霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
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本田圭佑へ、大叔父からのゲキ

2018-07-07 21:24:36 | 趣味

午前中は雨が降り続いた。
田んぼの「溝切り」も急がねば、稲刈り時に「泣きを見る」ことになるが、雨の中で行っても
無駄骨にしかならない。
畑の耕起も無理なので、二カ所の畑で明渠を増設する工事を行った。

畑の中に明渠を設けると、耕作面積が少なくなるだけでなく効率的な作業の妨げにもなる。
しかし、ある程度の犠牲を覚悟しないと、湿気の多い畑で「収穫ゼロ」を甘受し続けることに
なる。



ネットに、「本田圭佑の大叔父・大三郎さんがゲキ」と掲載されていた。
厳しさの中に優しさのある「激励」と思いながら読んだ。

( 産経デジタル 2018/07/06 17:01 )
MF本田圭佑(32)の大叔父(祖父の弟)で1964年東京五輪カヌー日本代表の本田大三郎さん(83)
=マホロバ・ホンダカヌースクール代表=が、代表引退を示唆した本田へのメッセージを夕刊フジに寄せた。
それは、日の丸を背負ったアスリートの大先輩から課された、4年後までの“宿題”だ。

圭佑へ

競技の世界、勝ち負けがある。クヨクヨするな。余韻があるうちに練習を始めろ。
新聞やテレビは『よくやった』と言うかもしれないが、私が監督なら『ロシアから走って帰ってこい』と言いたい。
一生懸命にやったことはよく伝わってきたが、『一生懸命』なんて小学生でもやる。勝たなきゃ意味がない。
2番以下はビリと同じだ。

圭佑は今大会で控えに回った。スーパーサブとしてベンチスタートを受け入れた。いままでちやほやされ、
多少得意になっていたかもしれない。
はいつくばって、見苦しくて、老いぼれて…それでも続けるのか、潔く辞めるのか。

私自身は東京五輪で負けた後、舟2艘を持ってクラブを作り、五輪代表を通算3人輩出した。
彼らがジャパンの監督になった頃には、小学生を教えるようになった。
日本がベルギーに負けた3日早朝(日本時間)も、試合終了後、私は寝ずに舟を車に積んで小田原まで走り、
夜までカヌーのために働いた。
83歳になった今も、仕事を休んだことはない。

スポーツも人生も、本当の意味での“引退”はない。人間は誰でも“やりきる”ことなんてできない。“やり残して
いく”ものだ。
圭佑もやり残したものを、何らかの形で次の世代へ引き継いでほしい。
方法はいろいろある。芝生の上でやるだけがサッカーではない。

圭佑は4年後、何をしているのか。サッカー場を作っているのか、選手を育てているのか、人さまの前でもの
申す人間になっているのか。
どう日本に還元するのかは分からないが、多様性のある考え方をしてほしい。
これまで一途にサッカーに打ち込んできて、心にぽっかりと穴が空くことがないように、本を読み、人の話を聞き、
できるだけ多くの人に会って、人さまの役に立てるようになれば万々歳だ。

コメント
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