ツバメは、穀物を食べず害虫を食べてくれる益鳥として古くから大切にされて来た。
子供時代、どこの農家でも家の中にツバメの巣が有り、ツバメは外との出入りが自由となっていた。
それはツバメにとっても外敵から雛を守るために好都合で、人間とは共存共栄の関係にあったようだ。
建物の構造が変わり、家の中への出入りは不可となったが、今でも軒下等を活用して巣作りをしている。
我が家にも毎年巣作りに訪れるが、新装なった白亜の壁を泥だらけにしたり、糞を撒き散らしたり、
挙句の果てにはカラスやスズメばかりか、青大将まで招き寄せる迷惑な存在になっている。
それでも、ジイチャン、バアチャンが有難がっていたツバメを無碍に拒絶する訳にも行かずにいる。
写真を撮ろうとすると四羽の雛が隠れてしまうので、類似の写真をネットから借用した。