詩篇 31篇
クリスマス祝日の二日目、周囲は静かですが久しぶりに公園を歩くと、たくさんの人が歩いていました。このところずっと暖かな日々が続いています。久しぶりの美しい夕景でした。
詩篇31篇でのダビデの主への訴えは次のようです。「決して恥を見ないようにしてください」「助け出してください」「救い出してください」「救ってください」「導き 伴ってください」「あわれんでください」「救い出してください」「御顔を…照り輝かせてください」「お救いください」「恥を見ないようにしてください」「悪しき者どもを辱めてください」「偽りの唇を封じてください」。
彼には彼を唇で陥れようとする悪しき者が迫っています。救いは急を要します。しかし、ダビデは主の前に全き者として歩いていたのではありません。「あわれんでください」という願いがそのことを明らかにしています。10節には彼自身の咎が、力を弱めてしまっていると告白しています。
さらに11節では、敵にそしられ、隣人には恐れられ、人々からは避けられると言っています。12節には、自分が死人のように「人の心から忘れられ」ているとまで告白しています。八方塞がり、孤独の中に投げ込まれていたのです。しかしそれでも、ダビデは主に祈ります。望みが天にあることを確信するゆえです。
15節の「私の時は御手の中にあります」ということばに目が留まります。どのような時にも自分が主の御手の中にいるという事実が、彼を祈りに向かわせます。
主のいつくしみは大きいのです。