みことばの光的毎日

聖書同盟「みことばの光」編集者が綴るあれこれ

約束どおりに……

2023年06月15日 | ヨシュア記

ヨシュア記 16章

 一年に一度訪ねる場所。記念撮影をしました。これまではかなり無理なポーズで「自撮り」していたのですが、腕時計がシャッターになるので、美しく撮影できました。お見せできないのが残念ですが…。

 創世記48章には、ヤコブがヨセフの子、マナセとエフライムを自分の子どもとし、祝福を与えたとあります。ですからマナセ部族とエフライム部族とはそれぞれに割り当て地を得るのです。

 地図を見ますと、エフライム部族に割り当てられたのは、カナンの地の中央部。ベテルやアイ、シロなどの主要な町が含まれています。ベテルは、かつてヤコブがベエル・シェバから伯父ラバンのところに逃れる途中、野宿した場所。

 その夜ヤコブは、はしごが地に立てられていて、神の使いが上り下りするという夢を見ます。主はそこでヤコブにこの地を与えると約束し、子孫が地のちりのように多くなり、地のすべての部族がヤコブによって祝福されるとの約束を得ます。さらに主はヤコブに、もう一度この地に戻すとも約束を与えられたのです。ヤコブはそこをベテル(神の家)と呼びました。

 ヤコブの時から数百年後、エフライムにこの地が割り当てられるというかたちで神の約束は実現します。 エフライム部族は、自分たちにベテルが割り当てられた時に、いったいどんな思いでそれを受け止めたのだろうかと想像が膨らみます。

 約束というと、明日に…、来年に…、10年後に…というような長さでの実現を考えることでしょうか。人と人との約束も、すぐに何かがないと、「約束破り!」などと言われかねません。「自分が生きている間に実現されなければゆるさない」などと言う人はいないかもしれませんが、神の時は、私たちが想像するそれとは違うのだと、あらあめて気づかされる箇所です。


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