霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
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主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

EMボカシの効果

2006-03-09 13:37:33 | 
EMボカシを施した田畑の作物は味が違うということは、実際食べ比べてみると歴然としている。
特に、EMを施した初年度のものは格別だ。
米は勿論(食味値は84にもなった)、ホウレンソウ、トマト、トウモロコシ、タマネギ、ナス等の野菜は感激的な美味しさだった。
ところが、二年目も同様に施しても、美味しいことは間違いないが、前年ほどの感動はなく、少し味が劣るような気がする。
これは、EMボカシは土を活性化させ、土からの栄養を作物に与える触媒の役割を果たし、初年度はそれまで蓄積されていた栄養分がフル活用されたが、二年目以降は栄養の素となるものを順次新たに補給する必要があるためではないか、と推測している。
その意味でも有機肥料の供給が重要となる。
我が家では、牛に踏ませた稲藁を主とした堆肥作りを行っているが、それ以外にも、もっと多彩な有機肥料の活用について検討している。

写真は、ようやく雪が消えた水田。秋のうちにEMを施し、一度掘り起こしている。
奥に見えるのはこの1月に枝打ちした杉林。スッキリして気持がいい。この景色を眺めながら春の農作業に挑む。
コメント (4)
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