マタイの福音書 24章1−24節
13時間の飛行時間を終えて、帰宅しました。さすがに疲れましたが、空港までの送迎を親しい方々にしていただき、それだけでも疲れが取れました。きょうからまた、日常が戻ってきます。
24と25章は、主イエスがオリーブ山に座って弟子たちにこれから先に起こることについて話されたことが書かれています。きっかけは弟子たちがイエスに向かって宮の建物を指し示したことでした。
マルコの福音書13章1節には、弟子の一人が言ったことばが記録されています。「先生、ご覧ください。なんとすばらしい石、なんとすばらしい建物でしょう。」ルカの福音書21章5節には「宮が美しい石や奉納物で飾られていると、何人かが話していた」とあります。
イエスのことばに衝撃を受けたのでしょう。この壮大で素晴らしい宮を形造っている石が崩されるのはいつなのだろうかと、弟子たちは尋ねました。弟子たちの問いに答えてのイエスの話は、この部分ではこれから先どのようなことが起こるのかについての、総括のような内容です。
イエスは終わりがあることに言及しておられます。さらに、終わりの時のしるし、イエスに従う者たちが大きな苦しみに遭うこと、福音が全世界に宣べ伝えられること、そのような中で最後まで主イエスに信頼して苦しみに耐え抜くようにと続けます。
終わりがあるということについて、人はあまり触れたがらないのですが、それは誰もが、そしてこの世界が避けて通ることができないものだということに、気づかされます。