列王記第一 1章15−31節
本の整理をしました。洋服は2シーズン着なかったものは不要なものだと、何かで読んだことがありますが、本はなかなかそうはいきません。それでもずいぶん「減量」しました。聖書を学ぶ分厚い辞典類も、英語のものは多くが電子書籍になっているので、わざわざ持ち運ぶことはなくなりましたね。「断捨離」の春です。
アドニヤが王になったとの知らせを聞いたバテ・シェバは「あなたは、あなたの神、主にかけて…」と、ソロモンが王になるとの誓ったことをダビデに思い起こさせ、預言者ナタンは、今起こっていることが「王さまから出たことなのですか」とダビデに迫ります。
これを聞いたダビデは、年を重ねて老人になっていたのに迅速かつ適切に物事を進めます。「みことばの光」にあるように、ダビデはソロモンが次の王になるというのは、誰かへの誓いではなくて主への誓いだということに気づくのです。そうなると弱ってなどいられないのです。主への誓いは何としても果たされなければならないとの強い思いが、いや、主が自分をあわれんでここまで支えてくださったことへの深い感謝が、主のみこころを…との行動へと突き動かすのです。
もう起こってしまったから仕方がない、として自分の失敗や過ちをうやむやにしないで、悔い改めと神への信頼によって再び立とうとする姿勢を持ちたい、と教えられます。