霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
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風土

2010-03-06 22:44:11 | 生活
集落の総会が中山間制度の総会と兼ねて開催された。
オジサンは数年前に地域活動から引退を表明しているので息子或いはジイチャンが参加することになっていたが、どちらも都合が悪かったため久し振りに出席することになった。

参加した以上は「発言する主義」なので二、三意見を述べさせて貰った。
しかし、総会では認められた意見なのに引き続き開催された懇親会の席では一部から批判の総攻撃を受けてしまった。
長年「シャンシャン総会」に馴染んでいるためか意見が出ただけでも拒絶反応が起きるようだ。

異論があるのなら宴席ではなく総会の場で発言したら良さそうなものだが、長年「ナアナア」で進めて来たことを「理屈では反論できない」ということか。
呑んでいる席ての「ミソクソ一緒にした」ような不毛の議論をしても仕方が無いので早々に退散して来た。


(山菜という視点で捉えたらここの山林は「不毛の大地」。松くい虫でいずれ枯死する運命の松の木を10本程伐採したら明るい山道に変わった。)

それにしても意見が異なるだけで「除名する」などという言葉が簡単に出て来るような閉鎖体質にはただただ驚くばかり。
風土とは土着の人間と他所から吹き込んでくる風で出来上がると聞いたことがあるが、ここは長年「無風地帯」で過ごして来たということか。
コメント (2)
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