霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

巣立ち そのⅠ ~ 子育ての終り ~

2006-03-27 13:05:59 | 家族
大学を卒業した下の娘が、週末に東京へ旅立つ。一ケ月間東京で研修を受けた後に配属先が決まるらしい。
この娘は三番目の次男とは八歳も離れていたことから、孫のような存在。上の三人に対しては厳し過ぎ、末っ子には甘やかし過ぎた傾向があった。
その反動は大学時代に現れた。
「北朝鮮に拉致されるぞ!」との親の反対を押し切り、治安の悪化やテロが心配されている時期に、約一ヶ月のヨーロッパ一人旅を三度も敢行したのだ。マドリードでテロが起きたときなどは、僅か数日の違いで難を逃れている。この二月下旬にも見聞を広げるためと称して、台湾と米国へ二週間の一人旅をして帰って来たばかりだ。
恥ずかしながら親は海外旅行の経験が無い。JTBに勤務する友人に確認したところ「海外の一人旅は男でも危ない時代」とのことだった。
無事に帰国するまでハラハラのし通しとなった。

そんなワガママ娘であったが、持ち前のキャラクターで家庭をいつも明るくしてくれた。家庭に子供が居る事の大切さを教えてくれた娘でもあった。
減収に悩む某放送協会への就職となったが、良かれ悪しかれ自分の個性を発揮できるような人生を歩んで欲しいと願っている。

長男誕生から末娘の旅立ちまで35年間。「貧乏人の子沢山」とは良く言ったもので、遣り繰り上手のオバサンの奮闘無くしては実現しなかった我が家の「子育て」がここに完了した。
一抹の寂しさを感じつつ……。


(個人情報保護のため? 顔の写っていない写真を掲載)
小学5年の娘にグランドでバレーボールの個人レッスン。オジサンの強い希望で高校までバレーボールを続けたがモノにならなかった。スポーツに熱くなるタイプでは無かったようだ。
ちなみにアンダーパスのこのフォーム、形はできている。しかし、ボールを受ける前であれば×、ボールを受けた後であればGood。
コメント (5)
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