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武器を配りたい

ICレコーダー購入

 ICレコーダーをエイデンに見に行ったけど、最低でも5000円必要です。やはり、火曜日のヤマダ電機に期待しましょう。9時までやっているので、どうにか、間に合うでしょう。そんなにICレコーダーを買う人がいないから、確保できるでしょう。

武器を配りたい

 『僕は君たちに武器を配りたい』という本を岡崎図書館に予約して、借りました。次の予約が入っているので、早く返してというタグが入っていました。内容的にはありきたりです。これでは、機関銃にも、バズーカにもならない。兵隊に戦略を配っても、武器にはならない。

 どのようにして、技術者に武器を与えるのかは研究開発部署で感じました。自分を表現するものが必要であり、そこでの発信が次につながるものです。

 そこで、マックとアプリとネットワークを配りました。強力なアプリをすべて、自分で確かめて、個々の技術者のニーズを確認して、渡しました。ネットワークでは実験室と設計室を光回線でつなげて、実験室のUNIXマシンのディスクをリモートでつなげました。

 販売店でのスタッフが発言するための武器をずっと考えてきました。

 それよりも先に考えたのは、社会とかコミュニティでそれぞれの人が生きていくために、どういうカタチにすればいいのか。何を武器にすればいいのか。

 今の社会では、どうしても従うだけになります。それでは何も変わらない。どんどん衰退していきます。環境社会で武器として考えられるのは、意識と知識をコミュニティで共有するということです。

 そのために、ゲーム化からコミュニティ化、個人の分化と組織の分化を考えました。それをいかにして、表現して、企業としてつなげていくかを今、やっています。それらはすべて、スタッフに武器を渡していくものです。

ファミマの店員の意識

 ファミマの店員に頭に来ています。アマゾンから電源ユニットだけを送ってきた。近所のファミマを限定しています。ファミポートの操作が分からないのに、店員に頼みました。

 操作を間違えておいて、桁が足りないとか、家でこの番号で正しいのかを確かめてくださいとか、その場しのぎのことを言っていた。あなたたちが作ったシステムでしょう。全然、その意識がないです。店員と言えども、ちゃんと前向きの対応をしてほしい。

 まだ、2つほど、送られてきます。その時にまた、しつこくやります。お客がこういったことを言ったということから、学習してやるのが、本来の店員の仕事でしょう。そういう学習をしないと、また、同じことになります。販売店のスタッフと同じです。

岡崎図書館の8冊

 予約していた本が入ったので、取りに出掛けた。

 492.91『緩和ケア』成人看護

 I313.8『悪魔の政治学』

 158『人生が変わる愛と性の哲学』独裁者がいたら、あなたも操られる

 335.1『ソーシャルシフト』これからの企業にとって一番大切なこと

 673.3『なぜ、あの会社は顧客満足が高いのか』オーナーシップによる顧客価値の創造

 547.4『Google+使いこなしハンドブック』ハンドルネームでもOK! 快適に使える次世代SNS

 328.2『東電OL事件』DNAが暴いた闇

 159.7『僕は君たちに武器を配りたい』本書は、これから社会に旅立つ。あるいは旅立ったばかりの若者が、非常で残酷な日本社会を生き抜くための、「ゲリラ戦」のすすめである。
  2011年現在、日本の経済は冷え切っており、そこから回復するきざしはどこにも見えない。求人の大手企業は求人の数を大幅にしぼり、有効求人倍率は0.5倍前後を推移している。これは職を求める人に対して、半分ほどしか仕事の口がないことを意味する。

豊田市図書館の4冊

 12月に入ったので、蔵書にない本の予約をするために、午後から、豊田市の図書館に出掛けた。

 頼んだのは、『グランズウェル』『エンパワード』『リッスン・ファースト』です。傾向としては、似ています。ちゃんと購入してくれるかネットで監視します。

 書棚に合った『シェア』は探して持ってきた。その他はついでに借りてきた。

 335.21『ものづくり日本経営史』江戸時代から現代まで

 675『シェア』〈共有〉からビジネスを生みだす新戦略

 527.8『UR団地の公的な再生と活用』高齢者と子育て居住支援をミッションに

 318.7『都市計画用語辞典』
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ユーロ分裂のシナリオ

ユーロ崩壊 そしてドイツだけが残った』より

ユーロの分裂、もしくは崩壊というシナリオは、11年までは頭の隅にはあったが、本当に実現する可能性は少ないものと考えていた。しかし、最近はそれがますます実現性を帯びてきたと感じている。今後、ユーロが分裂、もしくは崩壊するとしたら、それはどのようなシナリオで起こるのだろう。

たとえば、ギリシャがユーロを離脱する可能性は再三にわたり論じられている。だが、どのようにしたら、ギリシャはユーロを離脱できるのだろう。正式なステップを踏んでユーロを離脱するには、困難で、手間のかかる交渉が必要となる。なぜなら、EUの協定には、EUから加盟国が離脱する場合のプロセスは明記されていても、ユーロから離脱する場合のプロセスについては、言及すらないからである。それゆえ正式なステップを踏んでユーロを離脱するためには、EUからの離脱のプロセスを踏まなければならない。

これにはEU加盟国全部、つまり27力国の承認が必要だ。プロセスが完了し、ユーロ(EU)から正式に離脱できるまでに、2年ほどの時間がかかると言われている。ユーロを離脱するギリシャの目的が、旧通貨「ドラクマ」を再導入することにあるとすると、ユーロからドラクマに国内通貨を切り替えた途端に、為替レートは大幅なドラクマ安に展開し、それまでユーロ建てだった銀行預金をギリシャの民間銀行に持っている一般国民は、大幅な評価損を被ることになる。だから、彼らは銀行預金を引き出して、それを外国銀行の口座に移し替える。すなわち資本逃避である。ギリシャがEUからの離脱のための交渉を行っている二年間というもの、資本逃避は続き、ギリシャ中央銀行が印刷機をフル回転させても(フル回転させることを、他のユーロ国が認めたとしても)、貨幣経済が維持できるかは微妙である。

ユーロ分裂へのシナリオとしてはもう一つ、ドイツが「悪友」との付き合いを見限って、単独か、または国債のトリプルAの格付けを維持しているオランダ、フィンランド、ルクセンブルクといった仲間を引き連れて離脱し、旧通貨「マルク」を復活するという可能性もしばしば議論に上る。この場合も、正式なステップを踏んでEUを離脱するまでには2年がかかるが、その間に発生することは、ギリシャの場合よりはややましだとはいえ、やはり厄介なものだ。つまり、この場合には、「マルク」は「ユーロ」に対して為替レートで強くなることが予想される。それゆえユーロ圏の他の国からはドイツヘの資本輸出が殺到し、ドイツの銀行では預金が膨張する一方、他のユーロ国においては、預金引き出しの殺到により、金融ハニックが発生する。

ひとたびマルクが導入されると、マルクはたちまちのうちにユーロに対する増価を始める。その結果、ドイツは国際競争力の喪失に苦しむだろう。それだけではない。ドイツの国民と銀行が保有しているユーロ国のユーロ建て資産は、マルク建てでの価値を大幅に減じて、ドイツ国民と銀行とが大損害を被ることになる。こういう金融的な混乱が、EU離脱の交渉が行われている2年間だけでなく、その後も続く。
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電気自動車は何のためにあるのか

『原発ゼロ社会へ!新エネルギー論』より

電気自動車が電力会社の電力消費を加速させることについては、説明する必要がないだろう。電気自動車は「化石燃料(ガソリン)を使わないから環境にやさしい」というドライバーがいることは驚きだ。電気自動車の電気は、電力会社の発電所から送られてくるのだから、原発ゼロの時代になっても、ほとんどが化石燃料を燃やす火力発電所の電気で走るのである。火力でなければ、原発が放射能を出して、その電気で動くのが、電気自動車である。勿論、自宅の自家発電機エコウィルやエネファーム、太陽光発電などを使って電気自動車を充電することはできるが、エコウィルやエネファームも化石燃料であるし、太陽光の電力だけで自動車が走ることは考えられない。

こうした批判を受けた自動車業界は、福島原発事故のあと、何とか電気自動車の開発を無駄にしないようにと、「停電した時でも、電気自動車があれば、そのバッテリーで電気が使える」などという笑い話のような言い訳をキャンペーンし始めたが、停電対策を考えるなら、何も高価な自動車を買わなくても、そこらに転がっている中古バッテリーを集めてくればいいだけだ。

電気自動車の本来の目的は、大都会における排気ガスを減らす、というところにあったのだが、最近は、その言葉をまったく聞かなくなっている。停電用バッテリーに使えますなどと宣伝するのは、本末転倒もはなはだしい。海外から輸入した化石燃料を一次エネルギーと呼んでいるが、自動車のガソリンエンジンやディーゼルエンジンは、その一次エネルギーのガソリンやディーゼル燃料で走っている。それに対して、電気自動車は、電力会社で発電した二次エネルギーの電気で走る。そのため、エネルギーの大量ロスが出ることは、致命的な欠陥である。国土交通省は電気バス、電気タクシー、電気トラックなどに補助金を出す政策を強力に進めてきたが、都会で自動車の排気ガスを減らすためには、クリーンなLPG車のほうがはるかに実用的であることは、全世界が政策的に促進して大量に普及してきた実績から明白である。LPG車の普及で、日本だけが遅れているのはどうしたことだ。何より、電力消費を減らそうとガスの時代に向かっている日本で、この流れに逆らえばどうなるかは、目に見えている。

最近は、自動車業界が一度はほとんど見放した燃料電池カーの開発が急加速して、二〇一五年の市販をめざしている、というニュースも流れている。燃料電池カーがモーター(車輪)を回転させるメカニズムは電気自動車と同じだが、エネファームを搭載して電力そのものを自分が生み出しながら走る燃料電池カーは、電力会社から電気をもらわないという点がまったく異なる。排気ガスをまったく出さないゼロ・エミッションカーでもある。浮気っぽい自動車業界には裏切られてきたので、市場投入のニュースが出るまで大きな期待は持たないが、高価格をどう克服するのか、ガソリンエンジンやディーゼルエンジンに勝てるのか、行方を見守りたい。

福島原発事故後の日本では、急激に原発ゼロ時代に突入した時、電力会社が準備不足だったため、彼らにとっては当面の電力不足が起こった。しかしそれを急いで克服しようと、電力会社に代ってガスエネルギー業界がすぐれた発電法を提供して、自家発電機やガスヒートポンプエアコンやエコウィルなどが活躍し、たちまちその窮地を救ってきた。近い将来は、そこに熱利用を考えたエネファーム(燃料電池)などのコジエネシステムが加わり、さらに太陽光発電・太陽熱利用・ミニ水力発電・バイオマスなどがじわじわと浸透してゆけば、今年よりさらに楽な電力需給の世界が保証されるだろう。電力の供給力には、もはやまったく問題がない。

そこに二点、気がかりが残っている。今後の地球の気温と、発電コストが高騰しないかどうか、という問題である。
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