霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

春なのに…

2010-03-26 20:20:36 | 
いよいよ育苗作業の第一弾がスタート。
昨日ブレンドした床土を今日は「土入れ機」を使って苗箱に入れ31日に種を播く予定。
その後、少しずつ日をずらして四月中旬まで五回に分けて種播きを行う。

昨年は種籾の芽が伸び過ぎて播種機が使えないトラブルに見舞われたりして大変な思いをしたので、今年は何とか無事にこの期間を乗り切りたいものと思っている。



♪椿咲く~春なのに~
にもかかわらず寒い日が続いている。
28日の最低気温は-5℃との予報も出ている。
間も無く四月だというのにこう寒さが続くと「地球温暖化」などという言葉は何処かに飛んで行ってしまったような気になってくる。
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情報公開の功績

2010-03-25 21:01:36 | 仲間
ブログで色々な情報をオープンにしていると貴重なアドバイスを頂戴することが多い。
会社時代の仲間で退職後につくば市で手広く家庭菜園に挑戦している村田さんからは、先日のジャガイモ畑の写真を見て「こんな土で作物が育つの?」と心配するメールが届いたし、野菜作りの先生である「つー助さん」からは「ハウスの野菜は総じて水不足」という診断を頂戴している。

仕事に追われていると目先の事しか目に入らなくなり勝ちとなるので、このような客観的な視点でのアドバイスは大変貴重で、仕事を見直す大きな契機となっている。

情報を公開することは必ずしもプラス面にのみ働くとは限らないが、総じて見れば殆んどがプラスに作用していると言っていいようだ。



朝から季節外れの雪となった。
昨年も同じ日にJAで育苗受託の打合会が開催されたが、やはり雪が降っていたので今日は「雪が降る特異日」なのかもしれない。
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ハウスの屋根かけ

2010-03-24 20:30:31 | 
三号ハウスの屋根は破損箇所を秋に修復して何とか寒さを凌いで来たのだったが、傷みが増幅しこのままでは育苗に支障を来たしそうなので新しいものに取り替えることにした。



本来なら古いのを取り外して新しいビニールをかけるのが一般的だが、新しいビニールだけだと日差しを良く通すため「苗を焼く」可能性が高くなる。
そのため今回は敢えて古いものをそのまま残しその上に二重にかけることにした。



風の無い時間帯を狙って早めに側面をハリガネで留めないとビニールが風で煽られるようになったら大変な事になる。
そのため作業がスタートしたら留め終えるまで手が抜けないので、途中で写真撮影という訳には行かない。

以前は一棟のハウスの屋根かけが済むと軍手の親指と人差し指に穴が空いていたが、経験を積むことにより身体が力加減をマスターしたらしく今はそんなことが無くなった。

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アスパラガス

2010-03-23 22:20:00 | 野菜
ジャガイモ、ニンジンと畑仕事が続き、今日はアスパラガス。
畝間を耕耘機で耕してから培土機で土を寄せた。



こうしておけば四月下旬にはアスパラガスの収穫ができる。
それが我が家にとっての新年度第一号の野菜出荷となり新しい年がスタートする。



昨日のブログで今年度の野菜出荷は終わったと述べたばかりだったのに、五号ハウスにはまだツボミナ等が残っていた。
右側で黄色い花を咲かせているのは蕪。
季節と合わなかったのか蕪としては失敗作だったが「転んでもただでは起きない」のがオバサン流で、切花として出荷することにした。
もしかすると蕪で出荷するよりも高値で販売できるかもしれない。
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二ヶ月後の準備

2010-03-22 20:48:03 | 野菜
冬場にホウレンソウ、ナバナ、ツボミナ等の葉物野菜を栽培していたハウスはこれから稲の育苗に切り替わるが、その前に残っている野菜を片付けて次の作付けに向けた準備をしなければならない。


(ナバナは最後は彼岸用の花として出荷したら大好評だった。野菜の出荷は先週で終わりを告げこれから暫らくの間は年に一度の「端境期」となる)

二号と三号ハウスは五月中旬に育苗が終わったらハウスの屋根を取り払って、ニンジンを作付けする予定なので堆肥とかきがら石灰を撒いてからトラクターで鋤き込んだ。



こうしておけば、一旦は整地して育苗箱が並ぶことになるが、育苗が終わる二ヶ月後には直ぐに野菜の作付けにとり掛かることができる。

今日鋤き込んだ肥料が土の中で熟成し、色合いの鮮やかな美味しいニンジンを育ててくれるはず。
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