goo

2.3 トポロジー的発想 1/5

未唯へ。数学は社会の分析に向かう私にいろいろな武器を渡してくれた。

2.3.1 数学で考える

 まずは、数学的な発想です。

  会社の仕組みを変えるときが来ている。「作る」から「使う」への変換です。システム開発に見られるように、「作る」は、ドンドンきつくなっている。「作る」というグローバルな人間はさほどいらない。「使う」というローカルの観点から社会を分析すれば、新たな、安定した社会のルールが見えてくる。「作る」から「使う」方向を数学は示している。

 トポロジーからすると、ローカルを支援することを社会に実現することが必要だが、図書館はそれを半ば実現している。本はグローバルな世界観を作り出している。図書館は市民の中に本を読める環境というグローバルな制度を保証している。その意味では、グローバルからローカルを支援している。

 歴史を時空間の広がりと見ると、歴史こそが数学的な思考を生かす場所です。歴史には一応、可逆性がないと言われているが、宇宙空間のように、さまざまな歴史が浮かんで、同時進行している。過去も未来も偶然も必然もそこに浮かんでいる。そのモデルを数学は示している。数学を解明すれば、未来も見えてくる。


 位相幾何学を社会に適用するための言葉の置き換えをします。

 幾何学のベースは「集合」です。ものの集まりです。

 組織という集合についての考察です。上からの命令は、一番下の人以外には便利な道具である。伝えるだけで、食べていける。その特権を生かすために、個人の能力・考える・知恵というのは組織を脅かすものとして阻害されます。その典型が全体主義です。

 従来の組織は、政治の国・県・市、経済の会社の社長・部長・課長という縦系列での限界がきている。原因は多様性の拡大です。そこに配置されている人の比率が下がっています。支配できなくなっている。逆三角形にして見ると、限界であることがよく分かる。

 その限界を突破するものとして、新しい空間として、サファイア循環を創造した。4つの場所と4つの働きの多重構造として、位置づけて、組織をローカルとグローバルの循環として、捉えます。詳細は社会編および仕事編で説明します。

 (つづく)
コメント ( 1 ) | Trackback ( 0 )

2.2 数学の世界 4/4

 (つづき)

2.2.4 多様体の世界

 そうして、多様体の世界に入ってきました。ローカルからの制約で自由な空間を創造できます。

 数学だけで考えると、抽象的な論議になるので、仕事の面で考えてみました。つまり、情報共有での理論付けです。


 さまざまな情報共有があります。

 一つは上を見て行動し、他方は横を見て行動する、販売店が合併した時に、グローバルでの性格を一律に見ることはできません。ローカルからの接続で対応させることでロジックができていきます。それらが統一までの過程を観察できます。

 そこでのポイントは、近傍系の接続です。デカルト空間では、座標系の異なる二つの空間は、かけ算で、無理やり、一つの座標系にするしか答がありません。当然、隙々な空間で意味を持ちません。多様体で考えると、それぞれを{近傍系とそこへの関数}の集合と見ればいいのです。

 多様体では、空間を固定するのではなく、グループ(近傍系)単位で、それぞれの活動をしながら、全体の統制をはかる考え方です。これを「情報共有インフラ」として、提供すればいいのです。皆には、この説明はしないが、その思いでやってきています。

 多様体の考えに行き着くことで、数学は先へ行きます。

 数学の先行性は、算数(TL)⇒ユークリッド(AL)⇒非ユークリッド(TG)⇒トポロジー(AG)と一巡したあとに、トポロジー空間での循環に入っている。ローカルとグローバルを繋ぎ合わせる考えで先行している。


 多様体のローカルとグローバルの関係で、歴史の将来予想も可能になる。

 日本は鎖国という、ローカルの世界に留まっていた。明治維新後、ローカルで拡大したが、太平洋戦争で、Local meets Globalでアメリカの陰謀に嵌って、グローバルに取り込まれた。次はGlobal meets Localで抜け出すことです。アメリカというグローバルに支援させて、日本というローカルが活性化していく。支援の連鎖で個人が主役の世界を作り出します。

 やっと、Global meets Localが認識されてきた。数学では多様体が少し見えてきた段階です。社会の分岐点が近づいている。

 経済、エネルギーは、「無限」を前提に構築されてきた。人間は単なる集合として、労働力、消費者として位置付けられた。「有限」の世界で、拡大から循環に向かう道がまだ、見えていない。最大のヒントが数学が多様体に向かった道です。
コメント ( 1 ) | Trackback ( 0 )

「つまらない病」が発生。3日間で次元を超える

未唯へ。あなたに頼まれたモノを買うために、ハンズに行ったら、ハンズメッセの前でクローズ。ハンズメッセのパンプにあなたの注文品が1,980円が1500円になっていた。

10時からのネットワーク会社は聞くことに徹する。何をいつまでにしたいのか、何に拘っているのか不明。社長ヒアリング第四段として、北関東ブロックの先行店、自社店へのアプローチを開始。私はどこでも行くし、誰とでも話はする。ベースにあるのは理念です。

今までに得たキーワードは販売店でのマーケティング、本部からのプッシュ店舗からのアップ、店舗間のウェブカメラ、インターネット、操作性です。

ネットワーク会社との打ち合わせにパートナー参加。まとめようとするので助かります。ネットワークの構造を変えることを、本気にさせることで、その他が動き出す。2年後の姿と社長ヒアリングの要望を受けた4年後を同時に進める。

クラウドでのデモ環境を作りたいので、SFの担当にケータイしているが、連絡が付かない。やっと、連絡は付いたが、視点がかなりずれている。グローバルで仕事をとろうとしている。ローカルを支援することを忘れたクラウドは意味がない。

会社に来ると考えられないので、パソコンを片づけて、ポメラ一つにしました。それでも、中核の考えには行かずに、周辺を回っています。

社長ヒアリングの対象がなじみのある人から、権威主義的な人に範囲が拡がるので、資料の体裁は同じでも、ロジックを明確にしていく。短時間で成果を得るには、ポイントを4つぐらいに絞る。
 ポイント1:コストの部分は自明だから、インターネットとつなぎたい。ライブラリー・インフラについては、述べるが、明確なイメージは渡せない。
 ポイント2:社会の変化として、4つ上げているが、思惑がすれ違う可能性を持っている。この部分は、相手の問題意識を聞くようにします。
 ポイント3:店舗での情報共有というときに「情報共有」の定義から入る。プッシュに対して、アップロードを提起する。「時間がない」ことの認識と社長として、店舗をどれだけ、見ているかが分かれ目になる。
 ポイント4:お客様とのコミュニケーションにマーケティングの観点を入れ込む。販売店自体を売り込む。今の抽象的な表現を2つにして、具体的な方策に振る。

ここまで、考えて来て、いつもの「つまらない病」が発生。つまらない。つまらない。何しろ、つまらない。同じ次元に止まっているのに、生理的嫌悪感を感じている。次元を越えるには、極端なことをしないときがすまない。

緊張感の相手を変えないとダメになる。どうする。やはり、真理に向かおう。とりあえず、水・木・金をそれに当てます。パソコンは原則として閉じておく。出張の移動時を想定。考えたことはすべてポメラ側にアップする。
コメント ( 1 ) | Trackback ( 0 )