税務署で「消費税のあらまし」について説明会があった。
80頁の冊子のポイントを絞った的確な説明で分かり易かったが、情報
過多で年寄りの頭はやや消化不良気味だった。
最後に質問の時間を設けることになっていたが、枝豆の収穫が控えていた
ので早く退席したかったことから休憩時間に個人的な質問を済ませることに
した。

①農業用資材等を購入する際に従来レシートで済ませて来たが、今後は
どう対応すべきか。
⇒相手方に課税事業者であることを告げ登録番号付きのレシート或いは
受領書を貰うようにすべき。そうしないと仕入税額控除が出来ない。
②消費税は借受或いは仮払扱いなので現金主義ではないのか。
⇒一般の経費と同様に発生主義が原則である。
③今になって野党等が反対と騒いでいるがインボイス制度に移行するのは
いつ決まったのか。
⇒インボイス制度は、平成28年(2016年)度の税制改正で決まった。
「平成28年度税制改正の大綱」には、消費税の軽減税率制度の導入に
併せて、複数税率制度に対応した仕入税額控除の方式として、適格請求
書等保存方式(インボイス制度)を導入することが記載されている。
④インボイス制度に移行する目的は何か?
⇒インボイス制度は、仕入税額控除の算出を容易にし、不正やミスを防ぎ
消費税が正確に納付されるようにすることを目的としている。
(注)③と④は「勉強不足で分からないので国税庁のHP等で確認して欲し
い」とのことだったので帰宅後にネットで確認したもの。