ヨハネの福音書 14章1−14節
スイスから、フランスのコルマールそしてストラスブールへと移動しました。夕食はストラスブールで。孫たちはパスタとピザに大満足。私たちはせっかくなのでアルザス料理をと思っていたのですが、それはまた、次の機会に譲りたいと思います。
きょうの箇所には、多くの方に知られているイエスのことばがあります。それは、「わたしが道であり、真理であり、いのちなのです。わたしを通してでなければ、だれも父のみもとに行くことはできません」ことばでです。それは、イエスがもう少しすると弟子たちの間からいなくなるとのことばから生まれたものです。しかもそれは、トマスの言葉に促されるように語られたものでした。
ここではトマスが、そしてピリポがイエスに尋ねています。そして、二人の質問へのイエスのことばは、歴史の中で多くの人々の心に届きました。トマスの質問に対しては、「わたしが道であり、真理であり、いのちなのです」ということばが、そしてピリポの質問に対しては、「わたしを見た人は、父を見たのです」とのことばが語られました。
それにしても、イエスのことばは大胆です。「一歩退いて…」などと言うことはありません。それはイエスが、ご自分が語るそのとおりのお方だからです。このイエスのご自分についての主張を、私たち教会が薄めてはならないのです。