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1.4 社会へのメッセージ 3/5

(つづき)

 サファイア循環はローカルとグローバルに分けたところから始まります。自分におけるローカルとは、自分の内面(こころ)です。そこはすべての権威が存在しない自分の世界です。自分におけるグローバルとは、自分の外面(からだ)です。仕事などの人間関係が絡んできます。同じ自分の中で起こっていることをローカルとグローバルを分けて考えると、循環が見えてきます。内面で考えたことを外面で行動する、外面で得たことで内面を充実させる。それを一般化して、拡張させてきた。

 自分の心と体、思考と行動を空間配置させることで、数学モデルとしても考えることができます。人が何を考え、どう決断するのか、社会とどう関係したいのか、などを解析することができました。

 また、日々、起こることをブログ「未唯への手紙」に書き込んで、サファイア循環で解析してきた。ほとんどの事象が当てはまりました。それと、ナチのドイツ支配などの歴史的な事柄、選挙行動などの社会学的な事柄にも適用しました。見事に解明できました。

 この最近では、血液系の流れにも例えています。身体の中のサファイア循環です。ファシリテーションが動脈系で、インタープリテーションが静脈系に当たります。血液系モデルを販売店システムに例えると、心臓であるメーカーから末端の店舗への「売る」流れから、店舗・スタッフからのメーカーへの「使う」流れにシフトすることを提唱している。

 →AG→・・・)ですが、縦軸として、(個人⇒グループ⇒社会)があり、二重らせんのような多層ループになっている。ループ内の方向性があると同時に、層間移動についても方向性を持ちます。個人で決めたことを、いかにグループでの決定事項するかの手順も自然に決まってきます。

 次に、ファシリテーションとインタープリテーションについて述べます。ファシリテーションとは、ローカルでの活動をグローバルが支援するものです。グローバルはローカル単体で行うよりも効率がいい。その力をローカルの活性化のために使うためには、ローカルの多様性に合わせて、活動していく。

 インタープリテーションはローカルからグローバルを動かす機能です。多くの人の思考と行動の結果をグローバルの企画へつなげていきます。民主主義では投票行為に当たる部分です。インターネットでは集合知にも関係します。市民活動では、ボランティア活動しながら、政策で不足している部分を市役所に提言して、一緒に実現していくところです。

(つづく)
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