車の運転は「理屈よりも身体で覚えるもの」という先入観で、いずれ「身体の感覚でマスター
できるに違いない」と安易に考えていたのが災いした。
「牽引」の12時間の教習の大半がバック練習だったにも関わらず、一昨日の最後の教習を
終えてもコツが全く呑み込めず暗澹たる気持ちに陥った。

(雨不足が続きエグネの緑も勢いがイマイチ)
その危機感から二日間は「畳の上の水練」並みに机上で徹底的に理屈のみを研究した。
「検定」には時間制限が無いので、ブレーキを踏んで頭の中で理屈を整理する時間的余裕が
有ることも幸いした。
バックでの方向転換は、移動距離が短いためハンドル操作は右でも左でもブレーキを踏み
ながら目一杯回すのが「秘訣」と気付いて、ようやく展望が開けた。

難関をクリアした午後は、枝豆の播種(「湯あがり娘」の最終)。
二枚の畑の「防鳥ネット掛け」で柔らかい土の上を何度も往復したら脚が棒のようになってしまい、
楽しみにしていた今夜のバド練習は断念せざるを得なかった。