくなっているのではないかと思います。

「聴き」「読み」「書く」ことは、
自分の考えを確立し、
自分の考えを発信していくためにとても大切だと思います。

しかし、
その目的が、

仲間はずれにならないようにとか、
みんなと同じでいるためということになっていくのであれば、
「個」は確立されないだろうと思います。

自分の個性をとことん追求し、
強い「個」を確立することで、
他者への寛容ということも生まれるのではないでしょうか。

だって、
私のような変な生き方が許されるのだから(笑)、
他の人の変な生き方も許さなきゃねっと思うのが、
公平であるということだと思うからです。

多様性を大切にすることは、
公平であるということなのかもしれません。

そして、
そのような公平さを持つためには、
心の広さが必要になるのだろうと思います。

















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政権が変わる時に

2012年12月19日 | Weblog
政権が変わる時が近づいてきました。

教育についても、
きっと様々な政策が打ち出されていくことでしょう。

しかし、教育を改革することは、
つまり、
人が人を育てるという営みの姿を変えていくことは、

教師や親、
ひいては全ての人たちの、
考え方や価値観が変わるということでしかありません。

一体、そんなことが実現可能なのでしょうか?

もし、

「私の考えは正しく、
 あなたの考えは間違っているから、
 それを改めなさい」

というのであれば
その改革は全く力を持ち得ないと思います。

人は押しつけられたものに対して、
本能的にいかがわしさを正しく感じとるからです。

だから、結局は、

それぞれの立ち位置において、
それぞれが仕事を極め、
精神を鍛え、
人格を磨いていくことにおいてしか、

教育が良くなる道はないように思います。

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