shiotch7 の 明日なき暴走

ビートルズを中心に、昭和歌謡からジャズヴォーカルまで、大好きな音楽についてあれこれ書き綴った音楽日記です

ビートルズ・ルーツ特集③The Shirelles

2015-09-26 | Oldies (50's & 60's)
 私がシュレルズという名前を初めて目にしたのはビートルズの「プリーズ・プリーズ・ミー」日本盤LPのライナーノーツで、そこに「ベイビー・イッツ・ユー」と「ボーイズ」のオリジナル・アーティストとして紹介されていたのだが、当時は他のアーティストよりもビートルズの未聴のレコードをもっともっと聴きたいということしか頭になかったのでビートルズがカヴァーした原曲にまで興味を示すことも無く、ただ “シュレルズ” という名前だけが記憶の片隅に微かに残っただけだった。
 それからかなりの年月が経ち、本格的にオールディーズにハマって色々と聴き漁っていた時に出会ったのが彼女達にとって最大のヒット曲「ウイル・ユー・ラヴ・ミー・トゥモロウ」だった。そう、シュレルズと言えば何はさておき「ウイル・ユー・ラヴ・ミー・トゥモロウ」なんである。ゴフィン=キングが書いたこの名曲はまさにドリーミィなポップスの王道を行くもので、この曲によってシュレルズはポピュラー音楽史にその名を深く刻み込んだと言えるだろう。因みに1960年代当時にリアルタイムでトップランク・レコードから発売されていたこの曲の国内盤シングル・ジャケットの表記が「ウィル・ユ・ラブ・ミ(笑)・トゥモロウ 唄)ザ・シャイアルズ」となっていたり、ダイレクトにローマ字読みして “シレルズ” と呼ぶ人もいたりするが、正しいグループ名の発音はもちろん “シュレルズ” だ。
 今年に入って私がロネッツやクリスタルズ、シフォンズといったガール・グループのUSオリジナル・シングル盤をガンガン買いまくったことはこのブログにも書いたが、3月にアメリカのレコ屋からシングル盤を大量一括購入した時にこのシュレルズの「ウイル・ユー・ラヴ・ミー・トゥモロウ」も一緒にゲット、セプターという希少レーベルながら盤質VG++(中の上)のブツをわずか$7.00(約850円)で手に入れることが出来て大喜びしたものだ。
 送られてきた盤は “一体どんな凄い音がするんやろ???” というワクワクドキドキ感と“もし盤質悪かったらイヤやなー” という不安が入り混じった独特の緊張感の下で1枚1枚チェックしていくのだが、この「ウイル・ユー・ラヴ・ミー・トゥモロウ」を何気なしに裏返してB面を見ると、そこには何と「Boys」と書かれてあるではないか! シュレルズの「Boys」... ってひょっとしてビートルズがカヴァーしたヤツのオリジナル・ヴァージョンやん! うわー、めっちゃラッキーや!!! 私はビートルズ以外のシングル盤はB面に何が入ってるかなんてほとんど気にせずに買っていたが、このシュレルズ盤に関してはB面がビッグ・サプライズだったというワケだ。
 ということでめっちゃテンションが上がった私はお目当てだったA面をすっ飛ばして先にB面の「Boys」に針を落とした。グルーヴィーなピアノのイントロに続いてスピーカーから勢いよく飛び出してくるリード・ヴォーカルと弾けるようなバック・コーラスとの絶妙な掛け合いは、ゴスペルをルーツとするシュレルズならではの素晴らしさ。中間部のサックス・ソロもゴキゲンだ。それにしてもシングル盤のB面にひっそりと(?)収録されたこんな隠れ名曲に目を付けるなんて、さすがはビートルズである(≧▽≦) 
 そんなビートルズのカヴァー・ヴァージョンではリンゴがリード・ヴォーカルを取っているが、どちらかと言うとあまりロックンロール向きではない声質のリンゴがこの曲ではまさに元気ハツラツといった感じのイケイケ・ヴォーカルを披露しているところが私的には大いに気に入っている。特にギター・ソロに入る直前で “オーライ、ジョージ!” と叫ぶところなんてもうノリノリだ(^o^)丿 バックに回ってそんなリンゴをガッチリと支える3人のコーラス・ワークも絶品で、やっぱりビートルズはヴォーカル・グループの鑑やなぁ...とつくづく思う。
The Shirelles - Boys (1960)

The Beatles - Boys (2009 Mono Remaster)


 「ボーイズ」で味をしめた私が次に狙ったのが同じシュレルズの「ベイビー・イッツ・ユー」だった。このシングルは上記のレコ屋の在庫には無かったのでeBayで探していたところ、盤質VG+で$5:99(約730円)のブツを発見、レーベル面にワケの分からん書き込みがあるせいで安く出品されていたようだが、レーベル面の落書きなんて一向に気にならない私にとってはこのような格安 WOL(words on label)盤は願ったり叶ったりだ。しかも同じセラーが出していたエヴァリー・ブラザーズやリッチー・ヴァレンスのシングル盤と一緒に買ったので送料も安く上げることが出来て大ラッキー(^.^)  程度の良い中古レコードを安く手に入れた時の喜びは何物にも替え難い。
 シュレルズによるオリジナル・ヴァージョンはまさにダイアモンドの原石と言った感じのシンプルなアレンジがエエ感じで、無名時代のバート・バカラックが書いた美しいメロディーをガール・グループならではの親しみやすいサウンドで聴かせてくれる。しかし、しかしである。ビートルズのヴァージョンを聴いてしまうとこの “良く出来た” シュレルズ・ヴァージョンが瞬時にして砕け散る。しゃあない、なにしろヴォーカルがジョン・レノンなのだ。砕け散ってこそ本望と言うべきだろう。それほどこの曲のジョンのヴォーカルは凄い、いや凄すぎる。要所要所で炸裂する必殺の “オッオ~♪” のセクシーな響きといい、聴き手を高揚させておいて “コズ ベイビー イッツユー♪” でビシッとキメルるカッコ良さといい、何度聴いてもジョンの歌声に背筋がゾクゾクする。この変幻自在に聴き手の心を揺さぶるヴォーカルの圧倒的な存在感こそがジョン・レノンの天賦の才なのだろう。
The Shirelles - Baby It's You

The Beatles- Baby It's You (2009 Mono Remaster)
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ビートルズ・ルーツ特集②Marvelettes & Cookies

2015-09-18 | Oldies (50's & 60's)
ビートルズ・ルーツ特集第2弾はマーヴェレッツとクッキーズ。前回に引き続きガール・グループ・オリジナルとの聴き比べでお楽しみください。

①Please Mr. Postman / Marvelettes
 私が最初に買った洋楽のレコードはカーペンターズで、中でも「プリーズ・ミスター・ポストマン」という曲はそれまでコテコテの昭和歌謡しか聴いたことが無かった私にとって実に新鮮なメロディーとサウンドを持っており、たちまち夢中になって来る日も来る日も同じレコードを繰り返し聴いて悦に入っていた。しかしその後しばらくしてビートルズのヴァージョンを聴いた時、頭をハンマーでガツンとやられたような凄まじい衝撃を受けた。
 一聴するとカーペンターズの方が遥かにモダンで、まさに “洗練の極み” とでも言うべきサウンドなのだが、ビートルズによるこのカヴァーは、荒削りながら何か聴き手の気持ちをドンドン叩くようなところがあり、心に引っ掛かって何度も何度も脳内リピートされるのは武骨でエネルギーに満ち溢れたビートルズの方だった。特にジョンの艶々した歌声の吸引力は凄まじく、絶妙な “間” を活かしたバック・コーラスとのコール&レスポンスもたまらんたまらん(≧▽≦)  この曲はアルバム「ウィズ・ザ・ビートルズ」の中でも三指に入る名曲名演だと思っている。
 そんな私がこの曲のオリジナルであるマーヴェレッツのヴァージョンを聴いたのはかなり後になってからのことで、その典型的なデトロイト系黒人ガール・グループ・サウンドのグルーヴが大いに気に入り、魅力的なジャケット・デザインに魅かれたこともあって、この曲が入った彼女らのデビュー・アルバム(←しかも白レーベル!)を買ってしまったほどだった。今回45回転7インチ盤を $6.78(約820円!)で手に入れたのでLPの音と聴き比べてみたところ、予想通りシングル盤の方がギザッとくる荒ぶった音(?)がして大喜び(^o^)丿 ビートルズやロネッツでもそうだったが、状態の良い初期プレスの45回転盤をモノ針で聴く、というのが今の私にとって最高の贅沢なのだ。
Please Mr. Postman - The Marvelettes (1961) (HD Quality)

The Beatles - Please Mister Postman (2009 Mono Remaster)


②Chains / Cookies
 クッキーズはキャロル・キングやリトル・エヴァが所属していたディメンション・レコードから数枚のシングルを出したNYブルックリンの黒人ガール・グループで、リトル・エヴァの「ロコモーション」でバック・コーラスを担当したことでも有名だ。この「チェインズ」は「ロコモーション」と同じくキャロル・キング=ジェリー・ゴフィンの作品で、そのせいか同じブラック・ミュージックでも上記のマーヴェレッツのようなモータウン系グループとは少し肌合いが異なり、ブリル・ビルディング系ならではの音作りがなされている。黒人音楽に傾倒し、ガール・グループをこよなく愛し、ゴフィン=キングをリスペクトするビートルズがクッキーズをカヴァーしたのも当然の成り行きと言えるだろう。コーラス・ワークだけでなく、初期ビートルズの大いなる魅力の一つとなったハンドクラッピングの効果的な使い方にもガールグループからの影響が見て取れるが、この曲なんかはその典型と言ってもよさそうだ。
 リード・ヴォーカルのアール・ジーンのソフトでちょっとハスキーな歌声は “コテコテの黒人音楽はちょっと苦手...(>_<)” という人でも抵抗なく楽しめそうな心地良さで、バック・コーラスとの掛け合いも絶妙だ。あの竹内まりや姐さんにも大きな影響を与えた名ヴォーカル・グループ、クッキーズの真骨頂とでも言うべき名曲名演になっている。尚、このシングル盤も上記のマーヴェレッツと同じレコード屋からまとめて大人買いしたもので、こちらは更に安くてたったの $5.00(約600円)だった。アメリカからの送料を考えると7インチ盤は10枚単位でごそっと買った方が断然安上がりだ。
 ビートルズのヴァージョンはクッキーズのオリジナルよりもアップテンポで演奏されており、ジョージの生硬な歌声とジョンとポールの変幻自在なバック・コーラスが生み出すコントラストの妙が一番の聴き所。偶然そうなったのか、あるいは意図的にジョージのヴォーカリストとしての “青臭さ” を巧く利用したのかは分からないが、いずれにせよビートルズのコーラス・ワークの素晴らしさを堪能できる1曲であることは間違いない。歯切れの良いギター・ストロークもこの曲の名演度アップに大きく貢献していると思う。
The Cookies - Chains (1962)

The Beatles - Chains (2009 Mono Remaster)
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ビートルズ・ルーツ特集①The Donays

2015-09-12 | Oldies (50's & 60's)
 最近オールディーズのオリジナル・シングル盤にハマっている。去年のちょうど今頃のことだったと思うが、たまたま手に入れたビートルズのUKシングル盤を聴いてリマスターCDが逆立ちしても敵わないアナログ45回転盤ならではの音の生々しさにすっかり心を奪われた私はビートルズのUKシングルを全部いった後も、ロネッツやクリスタルズ、スプリームズといったお気に入りガール・グループのシングル盤を次々とゲットしていった。
 そんなアナログ・シングル盤蒐集は4月のポール来日とその後の武道館祭りでしばらく中断していたのだが、ルビジウム盤CDとSNEの総集編BD-Rでポール祭りが一段落したこともあって、45回転盤フィーバーが再発したという次第。で、ガール・グループの次のターゲットはビートルズがカヴァーした曲の、オリジナル・アーティストによるシングル盤である。レアで高価なアルバム盤とは違い、オールディーズのシングル盤というのは eBay でも二束三文で出品されていることが多く、盤質VGなら99¢スタートというアイテムも珍しくはないのだが、ビートルズがカヴァーした曲はやはり人気が高くてそれなりの値段がするし、盤質の良いブツにはビッドが集中して更に値段が吊り上るという按配だ。
 そんな中で私がまず目を付けたのがドネイズの「デビル・イン・ヒズ・ハート」である。実を言うと1~3月にかけて買いまくったガール・グループのシングル盤の中で唯一連敗を喫して手に入れることが出来なかったのがこのドネイズ盤で、その悔しさは武道館祭りの最中でも常に頭の片隅にあったのだが、スカパー放送が終わってeBayで検索を再開してみたところ、幸いなことに1枚出品されているのを発見、しかも嬉しいことに音の良い白レーベル盤(←オリジナルは同デザインの赤色レーベル)ではないか! 白レーベルというのはシングル発売前にラジオ・ステーションetcに配られるプロモ盤のことで、最初期プレスということもあって実に鮮度の高い音が楽しめて私的には最高なのだが、どういうワケか由緒正しい(?)コレクター諸氏の間では人気が無い。私にとってこれは千載一遇のチャンスである。
 このレコードはほとんど売れなかったこともあって市場に出回っている数が非常に少なく、アイテム説明には "Very hard to find” とか “Highly sought-after” といった言葉が並んでいるし、過去の落札価格を調べてみてもかなりの出費は覚悟せねばならない。MusicStackのセット・プライスでは何と$166.90というオドロキの高値がついている。私は何とか5,000円以内で手に入れたいなぁと思いながら日曜の朝6時に起きて渾身のスナイプを敢行したところ、何と£14.51で落札! やはり白レーベルは人気がないのかライバルは3人のみで、日本円にして約2,750円、しかも2位に£0.01差(←約2円!)という僅差でこの激レア盤が手に入ったのだから笑いが止まらない(^o^)丿
 そもそもこのドネイズというのはデトロイトを中心に活動する4人組ガール・グループで、1961年にローカル・レーベルのコレクトーンにデビュー曲「デビル・イン・ヒズ・ハート」を吹き込み、翌62年にニューヨークのブレント・レーベルからリリースされたが全くヒットせず、結局これ1枚でグループは解散してしまったようだ。普通ならこの時点でドネイズというグループも、「デビル・イン・ヒズ・ハート」という曲も人々の記憶に残ることなくこのまま埋もれてしまうところだったが、リバプールの船員経由なのか、それともブライアン・エプスタインが経営していたレコ屋経由なのかは分からないが、全米トップ100にすら入らなかったこの激レア・レコードを遠く離れたイギリスで手に入れたジョージ・ハリスンが「ウィズ・ザ・ビートルズ」でカヴァーし、この隠れ名曲は一躍有名になったのだ。
 オリジナルのドネイズ・ヴァージョンは、リード・ヴォーカルのイヴォンヌの伸びやかな歌声が一番の聴き所。、深~くエコーを効かせたマッタリ感溢れる演奏も、聴き手を優しく包み込むようなコーラス・ハーモニーも、フランキー・ライモンを想わせるような彼女の溌剌としたヴォーカルを見事に引き立てている。それにしてもこんなマイナーな曲に目を付けたジョージの慧眼には脱帽するしかない。
 ビートルズのヴァージョンはオリジナルへの愛情あふれるカヴァーに仕上がっており、特にバックのコーラス・ハーモニーの付け方を聴いていると、彼らがいかにガール・グループから強い影響を受けたのかがよく分かる。そして出藍の誉れよろしく、彼らはそれを見事に自家薬籠中の物としてオリジナルを超えてみせたのだ。とにもかくにもこの「デビル・イン・ハー・ハート」、ビートルズのコーラス・ハーモニーのルーツはガール・グループにあり、と声を大にして言いたくなる名カヴァーである。
Devil In His Heart - The Donays

The Beatles - Devil In Your Heart (Mono)
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マッシュアップ・ビートルズ特集2015 Part 2

2015-09-05 | Mashup
 私は異なった楽曲を組み合わせるマッシュアップが大好きで、これまでも当ブログで何度か特集してきたが、いつ何時面白い新作が出てくるわからないのでヒマさえあれば YouTube をチェックしている。そこで今日は4月にやったパート1以降に見つけた秀逸なネタをご紹介しようと思う。

①「Paperback Writer」+「My Sharona」(The Knack)
 ザ・ナックと言えば70年代の終わりに彗星のごとく現れ「マイ・シャローナ」の特大ヒットでポップス・ファンの記憶に残る偉大なる一発屋だが、その小気味よいロックンロール・サウンドから短期的とはいえ “ビートルズの再来” として騒がれた彼らの曲を本家本元のビートルズと組み合わせてみるという、今までありそうでなかったアイデアを上手く結実させたのがこの「マイ・ペイパーバック・シャローナ」だ。いくらザ・ナックがビートルズ直系のバンドとは言え、「マイ・シャローナ」の “ズズチャチャ ズッチャ♪” という軽快なリズムに「ペイパーバック・ライター」がこれほどぴったりハマるとは...(゜o゜)  後半部で繰り広げられる "Paperback writer...♪” と "My Sharona!" の掛け合い合戦(?)がたまらんたまらん(≧▽≦)
Go Home Productions: My Paperback Sharona (The Beatles vs The Knack)


②「I Saw Her Standing There」+「Micky」(Toni Basil)
 トニー・ベイジルの「ミッキー」は “ポップでダンサブル” という80'sポップスの方向性を決定づけた重要なナンバーのひとつだが、その曲を初期ビートルズ屈指のロックンロール「アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼア」と組み合わせてみようという発想自体が凄い。特にポールの “One, Two, Three, Four!” というカウントに続いて「ミッキー」の重厚なダンス・ビートが炸裂する瞬間の可笑しさを何と表現しよう? エンディングを上手くまとめられなかったのが玉にキズだが、ポールの声をサウンド・コラージュとして使うなど、それ以外のパートは実によく出来ており、これはもう職人さんのセンスとテクニックに脱帽するしかない。それにしてもコレ、何回聴いてもホンマにオモロイなぁ(^.^)
Beatles/Toni Basil - I Saw her Standing There - Mickey Mashup 2011 - PHILIPPINE MASHUP


③「Michelle」+「The Crystal Ship」(The Doors)
 ドアーズに関しては、「ライト・マイ・ファイアー」や「テイク・イット・アズ・イット・カムズ」といったアップテンポな曲は大好きなのだが、スローな曲になるとその度し難い暗さに辟易させられることも多い。ファースト・アルバムに入っていた「クリスタル・シップ」という曲もそういう理由であまり好きではなかったのだが、「ミッシェル」と組み合わされたこのマッシュアップでは驚いたことに私が苦手とする暗さが見事に中和されていてビックリ(゜o゜)  あの「ミッシェル」にこんな浄化作用があったなんて... マッシュアップは奥が深いわ(≧▽≦)
DJ Rozroz - Crystal Michelle (Doors/Beatles) MASHUP


④「Come Together」+「The Happiest Days Of Our Lives~Another Brick In The Wall, Part II」(Pink Floyd)
 ピンク・フロイドとビートルズのマッシュアップと言えば何はさておき「ウィッシュ・ユーワー・ヒア」と「ア・デイ・イン・ザ・ライフ」の組み合わせが頭に浮かぶが、「カム・トゥゲザー」をフィーチャーしたこのマッシュアップもそれに負けず劣らず素晴らしい。どうやらフロイドのプログレ・サウンドはジョンの声との相性が抜群に良いようだ。尚、動画では「ダーク・サイド・オブ・ザ・ムーン」のジャケットになっているが、フロイドの「ザ・ハピエスト・デイズ・オブ・アワ・ライヴズ」という曲はアルバム「ザ・ウォール」に収録されているのでお間違えなく。
MASH UP - VALERIO ZAPPA - BEATLES VS PINK FLOYD MASH UP


⑤「Can't Buy Me Love」+「Rehab」(Amy Winehouse)
 エイミー・ワインハウスの曲で私が唯一知っているのが「リハブ」という曲で、たまたま YouTubeでビートルズとのマッシュアップを見つけて聴いてみたらコレが実にエエ感じ。マージービートで換骨奪胎されたこの「キャント・バイ・ミー・リハブ」(笑)は何度も聴くうちに脳内リフレインを誘発する中毒性の高いマッシュアップに仕上がっており、その組み合わせの妙に唸ってしまう。中間部におけるギター・ソロのテンポの落とし加減も絶妙だ。
Can't Buy Me Rehab (Beatles/Amy Winehouse Mashup)

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