ゼカリヤ書 4章
気がついてみたら、森に緑が増えています。ランニングしている人の中には夏のような格好の人も…。人間も、犬も、そして鳥も、春の訪れを楽しんでいるようです。
きょうの「みことばの光」では、ゼカリヤ書に出てくる幻を実際に絵に描いてみることを勧めています。そこで、描いて…と思ったのですが、その後に、「…インターネット上の画像と比べてみると」とありましたので、検索しますと、ありました、金の燭台と日本のオリーブの木の絵が…。それにしても、いろいろな絵があります。
燭台とは、ヘブル語で「メノーラー」と言い、アーモンドの枝をかたどった7つの枝からなっています。ゼカリヤ書4章は、その燭台に左右の二本のオリーブの木があり、木から二本の管で燭台に油が注がれていると書いています。
どんなに立派な燭台も、油がなければ灯は灯りません。ゼカリヤは、油が途切れることのない燭台を見たのです。そして、主の使いは、ゼルバベルへのことばだとして「権力によらず、能力によらず、わたしの霊によって」との主のことばを、ゼカリヤに届けます。油は神の霊を指しています。ですから、神の働きはどれもが神の霊によって行われるとのメッセージがここにあります。
「権力によらず、能力によらず、わたしの霊によって」は、何によって事を行おうとしているのかを問われる、決して忘れてはならないことばです。