高卒後、社会人としてスタートした際の最初の職場は電報担当だった。
既に斜陽産業となっていて「夢も希望も無い」雰囲気だった。
それでも、仙台の研修所でキーボード入力の基本を学べたのは極めて有益で、
それが今も大いに役立っている。

研修中、東京大学の合否通知電報は合格が「ウメノハナサク」で不合格が
「サクラチル」と教わった。
今朝、東の畑の梅の花が咲いているのを見て、そんな昔を思い出した。
しかし、念のためネットで調べてみたら、合格は「アカモンヒラク」(赤門
開く)で不合格は「ウメノハナチル」(梅の花散る)だった。
私の記憶違いなのか教官の勘違いかは不明だが事実は真逆だった。
いずれにせよ電報が主要な通信手段だった頃の「昔話し」でしかない。
蛇足ながら、北海道大学の不合格通知は「ツガルカイキョウナミタカシ」
だっだという。
(参考) ネットニュース(2024.8.13)から
NTTの島田明社長が7日、電報サービスを今後、終了させるとの意向を
明らかにした。電報を巡っては、インターネットなどの発達で近年は利用
通数が激減。すでに関連サービスは終了するなど、今後の在り方が検討さ
れていた。