shiotch7 の 明日なき暴走

ビートルズを中心に、昭和歌謡からジャズヴォーカルまで、大好きな音楽についてあれこれ書き綴った音楽日記です

【年忘れ】昭和歌謡ジャケットクイズ《正解発表》

2022-12-31 | 昭和歌謡・シングル盤
①霧のかなたに / 黛ジュン
 黛ジュンは「恋のハレルヤ」のイメージが強いので真っ先にそのダイナミックな歌唱法が頭に浮かぶが、こういう哀愁舞い散るスロー・ナンバーも抜群に上手い。私にとっては邦楽史上五指に入る女性シンガーだ。
黛ジュン 「霧のかなたに」 1967


②さすらいのギター / 小山ルミ
 ベンチャーズ歌謡といえば何はさておきこの曲だ。小山ルミはこれ以外にもピンナップ・ジャケのシングルが一杯あって、その筋系のマニアにはたまらない存在なのだ。
小山ルミ 「さすらいのギター」 1971


③白い蝶のサンバ / 森山加代子
 この歌が流行っていた頃、友達と“あなたにぶたれて私はバカになる~♪”と替え歌で遊んでいたが、大人になってからは “あなたに抱かれて私はママになる~♪” と下ネタ化して喜んでいる。全然成長してへんがな...(笑)
森山加代子 白い蝶のサンバ


④朝がくるまえに / ちあきなおみ
 これこそまさに“あの時代” を象徴するバリバリの歌謡曲。ちあきさんの圧倒的歌唱力が堪能できる、“曲良し、歌良し、演奏良し” と三拍子揃ったキラー・チューンだ。この歌の素晴らしさが分かる昭和の日本人に生まれてホンマに良かったなぁと思う。
朝がくるまえに ちあき なおみ(本人歌唱)


⑤じんじんさせて / 山本リンダ
 私がまだ小学生だった頃、彼女のへそ出しルックが一世を風靡して、街中どこへ行っても彼女のヒット曲が流れていた。後のピンクレディーに繋がるアクション歌謡の先駆けが彼女なのだ。
じんじんさせて


⑥眠られぬ夜のブルース / 青江三奈
 和製ヘレン・メリルと呼ばれる彼女のハスキー・ヴォイスの魅力に一度ハマったら生涯脱け出せない。“声”だけで聴く者を魅了するその存在感は圧倒的だ。
眠られぬ夜のブルース 青江三奈


⑦人形の家 / 弘田三枝子
 ダイエットしてキレイになったミコたんだが、和製ブレンダ・リーの名に恥じないソウルフルな歌声は健在。その説得力はまさにザ・ワン・アンド・オンリーだ。
人形の家 弘田三枝子


⑧夜明けのスキャット / 由紀さおり
 この人は美人で歌も上手く、楽曲にも恵まれた幸多き女性だが、中でも「夜明けのスキャット」は昭和を代表する名曲名唱だ。バカ殿で志村けんと絡む年齢詐欺ネタ・コントとのギャップも実に愉しい。
由紀さおり 夜明けのスキャット

志村けんのバカ殿様


⑨ざんげの値打ちもない / 北原ミレイ
 「ざんげの値打ちもない」でデビューし、続いて「棄てるものがあるうちはいい」、「何も死ぬことはないだろうに」とたたみかける “やさぐれ三部作” の曲名だけでも強烈なインパクトを与える北原ミレイ。“無表情でうつむいて歌え!” と指示した阿久悠の慧眼にも脱帽だ。
『ざんげの値打もない』北原ミレイ


ということで久々の歌謡曲ネタ、楽しんでいただけましたでしょうか? いやぁ~やっぱり昭和は最高ですな。選曲ならぬ選ジャケが思いのほか楽しかったので(←美女ジャケ大好き♡)近いうちに又やりたいと思います。それではみなさん良いお年を!!!

【年忘れ】昭和歌謡ジャケットクイズ《問題編》

2022-12-30 | 昭和歌謡・シングル盤
 先日昭和歌謡シングル盤のレコード棚を整理していた時に面白いことを思いついた。1960年代後半から1970年代前半にかけての昭和歌謡を語る上で欠かせないものの一つがピンナップ・ジャケットだが、二つ折りになっている女性歌手の下半身(!)の写真を見て誰の何というシングルかを当ててもらおうという企画である。宜しかったら暇つぶしにどーぞ!

上段左から右に向かって順番にそれぞれのヒントを書いときます。
①灼熱のミニスカ・ダイナマイト
②ベンチャーズ歌謡
③華麗なるカムバック
④苗字がなくて名前がふたつ
⑤へそ出しルック
⑥和製ヘレンメリル
⑦〇〇のカロリーBOOK
⑧15で御座います(笑)
⑨黒服無表情で歌うデビュー曲

正解は大晦日の晩にアップします。いくつ当たるかな...

「Revolver」ウルグアイ盤

2022-12-26 | The Beatles
 2022年を振り返って個人的に最大の出来事は何と言っても「Revolver」ボックス・セットのリリースだった。このアルバムはビートルズ全作品中で三指に入る愛聴盤なのだが、ボックスに入っていた様々な音源を聴いてますます好きになった。ということで、今日は「Revolver」の中でまだ取り上げていなかったウルグアイ盤にしよう。
 私がビートルズのウルグアイ盤を買い始めたきっかけは70年代にプレスされた「赤盤」「青盤」や「Love Songs」のような編集盤や各メンバーのソロの音が良かったからだが、60年代にプレスされたオリジナル・アルバムに関しては当たり外れが大きく、「White Album」以降の盤は結構良い音がして大喜びした一方で、南米らしいディフ・カヴァーに魅かれて買った「para ti」という初期のアルバムの音がめちゃくちゃ貧弱だったこともあって、初期~中期ビートルズのオリジナル・アルバムに関しては1stプレス盤の購入に二の足を踏み、結局70年代プレスの薄青(スカイブルー)レーベル盤を買ってお茶を濁していた。
 それら薄青レーベル盤は “そこそこ良い音” だったのだが、私は “ひょっとしたらハズレはあの「para ti」だけで、他の60年代プレス盤は良い音なのかもしれない...” という思いがどうしても頭から離れず、とりあえず60年代プレスのウルグアイ盤を何枚か買ってみることにした。ただ、「para ti」(←ホンマにクソみたいな音しとった...)と同時期にプレスされたと思われる初期のアルバムはさすがに腰が引けるので、とりあえず中期のアルバムをターゲットに選んだ。
 私が調べたところでは、60年代プレスのウルグアイ・オデオン盤は1965年前半までが紫がかった濃いインディゴ・ブルー(「Please Please Me」~「Beatles For Sale」)、1965年後半から1967年前半までがコバルト・ブルー(「Help!」~「Sgt. Pepper's」)、1967年後半から1968年までがレッドのセンター・レーベル(「White Album」)なので、とりあえず1stプレスのコバルト・ブルー・オデオン盤を探すことにした。
 中期4枚のうち「Help!」と「Rubber Soul」はすぐに見つかったのだが、「Revolver」と「Sgt. Pepper's」の1stプレスは中々出てこないし、たまに見かけても G とか G+ ばかりで全くハナシにもならない。一度 Discogsに青リボのVG盤が出品されたことがあって、“ひょっとするとひょっとするかも...” と淡い期待を抱いて盤面の画像をメールで送ってもらったのだが、派手なキズこそないものの、盤面が白っぽく汚れてシミのようになっており、溝の状態が劣悪なのは写真からでも一目瞭然。いくら超音波でクリーニングしても傷んだ溝は修復不可能だ。
 それを機に私は1stプレスの青リボを諦め、2ndプレスの赤リボにターゲットを変更した。青リボと赤リボはUKマザーの同じマト2でリリース時期も1年ぐらいしか変わらないので音もそれほど違わないだろうし、盤質の悪い1stプレスを聴いてイライラするよりも、盤質の良い2ndプレスを気持ち良く聴く方が精神衛生上ずっと良い。
 それから2ヶ月ほど経って、待望の赤リボ盤がヤフオクに出品された。盤質 VG+で6,800円なら御の字だ。ウルグアイだけでなく、ペルーやアルゼンチンといった南米のレコードを買う時は送料の点でも盤質の点でも国内のセラーから買うに越したことはないので即ウォッチ。結局誰もライバルは現れず、スタート価格で無事落札することが出来た。
 届いた盤は見た目も実際に聴いても絵に描いたような VG+で、無音部分で少しチリチリいうものの、曲が始まればほぼ Ex~ Ex+レベルでガンガン鳴ってくれるので文句はない。同じマト -2/-2のUK盤と聴き比べてみたところ、UKの方がよりソリッドでシャープ、ウルグアイの方がややラフで大らかに聞こえるが、基本的にはどちらもUKマザーのしっかりした音で鳴ってくれるので、ちょっとしたヴァリエーションが楽しめる... 程度の些細な違いと言っていいだろう。
 ということでビートルズのウルグアイ1stプレス盤は残すところ「Please Please Me」から「Beatles For Sale」までの4枚になったのだが、私は「para ti」がトラウマになっていて中々買う気が起きない。誰か勇気のあるコレクターの方が人柱になってくれへんかなぁ...

「Hey Jude」アルゼンチン盤(Mono)

2022-12-20 | The Beatles
 日本代表の活躍で大いに盛り上がったワールドカップはアルゼンチンの優勝で幕を閉じた。私は基本的にビートルズとスター・ウォーズとF1以外のことはどーでもいいのだが、サッカーのワールドカップだけは理屈抜きに盛り上がれるので、この世界中を巻き込んだ4年に一度のお祭り騒ぎに便乗して大いに楽しませてもらった。
 今回のW杯で一番印象に残っているのはもちろん日本代表のドイツ戦とスペイン戦だが、決勝のアルゼンチンvsフランスも見ごたえ十分の死闘だったし、番外編で言うと、メッシが試合後のインタビュー中にガンを飛ばしてきたオランダFWに向かって “Que mira bobo, anda pa alla!(何見とるんじゃ、ボケ! とっとと失せろ、クソ野郎!)” とメンチを切ったシーンが面白くて、私はこの “ケ ミラ ボゥボォ、アン ダ パジャー ボゥボォ!” という南米版Vシネさながらの名フレーズ(笑)がすっかり気に入ってしまった。というワケで、今日はチームを優勝に導いただけでなく、そんな面白ネタまで提供してくれたメッシさんに敬意を表してお気に入りのアルゼンチン盤「Hey Jude」を取り上げよう。
Leo Messi: Que Mira' Bobo, que Mira Bobo? 🤣


 「Hey Jude」というアルバムは、同じ米キャピトルによる編集盤「Magical Mystery Tour」が今では準オリジナル・アルバム的な地位にまで昇格(?)したのに対し、不当なくらい過小評価されているように思う。ビートルズの全シングル中で最大の売り上げを誇る名曲「Hey Jude」を始め、「Lady Madonna」や「Revolution」、「The Ballad Of John And Yoko」といった後期ビートルズ屈指のロックンロール・ナンバーが入っているにもかかわらず、である。その原因はおそらくその中途半端な選曲基準にあるのではないかと思うのだが、要するにアメリカ市場でまだステレオ音源がリリースされていなかったというただそれだけの理由でここに入れられた「Can't Buy Me Love」や「I Should Have Known Better」といった何の罪もない初期の楽曲たちが大半を占める後期音源の中で居心地悪そうにしているのが不憫でならない。
 あくまでも私見だが、A①「Can't Buy Me Love」からA④「Rain」までの4曲をアルバム「Yellow Submarine」のA面に入っている新曲4曲と入れ替えて68~69年音源でアルバムに統一感を持たせていればイメージがガラッと変わっただろう。「Lady Madonna」「All Together Now」「Hey Bulldog」「Revolution」の並びなんて、もう考えただけでワクワクするではないか?
 話がちょっと横道に逸れてしまったが、要するに私はこの「Hey Jude」というアルバムが大好きなのだ。もっと評価されても良いのではないか、と言いたいのだ。確かに初期~中期の4曲はちょっと場違いな感もあるが(→だって「Magical Mystery Tour」に「All My Loving」や「Day Tripper」が入ってたらおかしいでしょ?)どれもみんな大好きな曲なので、ただのコンピ盤として割り切れば特に不満はない。このブログで以前「Hey Jude」の各国盤を数回にわたって特集したことがあって、それが後に “各国盤バトルロイヤル” なる企画を始めるきっかけとなったのだが、その特集以降も「Hey Jude」は常に他のオリジナル・アルバムと同じトップ・プライオリティで集めており、そんな中で私のレーダーに引っ掛かってきたのがモノラルのアルゼンチン盤だったのだ。
 「Hey Jude」のモノラル盤と言えば真っ先にブラジル盤が頭に浮かぶが、既出のシングル盤用モノ・ミックスを使って製作された真正モノのブラジル盤とは違い、このアルゼンチン盤はすべてのトラックがステレオ・ミックスをモノにしただけの “偽モノ” とのことだが、私としては “本モノ” であれ “偽モノ” であれ気持ちよく聴ければそれでいいので問題はない。それに、大好きな「Paperback Writer」があのキモいエコー無しのモノラル・ヴァージョンで聴けるなんて最高だ。 “偽モノ” なんか邪道だという奴には “アン ダ パジャー ボゥボォ!” だ。
 ちょうど eBay で知り合って懇意にしていたアルゼンチンのセラーが eBay 外取引を持ちかけてきていて(← eBay に手数料を支払うのが嫌だったらしいwww)たまたまそのリストにこのアルゼンチン盤モノラル「Hey Jude」が載っており、ジャケットのレコード取り出し口がボロボロながら盤質 Exで $50ならエエ買い物だと考えて即オーダーしたのだった。
 届いたレコードのマトは ブラジル盤と同じ YEEX-150/151だが、字体は全く違う独自カットだ。盤に針を落とすといきなり凄い音でA①「Can't Buy Me Love」がスピーカーから迸り出てきた。これこれ、やっぱりモノラルはこうでなくっちゃ... と嬉しくなるような明朗快活なサウンドだ。続くA②「I Should Have Known Better」も、A③「Paperback Writer」も “ファイトー、イッパァーツ!” と快哉を叫びたくなるような元気な音で大満足。ところがA④「Rain」は何故かジョンのヴォーカルがバックの演奏に埋もれてショボく聞こえる変てこりんなミックスになっており、このトラックだけはハッキリ言って音作りに失敗している感じ。因みにブラジル盤の「Rain」はちゃんとしたバランスで鳴っている。A⑤「Lady Madonna」からはマトモなミックスに戻っており、文句ナシの爆音でこの名曲を楽しむことが出来る。A⑥「Revolution」のロックな圧も最高だ。
 B①「Hey Jude」はベースがブンブン唸る豪快な音作りで私は大いに気に入った。まるで鉄の指サックをして(笑)太い弦をつま弾いているような感じ。大地を揺るがす重低音は私の大好物なのだ。B②「Old Brown Shoe」のベースも同様の重低音でアルテック・ヴァレンシアの38cmウーファーを震わせる。B③「Don't Let Me Down」は演奏も凄いがジョンのヴォーカルも負けじと強烈に主張してくるところがいい。B④「The Ballad Of John And Yoko」を爆音モノラルで聴く喜びを何と表現しよう? この曲はイマイチ過小評価されているきらいがあるが、曲としてはノリ1発で楽しめる痛快なロックンロールだと思う。
 名曲の宝庫といえるアルバム「Hey Jude」を気持ちの良いモノラル爆裂サウンドで聴けるこのアルゼンチン盤、私はサッカー・ファンでもアルゼンチン・サポーターでもないが、思わず “アージェンティナ!” と叫びたくなるような好盤だ。

Portrait In Jazz (Stereo) / Bill Evans

2022-12-17 | Jazz
 今日は久々にジャズ・レコードのお話。そもそも私がアナログ・レコード、それもオリジナル盤を買い始めたのはグランジ / オルタナやR&B / ヒップホップまみれの90年代洋楽チャートに嫌気がさしてコンテンポラリーなロック・ポップスと決別し、他ジャンルを模索している中で聴き始めたモダン・ジャズがきっかけで、同じ演奏をCDとオリジナルLPで聴き比べてそのあまりの音の違いに衝撃を受け、ブルーノートやプレスティッジ、ベツレヘムといったレーベルを中心に、CDで聴いて特に気に入った盤をオリジナル盤で買うようになったのだった。あれから20年以上が経ち、欲しかったジャズのオリジナル盤はほとんど手に入れることが出来たが、未だに買えてない盤が数枚あって、何とかゲットしようと根気強くネットで網を張っていた。そして先日ついにその中の1枚をめでたく入手できたのだが、そのレコードこそ今日取り上げるビル・エヴァンスの「Portrait In Jazz」ステレオ1stプレス盤なのだ。
 このレコードは音の悪いオルフェウムのリイシュー盤なら簡単に手に入るが、オリジナルであるリヴァーサイドの黒レーベル盤となると中々市場に出てこないし、ごくたまに出てきても$300を超える超高値で、私なんかには手も足も出ない。今の時代、確かに金さえ出せば大抵の物は買えると思うが、それではそのレコードを聴くたびに毎回 “ぼったくられたなぁ...” という忸怩たる思いが頭をよぎることになって、音楽を聴く喜びよりも不愉快な気持ちが先に立ってしまう。私はいくらそのレコードが欲しくても、自分が考える適正価格以上の値が付いたレコードは絶対に買わない主義なので、「Portrait In Jazz」のステレオ1stプレスを中々手に入れることができなかったのだ。
 今年に入って狂ったような円安に突入したのと、Discogsの改悪に愛想が尽きて絶縁処分にしたことのダブルパンチで海外からレコードを買うペースがガクンと落ち、エヴァンス遠のいてしもうたなぁ... と半ば諦めていたのだが、先月 Discogsの代わりにチェックするようになった CD and LP というサイトに「Portrait In Jazz」ステレオ黒レーベル盤が出品されているのを発見。値段を見ると驚いたことに $75という嘘みたいな低価格。慌てて商品説明を読むと、盤質は VG(plays with some crackle)なのだがジャケットに難ありということで G+ が付けられている。私は盤質さえOKなら余程のことがない限りジャケットのダメージは気にならないので、送料込みで VG盤が1万円ちょいで手に入るなら安いモンと思い、ダメ元の値下げ交渉も成功して$70でゲット。まさかこの円安の逆境の中でビルエバはんの垂涎盤がこんなに安く手に入るとは夢にも思わなんだ。人生とは不思議なモンである。
 届いた盤はスパイン部分に貼られたセロテープが茶色く変色してパラパラと剥がれてたり、ジャケットの底が完全に抜けてたり、裏ジャケに前所有者の名前が太いマジックでデカデカと書かれてたりで、これなら確かに由緒正しいコレクターには見向きもされないだろうという満身創痍ジャケだったが、盤の方はパッと見は大きなキズも無く一安心。最近の私的デフォルトになった3回連続超音波洗浄(←効果のほどは分からんけど1回きりよりは何かキレイになる気がする...)を施してからいよいよターンテーブルに乗せる。少なくとも見た目上はピッカピカのNM盤だ。
 実際に音出ししてみると、曲によって VG になったり VG+ になったり Ex になったりという感じだが、一番チリパチの大きな箇所でもリスニングの邪魔になるというほど酷くはない。特に大好きな「枯葉」「ウィッチクラフト」「ペリズ・スコープ」が Ex レベルの再生音で聴けるのがホンマにラッキーだ (^o^)丿 サックスやトランペット入りのにぎやかなジャズとは違い、ピアノ、ベース、ドラムスだけのピアノトリオ盤は繊細さこそが命なので盤質がめちゃくちゃ重要なんである。
 このレコードはオリジナル・モノラル盤(青レーベル)も持っているが、A②「枯葉」がモノとステレオで別のテイクが入っているということで、是非ともステレオのオリジナル盤を聴いてみたかったのだ。で、聴いてみた感想としては、しっかりとした芯のある音で特にエヴァンスのピアノの音が太く入っていて “ピアノが主役のトリオ” としての丁々発止のインタープレイが楽しめるモノ盤(←モチアンのブラッシュもしっかりした音で入っているが、ラファロのベースは何故か少しこもって聞こえる...)に対し、ステレオ盤の方はラファロのベースのキレが圧倒的に素晴らしく(←相対的なものかもしれないがピアノやシンバルの高域のヌケはイマイチ)、ベース中心の三位一体プレイが生み出す躍動感を存分に味わえる。極論すれば、エヴァンスを中心に聴くならモノ、ラファロを中心にトリオとしての進取性を楽しみたければステレオ、と言えるかもしれない。個人的な好みで言うと、ピアノのイントロの後に入っているラファロの“グィ~ン” というチョーキングがたまらないモノ・ヴァージョンに軍配を上げたい。
Autumn Leaves (Mono)

Autumn Leaves (Stereo)

 レコード・コレクションをしている人間にとって、長い間ずーっと欲しかったレコードをついに手に入れた時の喜びというのは筆舌に尽くし難いものがあるが、そういう意味でこの「Portrait In Jazz」ステレオ黒レーベル盤の入手はめちゃくちゃ嬉しい出来事だった。入手困難盤ゲットの秘訣は焦らずにただひたすら待つ... これに限りますな。

Sophie Burrell のHRギター・カバー特集

2022-12-14 | Rock & Pops (80's)
 この前YouTubeでエディー・ヴァン・ヘイレンのライヴ映像を見ていた時のこと、右端の関連動画欄の中にひときわ異彩を放つ女性ギタリストの姿があった。彼女の名前は Sophie Burrell といって、「You Really Got Me」をギターでカバーしているらしいのだ。“またどこぞの女性ユーチューバーが再生回数を稼ぐためにスケベな格好でなんちゃってカバーしとるんかな...” という考えが一瞬頭をよぎったが、“それにしてもよりにもよってヴァン・ヘイレンを選ぶとは怖いモン知らずな女やな...” と興味を引かれ、とりあえず見てみることにした。
 最初の1:30ほどスポンサーへのヨイショが終わると(←これマジうざい...)彼女がおもむろにギターを弾き始めた。太ももむき出しで脚を組んでギターを抱え、リズムを取りながら気持ちよさそうにギターを弾いていくのだが、余裕綽々という感じでエディーの必殺フレーズをなぞっていく。うわぁ、これはガチやん!と感心し、「Ain't Talkin' 'Bout Love」「Panama」「Judgement Day」といった他のVHナンバーのカバーを立て続けに見てみたが、どれもこれも素晴らしいプレイの連続で、私はすっかりこの女性ギタリストが気に入ってしまった。
YOU REALLY GOT ME - VAN HALEN | Guitar Cover by Sophie Burrell

AIN'T TALKIN' 'BOUT LOVE - Van Halen | Guitar Cover by Sophie Burrell

PANAMA - Van Halen | Guitar Cover by Sophie Burrell

JUDGEMENT DAY - Van Halen | Eventide MicroPitch Delay

 ヴァン・ヘイレンのカバーを一通り堪能した後、“他にはどんな曲やってるんやろ?” と思って動画を見てみると、モトリーの「Kickstart My Heart」やポイズンの「Nothin' But A Good Time」、ガンズの「Sweet Child O' Mine」と、私の嗜好のスウィートスポットを直撃するような神選曲だ。私は大コーフンしながら次から次へと彼女の動画を見ていったが、そのどれもがオリジナル・アーティストへの愛情と敬意に満ちた見事なプレイで、動画の全編から “私はこの曲が大好きなんよ!!!” 感がビンビン伝わってくる。80'sロック好きにはたまらない名カバー連発だ。
KICKSTART MY HEART - Mötley Crüe | Guitar Cover by Sophie Burrell

NOTHIN' BUT A GOOD TIME - Poison | Guitar Cover by Sophie Burrell

SWEET CHILD O' MINE - Guns N' Roses Guitar Solo | Guitar World x Martin Guitar #NoLimitsChallenge

 しかし私が彼女を “只物ではないな...” と思った最大の理由は80'sハードロック・クラシックスに混じってピンク・フロイドのカバーを演っていたこと。“へぇ~、このネーチャン、フロイドも好きなんか...” と興味を引かれて早速見てみたところ、これがもう空恐ろしいほどの完コピでビックリ。大袈裟ではなく、まるでデビッド・ギルモアが憑依してるんちゃうかと思ってしまうくらい本物にそっくりなのだ。彼のエモーショナルなプレイを再現するのはハードロックの速弾きを真似るのとは又違った難しさがあると思うのだが、彼女はフレーズだけでなくギルモアの微妙な音色の彩や味わい、キメ細やかなニュアンスまでも見事に再現しているのだから驚くなという方が無理。この「Top 3 Pink Floyd Solos」という動画には彼女のピンク・フロイドへのリスペクトが凝縮されていて大いに感銘を受けた。特に「Shine On You Crazy Diamond」の情感溢れるソロは鳥肌モノだ。
Top 3 Pink Floyd Solos | Guitar Cover by Sophie Burrell

 ということで、今日はYouTubeで偶然見つけた凄腕女性ギタリストを取り上げたが、今回の一件で改めて “80年代ロックって名曲の宝庫やなぁ...” との思いを強くした。そういえばこの前たまたま「Best Hit USA」で最新のUSシングル・チャートを見る機会があったのだが、どれもこれも無味乾燥なゴミ曲ばっかりで呆れてしまった。今のアメリカ人ってホンマにこんな眠たい曲ばっかり聴いとるんかいな??? そんな退屈きわまりないコンテンポラリー・ヒット・チャートを見るにつけ、自分はホンマに音楽のエエ時代を体験できてラッキーやったなぁとほくそ笑んでいる今日この頃だ。

「Walls And Bridges」イスラエル盤

2022-12-08 | John Lennon
 先週久しぶりにB-SELSに行ってきた。これまでも辺境盤の比率は結構高かったが、改めて壁面を飾っているレコードを見回すと、グアテマラにニカラグアにモザンビーク(←なんかゲリラがいそうなイメージの国ばっかりな気が...)と、更に凄まじいことになっていた。今話題のコスタリカ(笑)盤も “どーだ、参ったか!” とばかりに壁の高いところから店内を睥睨している。ちょうど日本がスペインに勝った日だったので、“スペイン盤フェアとかやらないんですか?” とアホなことを訊いたらSさんに笑われてしまった。
 エサ箱をチェックした後、いつものように美味しいコーヒーをいただきながら “お店の中がワールドカップや~” と彦摩呂みたいなことを言ったらまたまたSさんに大笑いされてしまったが、冗談抜きでインド盤や南ア盤の存在が全く目立たないくらいに充実した各国盤の品揃えである。日本はおろか、世界中を探してもこれほどビートルズの各国盤を大量に在庫しているアナログ・レコード店は無いのではないか。そう言えば私がお店に居た時にたまたま外国人のお客さんが入ってこられたのだが、店内を見回してそのバラエティー溢れる品揃えに圧倒された様子で、お店を出られる時に “Good collection!” と感心されていた。極東の国のド田舎にまさかこんな凄いお店があるなんて、さぞや驚いたことだろう。
 で、ここからが今日の本題だ。去年から今年にかけて各国盤の中でも特に力を入れて集めてきたイスラエル盤のコレクションが充実してきて嬉しい限りなのだが、中でもジョンのソロをあるセラーから一気にドバーッと買えたのがめちゃくちゃデカい。稀少でありながら人気薄のイスラエル盤らしく、1枚平均 $12~$15で買えてラッキーラララだったが、そんな中で1枚だけ $20という高値だったのが「Walls And Bridges」だった。
 その理由はもちろん他国の盤とは一味も二味も違うディフ・ジャケにあることは火を見るよりも明らかだが、私の狙いはもちろんイスラエル盤ならではの低音の効いた音作りでこのアルバムを楽しむことで、ジャケットはオマケのようなモノだ。それに、他の各国盤と比べれば $20なんて最安盤の部類に入るだろう。イスラエルは送料も安いので大助かりだ。
 発送から3週間で届いたレコードはスパイン部にセロテープが貼ってあって表ジャケがやや汚れているのと裏ジャケの歌詞印刷の余白部に青ペンでワケのワカラン落書きがしてあるが、ジャケットの状態に拘らない私としては問題ない。てゆーか、イスラエルは何故かジャケットの状態の悪い盤が多いので、この程度なら余裕でOKだ。
 次に盤を取り出してまず目視チェック。見た限りでは良くも悪くもない典型的なVG盤だ。マトはA面が手書きの SW 1- 3416-Z5 に線を引いて消してあってその横に “✳ MCR” と刻まれており、センター・レーベルギリギリの所に機械打ちで YEX 937-Z5、B面も同様に手書きの SW 2- 3416-Z6 に線を引いて消してあるが、それに続くのは “✳”のみで “MCR” は無い。
 盤に針を落として聴き始めたところ、いきなりA①「Going Down On Love」の途中で針飛びしてビックリ(゜o゜)  しかも複雑骨折よろしく数ヶ所飛びまくったので慌てて針を上げてよくよく見ると、確かにヤバそうな横キズが数ヶ所確認できた。あちゃー(>_<) と凹みながら試聴を再開したところ、A②「Whatever Gets You Thru The Night」でも盛大に針飛びしてさすがの私もブチギレ。即座にセラーに “アンタもプロやったら針飛びせぇへん「Walls And Bridges」を見つけて送ってこんかい!” と怒りのメールをしたところ、向こうは “全額返金するから勘弁してm(__)m” と平謝り。まぁ無いモンはしゃあないので、それで手打ちにすることにした。
 針飛びするレコードなんか聴く気になれないのでそれからしばらくの間は放置していたのだが、ダメ元でB-SELSのSさんに診てもらおうと思い付き、お店に持って行って入院させることにした。Sさんはお忙しいのに嫌な顔一つせずに引き受けて下さり、その次に伺った時にはちゃーんと針飛びが直っていたのだからもうさすがとしか言いようがない。Sさん、いつも助けて下さってホンマにありがとうございます。感謝感謝です。
 ということで無事針飛びが直った「Walls And Bridges」、盤質は所々チリパチが入るVG~VG+ レベルで、鑑賞に特に問題はない。音作りの傾向としては基本的にUK盤と同じで、イスラエル盤ならではのベースの響きとか、低音の太さとかは感じられない。まぁイスラエル盤の全部が全部、あの「Abbey Road」や「A Hard Day's Night」、「Help!」みたいなえげつない爆音で鳴るワケがないので、まぁこんなモンかという感じだ。
 さっきeBayで見たらこのレコードには $50の値が付けられており、再発のPortraitレーベル盤ですら $40もしていてちょっとビックリ。音はホンマに普通なので(←決して悪い意味ではなく、突出した特徴がないということです...)、やはりこのディフ・ジャケに人気があるのだろう。まぁ私としては一度は諦めた針飛び盤がSさんのお蔭で生き返り、結果としてタダで手に入ったことになるので万々歳と言える。Sさんホンマにありがとうございました!

【御礼】12/1付のB-SELSの「日記」に登場する東京の104(とし)さんからバターガレットをいただき恐縮しております。お会いしたこともない私なんかにお土産をくださって、何とお礼を言って良いかかわりません。ホンマにありがとうございました。ご覧のとおり思いっ切り好みの偏ったブログですが、これからも出来るだけ続けていこうと思いますので楽しんでいただければ嬉しいです。

【W杯1次リーグ突破記念】クリスタルズ特集

2022-12-03 | Wall Of Sound
 私はサッカーに関してはメッシとロナウドとネイマールぐらいしか知らない超ド素人だが(→正直言うと日本代表の名前は一人も知らんかった...)、ワールドカップの時だけはミーハー根性丸出しで思いっきり盛り上がる。それにしてもまさか日本がドイツとスペインに勝つとは夢にも思わなんだが、テレビを見ていて試合以外で気になったのが CMから試合中継に戻る時に流れる音楽だ。いったんもめんみたいなのが砂漠やスタジアムの上空を飛んでる映像のバックに流れる “タン タ タン タン♪” というあの短いフレーズである。これが私には何度聴いても「Then He Kissed Me」のイントロに聞こえてしまうのだ。最初聴いた時は “何でフィル・スペクター???” と不思議に思ったが、どうやらこれが今回のW杯の公式テーマ曲らしい。
The Official FIFA World Cup Qatar 2022™ Theme | FIFA World Cup 2022 Soundtrack

 というワケで、ワールドカップ1次リーグ突破記念としてクリスタルズの特集をやってみることにした。

①Da Doo Ron Ron(Philles 112)
 クリスタルズ最大のヒット曲は全米1位になった「He's A Rebel」かもしれないが、曲の知名度や出来の良さ、カヴァー人気という点ではこの「Da Doo Ron Ron」の方が数段上だろう。全米チャートの詳細な資料を最近手に入れたので調べてみたら、80⇒54⇒37⇒19⇒13⇒5⇒3位という凄いペースでチャートを駆け昇ってきたものの、レスリー・ゴーアの「It's My Party」(60⇒26⇒9⇒1位ってまるでビートルズみたいな急上昇ぶりやな...)と坂本九の「Sukiyaki」(こっちは3週連続1位!!!)の牙城を崩せなかったということらしい。
 私がこの曲を最初に聴いたのはCD黎明期に買ったオールディーズの怪しげなコンピ盤で、そのキャッチーなメロディーと弾むようなリズムがいっぺんに気に入ったのだが、バックの楽器の音がどこをどう聴いても60'sオールディーズっぽくなかったので色々調べてみたら案の定再録ヴァージョンだった。それからしばらく経ってようやく真正本物ヴァージョンを聴くことができてメデタシメデタシとなった次第。ただ、私の体験上オールディーズの名曲の再録ヴァージョンってほとんどの場合期待ハズレに終わることが多いのだが、この曲に限ってはキラキラしたポップ感全開で迫る再録ヴァージョンの方も捨て難い魅力があって、私は両方とも気に入っている。
Da Doo Ron Ron [日本語訳・英詞付き] ザ・クリスタルズ

Da Doo Ron Ron (Rerecorded)


②Then He Kissed Me(Philles 115)
 今回の特集のきっかけとなったこの曲はクリスタルズの、いや、フィル・スペクターの全楽曲中でも三指に入る愛聴曲。初めて聴いたのはキッスによるカヴァーで、その後も本家クリスタルズを始め、ビーチ・ボーイズやマーサ&ヴァンデラス、レイチェル・スウィートと名カヴァーが目白押しだが、最近特に気に入っているのがスペクター・マニアで知られるブルース・スプリングスティーンが2008年にセントルイスのスコットトレードセンターで行ったライヴのオープニング・ナンバーとして取り上げ、後にライヴ・アーカイヴ・シリーズとしてオフィシャル・リリースされた音源で(←1975年以来33年ぶりにセトリに復活というのが凄い!)、この曲への愛情とリスペクト溢れる神カヴァーだと思う。“名曲は時代を超える” を地で行くこの「Then He Kissed Me」、まさにブラボー!と快哉を叫びたくなるキラー・チューンだ。
The Crystals - Then He Kissed Me (With Lyrics)

Then She Kissed Me (Live at the Scottrade Center, St. Louis, MO - 08/23/08 - Official ...


③I Wonder(London 9852)
 この曲は私がまだフィレス・レーベルのアーティスト達の複雑な事情もフィル・スペクターの鬼畜な性格も知らない音壁初心者だった頃に購入したロネッツのCDに入っているのを聴いて大好きになったもので、私は何の疑いも抱かずにロネッツの曲だとばかり思っていた。ところがその後手に入れたクリスタルズのCDにもこの曲が入っていたので “どういうこっちゃねん?” と訝しがりながらも大好きな曲が色んなヴァージョンで聴けるのが嬉しくてすぐに聴き比べをやってみた。
 ところが流れてきた曲はロネッツのヴァージョンとはかなり違う中途半端なアレンジで、ロネッツ版の完璧なアレンジでクリスタルズ版「I Wonder」が聴けると思っていた私は肩透かしを食ったのだった。クリスタルズ版が先に世に出ていることを考えると、畜生のスペクターがまずクリスタルズを実験台にして試行錯誤中のアレンジを試し、それを更に改良して完成度を高めたアレンジを自分の女であるヴェロニカのロネッツに提供したのではないかと想像を逞しくした。
(54) The Crystals - I Wonder

Ronettes - I Wonder on Mono 1964 Phil Spector Records.


④Little Boy(Philles 119)
 フィル・スペクターは嫁さんのロニーを自宅軟禁状態にしてモラハラしまくるわ、ジョンの「Rock 'n' Roll」のレコーディング・テープを持ち逃げするわ、ラモーンズとのレコーディング時にはムシャクシャすると天井に向かって拳銃をぶっ放すわ、挙句の果てに自宅で女優を射殺して刑務所にぶち込まれ、そこでコロナ感染してあっけなく死んでしまうわと、人としてはまさに絵に描いたような畜生中の畜生なのだが、プロデューサーとしてはレジェンド・クラスの超一流で、彼の “ウォール・オブ・サウンド” は人類音楽史上屈指の大発明と言っても過言ではないと思う。
 スペクターがフィレス・レーベルの総力を結集して作り上げた「A Christmas Gift For You」というクリスマス・アルバムは同レーベルの「Presenting The Ronettes featuring Veronica」と並ぶスーパーウルトラ大名盤だが、クリスタルズのこの「Little Boy」はそんなクリスマス・アルバムのエッセンスを3分にギュッと濃縮還元したかのようなポップな仕上がりになっている。てゆーか、バック・トラックだけ聴いたらほとんど違いがワカランかったりして...(笑)
1964 Crystals - Little Boy

 ということで、ワールドカップ⇒クリスタルズ⇒クリスマスと見事に(?)つながった今回の特集でした。あさってはいよいよベスト8をかけたクロアチア戦... ニッポンがんばれー!!!