つきみそう

平成元年に出版した処女歌集の名

下垣真希さんのチャリティコンサート

2004-08-05 | 文化
 名古屋市のザコンサートホールで、「平和の祈り、命かがやいて」というイラク支援のためのチャリティコンサートがありました。岐阜県出身の歌手、下垣真希さんの歌を中心として、沖縄の三線、ヴァイオリン、ピアノの独奏もあり、バラエティ豊かでした。
 下垣さんの伯父様は「長崎の鐘」「この子を残して」原作者である永井博士の弟子で、長崎原爆投下の時、長崎医大の学生でした。奇跡的に即死は免れましたが、間もなく原爆症のため17歳で他界されたとか・・・永井博士とともに暮らされていたことから遺品の色紙が彼女のところにあるようです。
 彼女の「さとうきび畑」の歌も素晴らしく、流行歌手とは全然違います。日本の芸術大学卒業後、ケルン国立音楽大学で学ばれたのですから・・・
 プログラムのフィナーレは勿論「長崎の鐘」。CDも出されています。なおアンコール曲は「アメイジンググレイス」でこれもまた絶品で、全体のトークもなかなかのものでした。鎮魂の月、8月にふさわしいコンサートでありました。
 夫の勤務する大学で彼女がドイツ語講師をされていることからチケットが手に入りました。 
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