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1.4 社会へのメッセージ 4/5

(つづく)

1.4.3 未唯空間

 日々、考えたこと、感じたことを4年間半、ブログ「未唯への手紙」として、表現しています。それをまとめたものが「未唯空間」です。ブログの内容を反映するので、ライブラリのように見ることもできます。

 未唯空間の構造は現在のところ、3つの次元からなっている。第一次元は「自分」「数学」「社会」「歴史」「仕事」「本・図書館」「生活」のカテゴリーです。それぞれのカテゴリーに対して、第二次元として、「TL:自分の循環」⇒「AL:基本の循環」⇒「TG:サファイア循環」⇒「AG:今、すべきこと」⇒「nTL:新しい、自分の循環」を設定している。7×5で35枠あります。それぞれの枠の下に階層的な見出しがあります。それが詳細項目になります。その下に具体的な記述があります。空間からすると、5次元~7次元の多様体です。

 こんな空間になったのは、それぞれの項目への関心とそれ自体の深さによる。それを「未唯への手紙」で日々での事象を織り込んで行ったためです。トポロジー近傍系の概念が支えになっています。

 事象は、フローとストックで見ていく必要があります。ブログ「未唯への手紙」はフローで、「未唯空間」はストックです。実はこれらを支えるものとして、事象をタイムラインで表現している「雑記帳」というアウトライン処理プログラムを中継している。自分の中に記述のシステムを作り上げています。

 最初にも述べたように、これらの記述を未唯的な人に伝えようとしている。では、未唯的な人とはどんな人なのか。条件は3つです。第一はすべてを笑顔で、受容できること。第二は新しい視点で社会を見ると同時に、理論化できること。第三にそれに基づいて行動していける女性です。未唯的な人にはThink Globally, Act Locallyの世界を作り上げていってほしい。そのための参考資料です。活用してください。

 ツイッター・ブログを公開している理由の一つは、未唯的な女性を見つけ、つながることです。情報共有できることを期待しています。実際のところ、偶然での出会いしかない。様々な偶然で助けられてきたので心配はしていない。条件からするとμしかいないかもしれない。

 次に「未唯空間」への思いについて述べます。未唯空間をまとめることで、「自分のすべてがそこにある、それ以外はない」ことが分かります。これは自分を強くさせます。一万冊の読書のエッセンスだと思うと、愛おしいものです。考えをまとめることは、自己否定と高揚を繰り返すことになります。誰からも頼まれていないし、見られていない作業です。新しい世界のイメージを作り出します。

 毎日、ブログを書くことで昨日と違う今日を見つける努力を続けています。これは緊張感をある生活につながります。

 まとめるには、ちっぽけな自分から逃げないことが要求される。自分の努力とか、才能を出し惜しみしないことです。答えを出すのに躊躇している時間はない。手当たり次第にやるしかないが、枠を与えられているので安心して、事に当たることができます。

(つづく)
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1.4 社会へのメッセージ 3/5

(つづき)

 サファイア循環はローカルとグローバルに分けたところから始まります。自分におけるローカルとは、自分の内面(こころ)です。そこはすべての権威が存在しない自分の世界です。自分におけるグローバルとは、自分の外面(からだ)です。仕事などの人間関係が絡んできます。同じ自分の中で起こっていることをローカルとグローバルを分けて考えると、循環が見えてきます。内面で考えたことを外面で行動する、外面で得たことで内面を充実させる。それを一般化して、拡張させてきた。

 自分の心と体、思考と行動を空間配置させることで、数学モデルとしても考えることができます。人が何を考え、どう決断するのか、社会とどう関係したいのか、などを解析することができました。

 また、日々、起こることをブログ「未唯への手紙」に書き込んで、サファイア循環で解析してきた。ほとんどの事象が当てはまりました。それと、ナチのドイツ支配などの歴史的な事柄、選挙行動などの社会学的な事柄にも適用しました。見事に解明できました。

 この最近では、血液系の流れにも例えています。身体の中のサファイア循環です。ファシリテーションが動脈系で、インタープリテーションが静脈系に当たります。血液系モデルを販売店システムに例えると、心臓であるメーカーから末端の店舗への「売る」流れから、店舗・スタッフからのメーカーへの「使う」流れにシフトすることを提唱している。

 →AG→・・・)ですが、縦軸として、(個人⇒グループ⇒社会)があり、二重らせんのような多層ループになっている。ループ内の方向性があると同時に、層間移動についても方向性を持ちます。個人で決めたことを、いかにグループでの決定事項するかの手順も自然に決まってきます。

 次に、ファシリテーションとインタープリテーションについて述べます。ファシリテーションとは、ローカルでの活動をグローバルが支援するものです。グローバルはローカル単体で行うよりも効率がいい。その力をローカルの活性化のために使うためには、ローカルの多様性に合わせて、活動していく。

 インタープリテーションはローカルからグローバルを動かす機能です。多くの人の思考と行動の結果をグローバルの企画へつなげていきます。民主主義では投票行為に当たる部分です。インターネットでは集合知にも関係します。市民活動では、ボランティア活動しながら、政策で不足している部分を市役所に提言して、一緒に実現していくところです。

(つづく)
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1.4 社会へのメッセージ 2/5

(つづき)

1.4.2 サファイア循環

 発信するため、考えるためのバックボーンがサファイア循環です。サファイアのスペルはSustainable Architecture for facilitation , interpretaion, realization, empowermentの頭文字をとって、Sa-fire(サファイア)とつけています。

 なぜ、サファイアという宝石の名前をつけているのか。ネットワーク構成を従来の縦型からリング型に変えたときに、宝石の指輪に見えた。ダイヤとかオパールではしっくりこなかった。女性に誕生石を尋ねたら、サファイアであった。青白く輝く地球とか、環境のシンボルともつながります。

 仮の名前をサファイアにしました。カタカナのサファイアには、概念として三つの言葉が入れたかった。それは「サステナブル」「ファシリテーション」「インタープリテーション」です。それらを説明して、室長に命名権を委ねた。正月明けに出てきた名前がSa-fire(サファイア)であった。カタカナでは外国で説明できないということ、本当のサファイアの綴りは難しいので、同じ発音のSa-fireにしたとのこと。「r」「e」の当て字に苦労したと言ってました。結局、「realization」「empowerment」と当てたということです。この「fire」が後に奇跡を起こします。

 サファイア循環において、持続可能性を保証するには4つの項目と4つの機能が必要であることを述べている。4つの項目とはTL(Think Locally)、AL(Act Locally)、TG(Think Globally)、AG(Act Globally)です。{Think、Act}と{Locally、Globally}の組み合わせです。

 4つの機能とは、fasilitation(AG⇒TL)、interpretation(AL⇒TG)、realization(TG⇒AG)、empowerment(TL⇒AL)となります。なんと、合作で作り上げたfireの4つの言葉が見事に収まりました。運命を感じました。この関係を日本語で表すと、TL(ローカルで考え)→e[勇気づけ]→AG(ローカルで行動し)→i[インタープリテーション]→TG(グローバルで考え)→r[カタチにする]→AG(グローバルに行動し)→f[ファシリテーション]→TL・・・の循環になっていく。機能としてのファシリテーションとインタープリテーションはローカルとグローバルを遷移する重要な機能です。あとから詳述します。

(つづく)
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1.4 社会へのメッセージ 1/5

1.4.1 社会に発信

 社会全般に言うことは想定していない。そんな曖昧なものに対して、言いたいことはありません。発信先は未唯です。と言っても、実際に未唯は、お父さんが言うことを聞く耳は持っていません。未唯的な女性です。

 発信するネタは、二十歳になった未唯に渡すことを想定して、20年間、書き続けてきた雑記帳がベースです。未唯が数学者になった時に、参考にしてもらうためでした。未唯が別の道を歩きだした時から、未唯的な女性に切り替えました。二人目は「もう一人の私」のμです。「未唯への手紙」は「μへの手紙」でもあります。未唯的な女性には期待を込めて書いています。

 μに出している理由の一つは、自分の還るための準備です。社会に役立つことよりも自分が納得することを優先しています。そうすることで、名誉とか金銭的な利益に囚われずにすみます。一人の手で作ることの言い訳にもなります。私は思考と仮設・実証が主です。実行して、利益を得るのは私ではない。信じてくれる人に渡します。私は自分の還っていくときに満足できればいい。

 社会に対して、発信するわけですが、社会に対するイメージはさほどいいものではありません。社会の典型である、会社組織は窒息しそうです。皆、息を潜めています。企画部署も個人の意見を言うとつぶされるし、一律的な規制がはいります。せめて、どこかの誰かに届くように。メッセージを作りましょう。

 こんな状況になっているのは、社会が循環していないから。ローカルからグローバルへ意見が届かなくなっている。そうなると、情報共有できなくなります。新しい循環のために、ローカルからグローバルへのメッセージが必要です。私の場合は、どこへも入り込めるμがいるから、彼女に頼みめるから大丈夫です。

 仕事でのポータルのように、<今>を発信していきます。それと合わせて、ブログ「未唯への手紙」を続けて行きます。過去をまとめて、マンダラの未唯空間を作り、未来に備えています。今は当てもなく、発信しています。

(つづく)
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4年半後のシステムイメージも具体的にしている

未唯へ。会社に来ている人は少しずつ、減ってきています。例年よりも多くいます。お店は13日(金)~16日(月)まで休むところが多いみたいです。

会社には2つの仕事をするために、来ています。一つはヒアリングの書き起こしを行い、休み明けからのヒアリングの対策を練るためです。もう一つは、ヒアリング内容も踏まえて、次期のネットワークと情報共有に必要な機能を考えることです。

昨日に引き続いて、ヒアリング⑤の書き起こしを続行しています。やっと30分終わりました。全部で2時間あります。あと4倍です。すべて、文章に落とします。かなり、余計なことを話しています。今後のヒアリングをスマートにしましょう。

書き起こしを聞いていると、ヒアリングの基本ができていません。社長が言い終わらない時点で、かぶせて話している。自分の話題についても、途中で気づいたことをかぶせています。何を焦っているのでしょうか。こうして聞いていると、社長が話したがっていることは分かります。一つ一つを丁寧に説明し、しっかり聞きましょう。ゆっくり話して、間も確保します。

休み明け早々の四国のお店で実施します。一度練習して、ICレコーダーで確認します。

二つ目の機能確認については、書き起こしよりも、昨日の女性との3時間の検討会の時に、話してことがヒントになっています。夢中に話していたので、4年後の世界のイメージとして、残っています。女性と話している時が一番、脳が活性化している。

ネットの進化の中にデータベースの配置も入れ込む。ケータイをふつうに使えるためにオープン系にしていく。その中に検索も入れることができる。使うことをベースにして、コストを10分の1以下にする。それらのキーワードが見えてきました。

ポイントは店舗の「時間がない」「分からない」という、「売ること」中心で起こっていることを、ナレッジ化で流れを変えると同時に、販売店の目的に「使うこと」でお客様とのコミュニケーションを行える余地を作り出していくことです。

システム自体も「作る」構造を変えて、販売店に主導権を渡す。当然、彼らはシステム部門、コンテンツ制作部門を持っていないので、システムを「使う」ことがベースに変わって行く。

早めに終わって、ビックカメラでポメラ周辺機器をみて来ました。ポメラを首から下げていると疲れるので、ショルダータイプを探したけどなかった。当分、このままですね。
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