歴代誌第一 2章42−55節
ここ数日掲載した写真を改めて眺めてみると、黄色が多いですね。でも、この時期、白や紫の花々も負けず美しい姿を見せてくれます。
2章のこの部分には、イスラエル十二部族のうちのユダの子孫、ヘツロンの子カレブの系図が載っています。その前の段落ではヘツロンの子エラフメエルの系図、さらにその前にはヘツロンの子ラムの系図でした。ダビデに至る系図の「本筋」はラムですから、ここでのカレブの系図もいわゆる「傍系」です。
きょうの「みことばの光」は、ここに挙げられる名前には、ヘブロンやベツレヘム、キルヤテ・エアリム、ヤベツなどの地名のほうがよく知られていると書いています。しかし、書いていく中で、突然登場する名前は誰からつながっているのだろうかと行き詰まってしまいました。
55節に「レカブ家」ということばがあります。きょうも聖書の欄外注にある聖書箇所を開いてみましょう。列王記第二、10章15−27節を読みますと、レカブの子ヨナダブは、エフーとともにバアル礼拝根絶のために努めたとあります。また、エレミヤ書35章のはじめには、このヨナダブが子たちに、ぶどう酒を飲まないことや一生天幕に住むことなどを命じ、以来彼らはヨナダブの命令を守ってきたということが書かれています。
それぞれの書を読むと関係がなかなか見えにくい人々が、このようにしてつながっているのを発見するのも、聖書を読み続ける力になっていくように思えます。