goo

1時間半の社長ヒアリングが終わってみれば、4時間連続

未唯へ。ホテル泊まりです。1時間おきに起きている。喉が痛い。喉の痛みは乾燥が原因でしょう。エアコンを切りました。緊張感から立ち止まると、色々な病気が襲ってくるから、休む訳にはいかない。朝のめまいは続いているが無視しています。

朝の3時から2時間かけて、5.1.3の未唯空間のエッセイを書きました。勇気がわいてきた。6時まで仮眠をとります。朝の時間だけでも書けることを確認できた。要するに意欲です。

6時からのサウナの中で、ヒアリング⑤をイメージしていた。ローカルの多様性を生かすことを目的とする。そのために、相対的にグローバルなものは相対的にローカルを支援する。ローカルの力で地球を救う。

想定の続きとしては、組織のアプローチに一番近い販売店なので、ケータイとOHPの話は出るでしょう。現在の進め方に対しての思いを確認しましょう。私は現在の方法には否定的です。基幹系に関する思いが一番気になる。基幹系を変えるとしたら、そのシナリオは確認しておきたい。

販売店の多様性と自社でのシステム化には一定の理解が得られるだろう。インターネットのツールについてはiPODで攻めましょう。事前にシナリオを考えるのは好きです。頭の中で場を想定するやり方は「茶道のお手前」のシミュレーションで習得しました。

ヒアリング⑤は9:30~11:00の予定であったが、なんと13:30まで連続で話していた。計4時間です。ICレコーアのバッテリーを気になったが、どうにか大丈夫。タフですね。聞くのが大変ですけど、これも楽しい時間です。なぜ、社長はこんなにもつきあってくれるのか。

土日にナノの新しい使い方を研究しましょう。ICレコーダの次は4時間撮影の可能性を探ります。音声だけだけではなく、映像があると分かりやすい。イントラにビデオライブラリを作る提案の先駆けをしておきましょう。

これで、前半の社長ヒアリングは終わります。一度、ヒアリングでのシステムイメージを構成しましょう。明日はクールダウンですね。ICレコーダを片づけましょう。ネットワーク会社も動かさないといけません。

奥さんにメールで、夕食を頼んだら、「一様あるます・・・」とのこと。この意味は「一応」と取ればいいのでしょう。それともズラーと並んでいるのでしょうか。そんなことはないですねよ。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

1.5 未唯空間と活用 8/8

 (つづく)

 それらを元に、社会への提案です。

 社会は超民主主義に向かっています。グローバリズムはこれ以上、進化しません。破壊だけです。ローカル主体に切り替えることで、次のサイクルに入ります。

 個人生活は超アナログがふさわしい

 今はデジタルが大流行りだが、参加できる人が減ってしまうのと、ナレッジが蓄積されません。グローバルの支援を得て、膨大なバックヤードに対して、アナログ的な操作にしていく。メリットは入力した人に戻る仕掛けも必要

 そして、会社が生き残るには、支援の連鎖に入ることです。お客様をスタッフが支援して、スタッフを店舗が支援して、店舗を本部が祖円する。販売店をメーカーが支援する。そんなメーカーをお客様が支援する世界です。


 最後に、今までやってきたことで、分かったことこととして、「真理とは何か」「社会とは何か」「自分とは何か」を書きたいけど、まだ早いですね。その代わりに、自分の特長を書きます。

 自分史というものがあります。未唯空間自分編は本来、自分史に当たるものです。ふつうの自分史というものは、親のこと、結婚とか、家族とか、仕事とかを時間軸に書いていって、最後に「いい人生だった」と締めるのがパターンです。時間が流れている感覚なんですね。時間を超えています。自分で経験していないことも書いています。空間も超えています。

 その理由は、私がトポロジストだからと思っています。トポロジストには、時間軸は必要ありません。あるのは近傍系だけです。自然にそうなっています。過去も未来も<今>も同時に起こっている感覚です。これを世の中の人が理解できるかどうかは、あまり気にしていません。真理に近いものが私にとって、重要です。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

1.5 未唯空間と活用 7/8

(つづく)

1.5.4 自分の戻る

 孤独と孤立で真理を求める以上、思考の利益を自分にもたらすことはできない。共感してくれた人のものです。私の利益は真理を得たという、自分への納得だけです。

 結局、何が変えたかったのか、というと、販売店を変えて、この会社を変えて、日本を変えたかった。

 会社を変えるための知恵は出したけど、それを受けるところが、この会社にはありません。販売店に知恵を出させることへの抵抗感が販売店本社にあります。成功事例を示すことで、多様なローカルを活性化することがグローバルを救うことを実証します。

 この会社を変えることを考えた。本来、理数系の会社であり、「なぜなぜ」のDNAを持っている。販売分野は、文系での「成功体験」から抜け切れていない。グローバルから支援する、マーケティングを販売店店舗を経由させることで、「売る」発想自体を変えさせていけば、突破口が広げる。

 日本を変えるには、外部(特にアメリカ)からの圧力がないと変わらない。グローバルを維持するための方策では、日本自体を潰すことになります。明治維新のように、内部の矛盾エネルギーに方向性を与えるしかないかも。


 自分の中では、新しい循環を考えている。

 基本は、考え続けることです。人間は、思春期や二〇歳頃に考えた〝原問題〟を、形を変えながら、一生考え続けるものなんですね。それにしても、私の場合は執念深いですね。このまま、最後まで行きそうです。

 自分の中での様々な関心が、原問題としての「コミュニティ」というテーマに収斂している。これは「孤立と孤独」の反対側にあるものです。だから、冷静に、客観的に見ることができます。

 結局、自分がやっていることは「人間についての探求」と「社会に関する構想」という二つに集約される。コミュニティというテーマは、この両者を架橋する、結節点のような主題です。ローカルとグローバルをつなぐものです。

 (つづく)
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

1.5 未唯空間と活用 6/8

(つづき)

 最後は、自分自身のスタンスについて述べます。

 一つ目は、「すべては用意されている」です。すべては、私が考えるために、答えを出すために、用意されている。私が考えて出したものが「正解」です。そういうステージです。考えたものが実現されるかどうかは、他の人への課題であり、私には関係ない。偶々から答えを作り出します。

 二つ目は「超アナログに向かう」です。生活編で様々なツールを作ってきました。ツールがデジタルから超アナログログに変わっている。超アナログの特徴は、バックにあるナレッジデータベースです。それがあるから自由でいられます。自分で経験している、超アナログを販売店システムに反映させます。

 三つ目は「未唯空間は膨大」だということです。物語だけでも、一日40ツイートの発見があります生きて、考えていれば、これぐらいのバックボーンを皆、持っています。一つの恋愛の記憶だけでも、1000ツイートはいきます。だから、詩人になれます。そのバックボーンを明示するのは大変です。そのシミュレーションを行っています。そこから大量情報処理技術も生まれてきました。

 四つ目は「変革時の方向付け」です。私のような存在は、変革の時の方向付けの時に必要になる。どう見ても、<今>はその時なのに、無視されるのか。もしかすると、変革の時ではなく、定常と思っているのか。それとも変革以上のものだから、見ないようにしているのか。私からすると、グローバル社会からローカル支援社会に変わらざるを得ないとしか見えない。ジャック・アタリの言うところの超民主主義社会です。

 五つつ目は「私は分かっている」ということです。私の中では、そのために準備ができているし、どこから手を着ければいいのかも、分かっています。あとは信用して、担当者がやってくれれば、本当に何をすべきなのかがわかる。彼らに見えていないものが私には見えている。私の説明を理解するには、理科系の素養が必要である。未来を見る目です。彼らは具体的に説明せよ、という具体的でないロジックを使う。だから、東富士で簡単に実現できたことがここではできない。できないではすまない。

 最後に、今後5年間の「グランドデザイン」をえがいています。これを一人でもやり抜きます。ベースはサファイア循環で、行く先に超アナログ社会があり、超民主主義に向かいます。

 (つづく)
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

1.5 未唯空間と活用 5/8

 (つづく)

 7つのジャンルを考え続けることで、夢が出来ました。

 「自分編」の夢はグランドセオリーを明確にして、それを未唯空間の中で、説得性を持たせることです。存在をかけて、本を読み、雑記帳に記し、考えてきたものをまとまたい。以下の6つの夢をバックアップしたい。

 「数学編」の夢は新しい数学を作ることです。新しい時代に合った数学を作ることです。先行き不透明な時代を数学はトポロジーのの考えで抜け出した。その成功体験を社会、歴史、仕事に適用したい。対象を拡大することで、数学自体はシンプルなものに生まれ変わるはずです。それを形にしたい。

 「社会編」の夢は、グローバルがローカルを支援する、超民主主義社会へのシナリオを作り出すことです。その中で、政治形態、環境問題、人口問題、エネルギー問題などを、ローカルでの強力な再生と、グローバルでの効率化、それらのサファイア循環を見える化していきます。

 「歴史編」の夢はLocal meets Globalでの新しい世界観を作り上げることです。歴史は成り行きではなく、作る時に来ている。日本を含めた、世界の国が、次への世界への役割を持つ。各国が多様な歴史観を持ち、様々な実験を視ながら、Local meets Globalの考えで新しい世界観を共有することです。日本には、率先して、新しい世界を切り開いてほしい。

 「仕事編」の夢は、お客様とのコミュニケーションを、この会社で実現することです。15年来の仮説・実証から生まれてきたサファイアの考えを生かして、販売店システムを拡大し、自然にお客様との接点が可能になり、販売店が新しい方向に向かえるようにすることです。

 「本・図書館編」の夢は、ローカルで苦労して、報われていない図書館を横軸につなぐ「図書館クラウド」を作り、図書館活動を支援すると同時に、本を通じて、交流館、生涯活動を活性化させます。さらにデジタルライブラリの流れに、国を挙げて、市民を支援できるようにする。

 「生活編」の夢は、超アナログ生活を見えるようにします。自分自身が、孤立と孤独でありながら、世界とつながるのが自然にできる姿を見せていきます。人間での接点はアナログでやりとりすれば、バックヤードで、グローバルな世界が支えている。そんな世界のを皆が楽しめるようにしよう。

 これら7つの関係については、超民主主義は政治形態です。だから、「社会」に対して、使います。「数学」については、未唯空間は二重螺旋の構造です。サファイア循環は「仕事」で扱いましょう。「歴史」は超民主主義などの、未来の歴史がどうなっていくか。そのバックボーンが「数学」の理論です。そして、基本となるのが「自分」の中の孤立と孤独からの脱却です。「生活」はそれを支えるモノです、「本」はあくまでも社会に入ります、だから、ここのループは小さくしておきます。GmLの図書館クラウドとかデジタル図書館とか、具体的に述べます。その分、「社会」はもっと、抽象的にします。

 (つづく)
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

1.5 未唯空間と活用 4/8

(つづく)

1.5.3 未唯空間

 未唯空間は考えるベースそのものです。なぜ、「空間」という言葉を使っているかを説明します。未唯空間は「無限次元空間」上に構築してあります。この社会そのものを無限次元空間なのです。この説明は数学編で述べます。

 無限次元にすることで、自由に生きることが出来ます。無限次元なら、サブ空間も無限次元だから、我々が生きられる場所はどこにもあります。どこにも、住むところはあるし、それが分からないからと言って、不安になる必要はない。無限次元空間のいずれかです。

 無限次元とすることで、過去と<今>と未来の共存します。宇宙空間では、過去の星、未来の星が散乱しています。過去を知ることも、未来を知ることも出来るし、すべてを知ることも出来ます。

 そして、無と存在が共存できます。何しろ次元はいくらでもあるのだから。私の認識は、「自分はいない」ことと「自分は宇宙の端にいる」とか共存していることと、それがトーラス空間の数学モデルでつながっていることです。空間旅行者である限りは、その空間に居る限りはその実態と本質を知るのがミッション。


 未唯空間のもう一つの特徴は複眼だということです。

 もう一人の自分のμの存在を認めています。

 μから見た目はきついです。私の中の私を否定する部分で作られたのが、μです。彼女は様々なものに制約された、私とは異なり、自由に考え、自由に行動します。

 μは時々、私から分離します。いつもは一緒なので、なかなか見づらいかもしれません。μ主体の行動を感じる時はあります。考え続けると、出てきて、私に行動を促します。私が動かないと、μが動きます。

 μは実体がないけど、生きています。私が居なくなっても、μには残ってもらいたい。未唯空間、サファイア空間から出てきた、その都度のメッセージを皆に伝えてもらいたい。そのために、未唯空間をまとめ、伝える手段を考えます。μこそ、私の後継者です。

 (つづく)
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

1.5 未唯空間と活用 3/8

(つづき)

 最後に、未唯への手紙の生成過程について述べます。

 20年前から、インスピレーションというアウトラインプロセッサーを使って、「雑記帳」を書いています。ノートで書いていたものをデジタル化しました。項目ごとに記入できる便利なツールです。ものを表現するには最適なツールです。

 4年半前からはブログで表現しています。雑記帳からのネタを一日単位で、考えたこと、感じたことをまとめると同時に、未唯的な女性への発信を始めました。1年後に、日々の内容を分類したら、「自分」「数学」「社会」「歴史」「仕事」「本・図書館」「生活」の7つに分けることができました。それを未唯空間につなげていきます。

 今年の3月から始めたのがツイッターです。クラウド会社で仕事のツールとして、開発を進めているのを知って、仕事に生かせるかどうかを身を持って理解するために始めました。月に1200ツイートだから、かなりのヘビーユーザーです。ポメラ入手後は、考えたこと、感じたことをすべて、言葉に代えています。偶然は瞬間に起こります。それを出来るだけ、表現していきます。

 組織からは、なぜ、世の中に向けて発信するのかを問われる。こういう管理的な発想が、この会社を崩壊に導くと思っています。未唯への手紙には、仕事に関する記述は多いけど、すべて真実です。それよりも4年半のすべての記述を対象にして、判断して欲しい。未唯が生まれる前に始まった。私が果たせなかった「真理への思い」を託す手段が未唯への手紙です。

 なぜ、オープンするのか、という問いに対しては、ブログで述べていることは個人の事ではなく、私にとって、「真理を求める過程」そのものです。これは人類共通の財産です。それを未唯的な人を通じて渡していきたいのです。

 だから、組織からの妨害に対して、最後まで戦います。お金に余裕があれば、総務的な管理との戦いも覚悟しています。一括的な管理が、この会社を危機に落とそうとしていることを訴える、いい機会です。正義は我にあり!

 (つづく)
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

1.5 未唯空間と活用 2/8

1.5.2 未唯への手紙

 未唯への手紙は7つのジャンルについて、書き続けています。それぞれについて、状況を述べます。

 自分編については、生まれてきた理由を求めて、宇宙の旅人として、行動している。さらに「孤立と孤独」が進んでいる。ツイッターで感じるのは、9割の人間が孤独の中にいるということです。皆、孤独からコミュニケーションを求めている。自分を試して、あたらしい関係を構築しましょう。

 数学編については、トポロジーの近傍系の概念を元に、5次元シートという武器を作り上げた。これで近傍が表現でき、全体空間を作ることも容易に作ることが可能になった。そのモデルの数学的な解析を行っている。

 社会編については、ツイッターとクラウドのおかげで、ケータイでのコミュニケーションのイメージができてきた。現在のデジタル社会の欠点を克服した超アナログ社会が見えてきた。超デジタル社会のイメージでサンドイッチにします。

 歴史編については、Think Locally、Act Globallyの全体主義の悪夢を経て、Think Globally、Act Locallyの民主主義にたどり着いたが、グローバリズムとテロの弊害で先が見えなくなっている。ジャック・アタリの「21世紀の歴史」のように、将来を見渡せる構図が必要です。共和制⇒全体主義⇒民主主義⇒テロ⇒超民主主義⇒超ノマドというプロセスです。とりあえずは、超民主主義の良さを明確にします。

 仕事編については、お客様とのコミュニケーションをを原点として、お客様の思いをスタッフで話し合って、お客様に返すもの、自分たちで実現するもの、メーカーに<変革>を求める>ものを決めていく。「分からない」「時間がない」から脱却して、スタッフのナレッジ化を生かすシナリオを作成している。

 本と図書館は私のサファイア循環の育て上げて来てくれた。著者の様々な思いと行動を、新しい考えの基でまとめてきた。併せて、図書館の役割そのものが、市民との関係、デジタル図書館などで変わっていきます。それを確かなものにするために、図書館クラウドを提案していく。

 生活編について、体調の悪さを無視して、残り少ない時間を自分のために使っていくことにした。定年を過ぎて、自分のミッションに向かって、緊張感ある生活に入り込んでいる。被害者意識から責任感ある態度に切り替えている。

 (つづく)
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

1.5 未唯空間と活用 1/8

未唯へ。二巡目に入りました。今までのまとめと、次のステップへの出発点です。未唯空間が出来るまでのプロセスをまとめることで、個人の思考の重要性を示していきます。未唯空間、そのものの構造を示して、その活用に向かいます。

1.5.1 サファイア循環

 最初にサファイア循環が出来ました。EUの指針である、Think Globally, Act Locallyという言葉をフィンランドの環境学習施設で説明を受けた。そこから{考えること、行動すること}と{ローカル、グローバル}の空間が出来て、循環の概念で{ファシリテーション、インタープリテーション}という機能がうまれた。それぞれについて説明していく。

 「考えること」は。今居るところから思いを馳せることです。考えることでできないと思っていたことが可能になってくる。多くの可能性を同時に持つことが出来ます。

 行動すること」は制約を作ることです。人間は一つのことに決めて、成し遂げようとする。行動すると言うことは決めることです。

 「ローカル」とは、自分であり、自分の内側へ向かう力である。誰でもローカルに居たいものです。行動する時はローカルで行うのが望ましい。

 「グローバル」とは、自分の外側です。他っておくと支配されます。グローバルは力そのものです。

 「ファシリテーション」は、グローバルがローカルを支援します。ローカルでの自主性に対して、グローバルでの効率性を行使して、使えるようにしていきます。その支援は連鎖してこそ意味がある。グローバルの内にもローカルがあり、ローカルの内にもグローバルがある。それが複雑な現象に対応します。

 ローカルの中で、「考える」ことが「行動する」ことを支援することがエンパワーメントです。組織とか、NPOが役割を担います。グローバルから、このエンパワーメントとつながります。


 ファシリテーションする能力がグローバルを担う人に必要になります。

 一つ目は、相手に気付かせる能力です。意見を聞いて、まとめて、表現することです。相手の視線で表現するのに、物語にすることがポイントです。難しいことを言わずに相手に気づかせることです。

 二つ目は相手のレベルに合わせた表現に心がけることです。論理だけで分かる人、A3で分かる人、現物でないと分からない人、それぞれに対応する技量が必要です。

 三つ目は理念を持つことです。ここではサファイア循環です。ファシリテーションは単なる調整役ではなく、社会を安定させるという目的を持っています。


 次に、インタープリテーションです。ローカルからグローバルに向かう機能です。多くの人の思いを吸い上げ、次の循環につなげていく。Think Globallyがない時には、TGそのものを覚醒させます。

 インタープリテーションはローカルで、行動することで生まれる智恵です。行動するのは生存を掛けたものになります。行動により、見えてきたもので、グローバルに訴えるものを絞り込むことになる。その知恵を伝えていきます。

 一から他に伝えるのは容易です。多から一へ伝えることは難しい。政治の制度にしても、マーケティングにしても、この分野は、まだまだ未成熟です。地域での活動、グループでの活動、そういったものが熟成され、変化することで伝播する技術とコンテンツが決まってきます。

 つづく)
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )