shiotch7 の 明日なき暴走

ビートルズを中心に、昭和歌謡からジャズヴォーカルまで、大好きな音楽についてあれこれ書き綴った音楽日記です

竹内まりやのクリスマス・ソング♪

2009-12-25 | J-Rock/Pop
 クリスマス・ソングといえば「ホワイト・クリスマス」や「ウインター・ワンダーランド」といった昔ながらのクリスマス・クラシックスが主流だが、その一方で洋楽邦楽を問わず、クリスマスのニュー・スタンダード・ソングとでも呼べそうな名曲が生まれている。洋楽ではジョンとポールの両巨匠を筆頭に、イーグルス、ワム、マライアetc 枚挙に暇がないし、邦楽でもB'z、達郎、ユーミン、桑田師匠と、これまた大物がズラリと並ぶ。オリジナルのクリスマス・ソングを歌ってそれが大衆に受け入れられるというのはまさに超一流の証なのだ。そんな中で私が一番クリスマスにピッタリ合うと思うシンガーは竹内まりやである。彼女の気品があって温かみのある歌声を聴けば、胸の中にポッと暖かい灯がともり、何となく幸せな気分になれるのだ。ということで、今日は “竹内まりやのクリスマス・ソング♪” 特集です。

①すてきなホリデイ
 何はさておき彼女のクリスマス・ソングといえばケンタッキー・フライド・チキンのCMで有名になったこの曲にトドメを刺す。先日電車の中で女子高生の集団が “この曲を聴くとクリスマスやなぁ~って気になるよなぁ...” と言って盛り上がっていた(笑)が、その気持ち、オッチャンにもよぉ分かるでぇ~ (^.^)  “クーリスマスが今年もやぁってくる~♪” という必殺のフレーズだけでサンタがプレゼントを抱えて現れそうなキラー・チューンだ!
竹内まりや  すてきなホリデイ


②ザ・クリスマス・ソング
 1944年の真夏のある日のこと、ピアニストのボブ・ウェルズがうだるような暑さの中、涼しくなれそうなフレーズを思い浮かべて書いたいくつかのメモをジャズ・シンガーのメル・トーメが見つけて二人で曲に仕上げたというエピソードでも有名なクリスマス・クラシックス。まりや姐さんの歌声が曲想にピッタリ合っていて、私にとってはこの曲の最愛聴ヴァージョンになっている。彼女のかくれ名唱の筆頭に挙げてもいいくらいの素晴らしい出来だと思う。超オススメ!!!
THE CHRISTMAS SONG 竹内まりや


③Special Delivery ~特別航空便~
 これも案外知られていない彼女のクリスマス・ソングだが、ニューヨークで暮らす女性が日本にいる恋人にクリスマス・カードを送るというストーリーを歌ったもので、大傑作アルバム「ポートレイト」の中でも一二を争う名曲だ。曲中に「サンタが街にやってくる」が挿入されており、それがまたコワイぐらいにピタッとハマッているのだから恐れ入る。このノスタルジックな歌声、たまらんなぁ... (≧▽≦)
竹内まりや Special Delivery ~ 特別航空便


④クリスマスは一緒に
 彼女の最新アルバム「DENIM」は派手さはないが聴き込めば聴き込むほど味わいを増すスルメ盤で、この曲も上記3曲に比べてメロディーの覚えやすさという点では一歩譲るが、じっくり聴けばその良さが心にじんわり染み入ってくる渋いナンバーだ。
竹内まりや クリスマスは一緒に


⑤【おまけ】クリスマス・イヴ【フェイク】
 昔、 “レスター・ヤングのLPを45回転で聴くとチャーリー・パーカーに聞こえる” という話をどこかで聞いたことがあるが、まさか達郎がまりやになるとは思わなんだ(>_<) まぁ他の方のコメントにもあるように声質はどっちかというと水前寺清子に近くなるが、何故か雰囲気は竹内まりやっぽい感じがしないでもない。せやけどこんなこと、よぉ思いつくよな...
♪山下達郎のクリスマス・イブのキーを上げると...ユーミンor竹内まりや

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