つきみそう

平成元年に出版した処女歌集の名

手力の火祭り

2013-04-14 | 岐阜県
 起源は、はっきりしないのですが、毎年4月第二土曜日は、岐阜県重要無形文化財の「手力の火祭り」が手力雄(てぢからお)神社で開催されます。昨夜は義兄に招待され、12年ぶりに出かけました。義兄がその地区に住み、特別席のチケットを準備してくれたのもありがたいことでした。
 300年くらい続いていて、春の本祭の他に、8月の第二日曜日、夏祭りが長良川公園で開催されます。

 朝から神事があり、夕方から8地区の御輿が奉納。20mの高さの御神灯に点火され、火祭りが始まります。20mの高さから火の粉が落ちる下をそれぞれの御輿が裸男たちに担がれ乱舞。何度も猛烈な爆竹音が爆ぜ、特別席まで火薬のにおいがたちこめます。
 御輿が終わると手筒花火がいっせいに打ち上げられ、昼間のような明るさ。特別席の前に大木があり、撮影には困りましたが、5時には見晴らしのいい席は満員でした。終了は午後9時10分。寒さを忘れて、熱気の中で過ごしました。
 火の粉が滝のように降りかかるのに、裸男たちは火傷もしないのが不思議なお祭りです。上の写真は特別席のカード。

 記事は昨日の夜のことですが、早朝5時33分、淡路島で震度6弱の地震が発生。18年前の阪神大震災の恐怖が脳裏をかすめました。幸い死者はゼロですが、あの悪夢再来かと怯えられたことと思います。阪神の余震ではないそうです。こちらは推定震度2でした。

    
     本殿横の特別席で暗くなるのを待ちます

       
        御神灯に点火


                             火の粉の下で御輿が乱舞

       

            

       

    
     手筒花火       




コメント (6)
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