Vision&Education

木村貴志の徒然なるままの日記です。

プリントを読む

2012年12月15日 | Weblog
研修をしていると、

「なぜ、ただプリントを読んでいるだけなのに、
そんなに聴いている人の心に響いてくるのですか?」

と質問をされることがあります。
私にとって、とても嬉しいことです。

それは、おそらく、次の理由です。

①「自分の思いとぴったりと合致する資料」しか使わないこと。

②資料作成に当たっては、コピーをするのではなく、また、誰かにタイプしてもらうのではなく、必ず、自分自身でタイプすること。

③その文章を書いた人の、論理の流れと、感情の流れに、自分の論理と感情の流れをシンクロさせていくこと。

④「聴く人が黙読する早さと、意識の流れのスピード」を意識して、それに沿う形で読むこと。

⑤その資料を使って何を伝えたいのかが自分の中で明確であること。



こんな感じだと思います。

たかが読むこと。されど読むこと。

①~⑤の説明でもわかりにくいと思いますが、
あとは微妙な感性の問題だと思います。

とにかく一つ一つをおろそかにしないことが大切だと痛感しています。


コメント
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