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霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

ヘソ大根

2012-11-29 20:00:28 | 加工品
ヘソ大根作りには「朝冷え込み昼温かくなる」という天気が最適となる。
予報によると明後日から「冷え込む」とのことなので例年よりも早めにスタートを
切ることにした。
あたかもキャンプのようなワルイドな感覚でブロックで囲った竈に大釜を乗せ、
大きく輪切りにした大根を入れた。



茹で上げた大根は水に晒しておき、竹に刺して吊るすのは明日となる。
寒暖差の激しい天候に恵まれれば二週間で完成となる。

大根の収穫や大豆の脱穀も並行して進めなければならないので、本格的な
「へそ大根作り」はもう少し先になるが、少しでも早い段階で店頭に並べお客様の
ニーズに応えたいと思っている。

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お通し

2012-01-14 20:03:25 | 加工品
ヘソ大根の売れ行きが好調なことは先日紹介したが「まとめ買い」をするお客様もいる
ようだ。
飲み屋さんが「お通しとして出したらお客様から好評で定番にしている」とのこと。
だとするとこれからも大いに需要が期待できそうだ。

「ヘソ大根」は五月の連休ぐらいまで売るつもりで生産しているが、昨年は三月末で
完売になってしまった。
その反省を踏まえ今季は生産量を増やすつもりでいるが、それでも今の好調が続く
となると昨年よりも早い段階で完売になるかもしれない。



寒い日が続き「へそ大根作り」には最適だが、他の外仕事は大変な思いをしている。
そんな寒い中でもピンク柳は着実に蕾を膨らませていた。
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「ヘソ大根」作り

2012-01-12 21:45:04 | 加工品
寒波が襲来し「ヘソ大根」作りに最適な環境になっている。

干し場は日当たりと風通しがいい軒下が最適。
しかし、干し上がった分から順次取り入れその後に追加しているが、とうとう軒下が
満杯になってしまった。

一時は専用の干し場を作ることも検討したが、もともと干し場としている「一号ハウス
を活用するのが一番」と判断した。
それでも、「側面を開放した」とはいえハウスの中は風通しがやや不安なので間隔を
十分に取ることにした。



「ヘソ大根」は煮つけやオデンで食べると味がしみて美味しく食べられる。
出荷時のハネモノを試食したバアチャンが「甘くて美味しい。これなら売れる」と太鼓判を
押してくれた。

バアチャンの予言通り販売を開始してから一週間経過したら、急に売行きが活発になった。
一度食べたお客様が「リピーターになってくれているもの」と思われる。
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MVP

2011-12-30 18:59:30 | 加工品
「きな粉」は大豆を煎ってから製粉機にかけるが、煎り方が甘いと「生臭い」し、
過ぎると「色褪せて」しまう。
今日製粉した「きな粉」は鮮やかな黄緑色となっている自信作だが、残念ながら
カメラの露出が合わないためか写真では色褪せて見える。



手作業で袋詰めされた後は真空パック機にかけて封をし、シールを貼ると
出荷準備OKとなる。
この一連の作業を今月は何度も繰り返した。



大豆をそのまま売るだけでは捌き切れないため「苦肉の策」で作った「きな粉」だったが、
我が家の年末商戦の主役に躍り出て、しかもMVPに輝くスター選手となった。

たまたま需要が多い時期と重なったラッキーな面もあったが、健康食品として
毎日食する人も少なくないので、正月明け以降も引き続き需要はあるものと
期待している。
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ドロナワ

2011-12-29 20:37:50 | 加工品
年末の「しめ縄」の需要を正確に予測することは困難だが、過去数年間の日別実績からすると
29日がピーク。
今年も例年通りの動きとなっているが肝心の手持ち在庫が今日で底をついてしまった。

「しめ縄」は手がかかる割には単価が安いのであまりウマミのある仕事ではない。
しかし、「稼働コストはゼロと見做す」我が家の農業経済学からすると冬場の貴重な収入源を
簡単に切り捨てる訳には行かない。

それに今年から独占販売となった「道の駅」の場合は「供給責任」だってある。
少なくとも31日までは店頭に並べておかないと「お客様サービスの低下」につながる。

「切り餅」や「きな粉」等の出荷準備でてんてこ舞いのところにドロナワで「しめ縄」の追加生産
となった。



縄綯い、紙切り、松の葉と紙のセット という三工程を家族で分担しているが、時間的シワ寄せが
後工程に集中するのは世の常。
セット担当はどうしても「夜なべ仕事」になってしまう。

気になる「年越し準備」は最終日に「ワッパカ仕事」で済ますことになりそうだ。
コメント (2)
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