年上の強敵

昨日のバドミントン大会では予選リーグを２勝全勝で突破し決勝トーナメントに進んだのだったが、
準決勝では「余裕を持って」負けてしまった。
「実力にやや開きがある」と感じながら試合をしていたのでは勝てる試合も勝てなくなるのは当然
のこと。
得意のネバリさえ発揮できなかった。

試合後に相手方の一人から「何年生まれですか？」声をかけられた。
答えたら「それじゃ私の方が一つ年上だ」と言われてしまった。
試合に負け更に年齢でも負けて「二連敗」を喫した心境だった。

この御仁、試合の合間も含めてずっと身体を動かし続けていたのを見ていたので、その理由を
尋ねてみた。
「一度筋肉が冷えると再起動が難しくなるのでアップし続けていた」と高齢者なら良く理解できる
事情を吐露してくれた。


（バカ婿が遊んでいる間にジイチャン、バアチャンのしめ縄綯いは順調に進んでいる）

実はバドミントン部の顧問をしている高校の先生で、60歳定年後も四年間は勤務できる制度を
活用しているとのこと。
ベストの状態で試合に臨むため長時間アップし続けていたその「努力と熱意とスタミナ」に感服
させられた。
予選リーグでは負けていた若手ペアに決勝では雪辱を果たし、見事優勝を飾ったのも「むべなる
かな」と思った次第。