実家の母が102歳の大往生を遂げた。
10時半からの火葬に始まり5時からの通夜まで一日中の拘束となったが、「小規模に」
との兄の意向で参列者は少なかったものの、受付等々で近所の方や従弟達に多大な労を
掛ける形となってしまった。
通夜の席で「桜の花が散るのを見て戒名に桜の文字を入れ込んだ。桜は散ってしまうが
来年になるとまた花を開く。 その花を見て故人を思い出して欲しい」と和尚さんから有難い
法話があった。
明日は葬儀。
「海より深い恩を受けた母」なので「お別れの言葉」を述べることにした。
叔母達から「孫が読むのが普通」との意見もあったが、母の一番苦しい時代を知っている者
として自分が最適と思って手を挙げた。