霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

育苗計画

2010-03-19 19:49:55 | 
育苗受託は失敗が許されないので大きなプレッシャーとなる。
春は不安定な天気が続き、寒過ぎたり暑過ぎたりする日も多い。
そのどちらも失敗の原因となり、実際に失敗する農家が毎年のように出ている。

失敗しても自家用分だけであれば数も少ないので何とでもなるが、受託分を失敗すると挽回不能で、委託元の農家に多大な迷惑をかけることになる。
育苗受託で一番大変なのは額に汗して働くことではなくこの「精神的負担」だと思っている。

ただ、世の中ではこの程度のプレシッシャーがかかる仕事はゴマンとある筈なので、あまり騒いでは笑われそう。
「普段楽をしている証拠」と言われるかも知れない。


(快晴下の栗駒山。手前に見える後山の畑も間伐で見通しが良くなった)

委託者の田植え時期は例年五月中旬の土・日に集中するので、そこから逆線表を引いて作業スケジュールを綿密に設定した。
単に予定表が完成しただけに過ぎないが、それだけでも気分的に楽になるから不思議だ。
コメント (2)
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