みことばの光的毎日

聖書同盟「みことばの光」編集者が綴るあれこれ

ルツによってオベデが生まれ、…

2013年02月11日 | ルツ記
ルツ記4章


 土曜日に、孫たち3人が遊びに来ました。妻の誕生日を祝いに来てくれたのです。3歳、2歳、そして生まれて5ヶ月の幼子たちのふるまいを見ているだけでもかわいいと思えるのですから不思議なことです。夕食時、2歳の弟は3歳のお姉ちゃんといっしょに、醤油かけご飯を食べました。何でもお姉ちゃんのまねっこをしています。そういえば、私も子どものころ醤油かけご飯が好きでした。バターを一かけら入れて熱々のご飯を「うまい、うまい」と食べたのを思い出しました。

 「善は急げ」と、ボアズはルツとの結婚に向かって動き出しました。けれども、気持ちに任せて「暴走」するようなことはありませんでした。「みことばの光」が書くように、ボアズは「冷静に律法によって認められる手順」を踏もうと行動したのです。

 ボアズの物事の進めかたの途中には、自分の思いではどうすることのできない局面がありました。買い戻しの権利を持つ人が、モアブの女性のルツとの結婚を承諾すれば、この話はそこまでです。だからといって、モアブは裏工作をすることもありませんでした。彼はこのことについての最善を、神の心にかなうように行ないましたが、その先のことは神にゆだねました。「結果は、私たちを愛する神の導き」だとモアブは信じてゆだねたのです。

 神は二人の結婚を導かれました。
 結婚した二人の間にオベデが生まれました。マタイの福音書1章には、救い主イエスの系図が記されています。その途中に、「…ルツによってオベデが生まれ…」とあります。

 ベツレヘムの町で起こった小さな出来事が、やがてイスラエルの王を、そして全世界の王を生み出す系図へとつながって行ったのだと思うと、自分の目の前にある事がらを主に信頼してすすめることの意義を、大いに感じるのです。


   


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