shiotch7 の 明日なき暴走

ビートルズを中心に、昭和歌謡からジャズヴォーカルまで、大好きな音楽についてあれこれ書き綴った音楽日記です

マッシュアップ・ビートルズ特集2015 Part 2

2015-09-05 | Mashup
 私は異なった楽曲を組み合わせるマッシュアップが大好きで、これまでも当ブログで何度か特集してきたが、いつ何時面白い新作が出てくるわからないのでヒマさえあれば YouTube をチェックしている。そこで今日は4月にやったパート1以降に見つけた秀逸なネタをご紹介しようと思う。

①「Paperback Writer」+「My Sharona」(The Knack)
 ザ・ナックと言えば70年代の終わりに彗星のごとく現れ「マイ・シャローナ」の特大ヒットでポップス・ファンの記憶に残る偉大なる一発屋だが、その小気味よいロックンロール・サウンドから短期的とはいえ “ビートルズの再来” として騒がれた彼らの曲を本家本元のビートルズと組み合わせてみるという、今までありそうでなかったアイデアを上手く結実させたのがこの「マイ・ペイパーバック・シャローナ」だ。いくらザ・ナックがビートルズ直系のバンドとは言え、「マイ・シャローナ」の “ズズチャチャ ズッチャ♪” という軽快なリズムに「ペイパーバック・ライター」がこれほどぴったりハマるとは...(゜o゜)  後半部で繰り広げられる "Paperback writer...♪” と "My Sharona!" の掛け合い合戦(?)がたまらんたまらん(≧▽≦)
Go Home Productions: My Paperback Sharona (The Beatles vs The Knack)


②「I Saw Her Standing There」+「Micky」(Toni Basil)
 トニー・ベイジルの「ミッキー」は “ポップでダンサブル” という80'sポップスの方向性を決定づけた重要なナンバーのひとつだが、その曲を初期ビートルズ屈指のロックンロール「アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼア」と組み合わせてみようという発想自体が凄い。特にポールの “One, Two, Three, Four!” というカウントに続いて「ミッキー」の重厚なダンス・ビートが炸裂する瞬間の可笑しさを何と表現しよう? エンディングを上手くまとめられなかったのが玉にキズだが、ポールの声をサウンド・コラージュとして使うなど、それ以外のパートは実によく出来ており、これはもう職人さんのセンスとテクニックに脱帽するしかない。それにしてもコレ、何回聴いてもホンマにオモロイなぁ(^.^)
Beatles/Toni Basil - I Saw her Standing There - Mickey Mashup 2011 - PHILIPPINE MASHUP


③「Michelle」+「The Crystal Ship」(The Doors)
 ドアーズに関しては、「ライト・マイ・ファイアー」や「テイク・イット・アズ・イット・カムズ」といったアップテンポな曲は大好きなのだが、スローな曲になるとその度し難い暗さに辟易させられることも多い。ファースト・アルバムに入っていた「クリスタル・シップ」という曲もそういう理由であまり好きではなかったのだが、「ミッシェル」と組み合わされたこのマッシュアップでは驚いたことに私が苦手とする暗さが見事に中和されていてビックリ(゜o゜)  あの「ミッシェル」にこんな浄化作用があったなんて... マッシュアップは奥が深いわ(≧▽≦)
DJ Rozroz - Crystal Michelle (Doors/Beatles) MASHUP


④「Come Together」+「The Happiest Days Of Our Lives~Another Brick In The Wall, Part II」(Pink Floyd)
 ピンク・フロイドとビートルズのマッシュアップと言えば何はさておき「ウィッシュ・ユーワー・ヒア」と「ア・デイ・イン・ザ・ライフ」の組み合わせが頭に浮かぶが、「カム・トゥゲザー」をフィーチャーしたこのマッシュアップもそれに負けず劣らず素晴らしい。どうやらフロイドのプログレ・サウンドはジョンの声との相性が抜群に良いようだ。尚、動画では「ダーク・サイド・オブ・ザ・ムーン」のジャケットになっているが、フロイドの「ザ・ハピエスト・デイズ・オブ・アワ・ライヴズ」という曲はアルバム「ザ・ウォール」に収録されているのでお間違えなく。
MASH UP - VALERIO ZAPPA - BEATLES VS PINK FLOYD MASH UP


⑤「Can't Buy Me Love」+「Rehab」(Amy Winehouse)
 エイミー・ワインハウスの曲で私が唯一知っているのが「リハブ」という曲で、たまたま YouTubeでビートルズとのマッシュアップを見つけて聴いてみたらコレが実にエエ感じ。マージービートで換骨奪胎されたこの「キャント・バイ・ミー・リハブ」(笑)は何度も聴くうちに脳内リフレインを誘発する中毒性の高いマッシュアップに仕上がっており、その組み合わせの妙に唸ってしまう。中間部におけるギター・ソロのテンポの落とし加減も絶妙だ。
Can't Buy Me Rehab (Beatles/Amy Winehouse Mashup)

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マッシュアップ・ビートルズ特集2015

2015-04-11 | Mashup
 ポールの大阪公演まであと10日となった今日、クラウドサージで取ったチケットがキョードー東京からクロネコ便で届いた。実は4月に入ってから目のまわるような忙しさで疲労困憊していたところに昨日あたりから風邪気味で今日は一日グッタリしていたのだが、これは何としても来週までに治さなければいけない。こんな時は何も考えずに笑えるネタが一番だ。ということで今日は久々にマッシュアップ特集をやりたいと思う。

①「A Hard Day's Night」+「Girls Girls Girls」(Motley Crue)
 常にクオリティーの高いマッシュアップ作品を生み出し続けているオーストラリアのマッシュアップ・アーティスト、Wax Audioの新作がこれ。以前取り上げたメタリカもそうだったが、マッシュアップにおけるビートルズとヘビメタの相性は抜群で、この作品でも違和感を感じさせない音声ミキシングと映像処理で大いに楽しませてくれる。リンゴの爆裂ドラミングやポールのヘッドバンギング(笑)のシーンも良く出来ていて感心してしまったが、何と言ってもモトリーのラウドなメタル・サウンドを向こうに回して一歩も引かずに圧倒的な存在感を示すジョン・レノンの歌声が一番の聴きどころ。ジョンの歌声は史上最強だ。
A Hard Girls' Night (The Beatles + Motley Crue Mashup by Wax Audio)


②「Twist And Shout」+「La Bamba」(Ritchie Valens)
 残念なことにこの作品は音声ミックスのみだが、映像無しのハンデを補って余りある見事なマッシュアップだ。耳に馴染んだ「ラ・バンバ」のイントロに続いていきなりジョンの “ウェ シェケナベイベ ナウ~♪” が炸裂する瞬間の快感を何と表現しよう? バック・コーラスを始めとして細部に至るまで「ラ・バンバ」と「ツイスト・アンド・シャウト」が信じられないくらい見事に一体化し、理屈を超えたロックンロールの躍動感を伴って迫ってくるのだからたまらない(≧▽≦) これはホンマに凄いわ!
The Beatles Vs. Ritchie Valens - La Twist And Bamba (Cabox MashUp)


③「Come Together」+「I Love Rock 'n' Roll」(Joan Jett)
 2つの楽曲を組み合わせて一つの作品を作るだけでも大変なことだと思うのだが、これは何と5組ものアーティストの楽曲を絶妙にミックスして実にクールでカッコ良いマッシュアップ作品にに仕上げてあるのだからその音楽的センスはもう見事という他ない。サイプレス・ヒル、ハウス・オブ・ペイン、レイジ・アゲインスト・ザ・マシンという3組のアーティストは全然知らないのだが(←ヒップホップっぽいサウンドとかかな?)、私的にはジョーン・ジェット姐さん一世一代の名曲「アイ・ラヴ・ロックンロール」の名リフをバックにジョンが歌う「カム・トゥゲザー」が聴けるだけで鳥肌モノだ。ちょいちょい挿入される “ロック・ショウ” ポールの映像もファンとしては嬉しい。
The Beatles vs. Joan Jett vs. Cypress Hill vs. House Of Pain vs. Rage Against The Machine Mashup


④「Rock 'n' Roll Music」+「Rock 'n' Roll」(Led Zeppelin)
 ビートルズの「ロックンロール・ミュージック」とレッド・ゼッペリンの「ロックンロール」を組み合わせるという、今までありそうでなかったマッシュアップがこれ。ボンゾの爆裂ドラミングから始まる例のイントロに続いて “ジャスレッミィァ サマザ ロックンロールミュージック~♪” というジョンのヴォーカルが炸裂する前半25秒間がこの作品のすべてと言ってもいいだろう。中盤以降はあらかさまな手抜きでほとんどゼップの「ロックンロール」一辺倒なのが惜しまれるが、後半3分4秒の所でプラントとジョンのヴォーカルが交差する瞬間はめっちゃカッコいい。取って付けたようなエンディングは笑えますな。
Led Zeppelin vs The Beatles - Rock and Roll Music


⑤「Honey Pie」+「I'm Coming Virginia」(Django Reinhardt, Sidney Bechet, Barbara Lea)
 最後はちょっと趣を変えてビートルズとスウィング・ジャズの融合だ。接着剤はジャンゴ・ラインハルトが奏でるマヌーシュ・ギターのリズム。「ハニー・パイ」という曲は元々オールド・ジャズのパロディーとしてポールが書いたものなのでこのマッシュアップは当然の帰結と言えるものだが、それにしても曲全体をキリリと引き締めているドラムのビートといい、後半部に絶妙のタイミングで挿入されるバーバラ・リーのヴォーカルといい、入念に作り込まれた逸品だと思う。
The Beatles (Feat. Django Reinhardt, Sidney Bechet) - Honey Pie (Grant Lazlo Mashup)
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復活!マッシュアップ・ビートルズ特集

2013-12-14 | Mashup
 私が勤めている職場には外人さんの同僚がいる。オーストラリア出身のアンジェラ嬢だ。彼女はこの8月に日本に来たばかりなのだが、初対面の時に “ビートルズが大好き” と自己紹介するとそこからロックの話で盛り上がり、あっという間に仲良しになった。母国から送ってきたジャムを彼女がくれたので、お返しに自家製マッシュアップ・ビートルズ CD-R を作ってプレゼントするとめっちゃ喜んでくれた。ということで今日はちょっと趣向を変えて、その CD-R 作成過程で新たに見つけたビートルズ・マッシュアップの傑作をいくつか紹介しようと思う。

①「I Saw Her Standing There」+「Enter Sandman」(Metallica)
 メタリカとビートルズの組み合わせというのはあのビータリカ登場以降は特に驚くべきものではないが、YouTubeでこの「ホェン・アイ・ソー・サンドマン・スタンディング・ゼア」の動画を見つけた時はそのあまりの完成度の高さに唸ってしまった。そしてこのモノクロ・ビデオの面白いこと! まるでメタリカが時空を超えて過去へ戻りエド・サリバン・ショーでビートルズと共演しているかのような錯覚に陥ってしまうほどだ。アイドルとは程遠いコワモテ・ジェイムズに女の子たちがキャーキャー熱狂しているかのように見せる映像編集にもクソワロタwww
WHEN I SAW SANDMAN STANDING THERE- Metallica vs. Beatles MASHUP


②「Come Together」+「Ghostbusters」(Ray Parker Jr.)
 マッシュアップ素材として人気抜群の「ゴーストバスターズ」はもちろんビートルズ・ナンバーとの相性もバッチリ。「ゴーストバスターズ」のリズムに乗って「カム・トゥゲザー」を歌うジョンの映像を見て思わず大爆笑したビートルズ・ファンは私だけではないだろう。さりげなくウイングスのポールまで登場してジョンの幽霊退治に力を貸している。後半部の“Come together♪... Ghostbusters!” のコール&レスポンス波状攻撃も楽しい(^.^)  それにしても「ゴーストバスターズ」ってホンマにどんな曲にも合うよなぁ...
Beatle Busters -The Beatles vs Ray Parker Jr. mashup


③「Octopus's Garden」+「Heart Of Glass」(Blondie)
 マッシュアップの成否は聴いた瞬間に笑えるかどうかの一点に尽きると思うのだが、そういう意味ではこの「ハート・オブ・オクトパス」なんか傑作の部類に入るだろう。リンゴもデボラ・ハリーもそのヴォーカルに何とも言えないユルさがあるせいかマッシュアップの相性もバッチリだ。「オクトパス」は確かペトゥラ・クラークの「ダウンタウン」との組み合わせも面白かったし、どうやらマッシュアップ・ネタとして、リンゴのヴォーカル曲の中ではこの「オクトパス・ガーデン」が引っ張りダコのようだ(^.^)
Blondie The Beatles mashup


④「For No One」+「Blitzkrieg Bop」(Ramones)
 ブリティッシュ・パンクとは激しく一線を画す正統派のロックンロール・バンド、ラモーンズはビートルズとの相性が悪かろうはずがないが、まさか「フォー・ノー・ワン」との組み合わせでくるとは思わなんだ(゜o゜)  そしてそれが又絶妙にマッチしているのだからマッシュアップって本当に面白い。パンクルズ(←最近音沙汰ないけど何してるんやろ?)もビックリのマッシュアップ・マスターピースだ。
Mighty Mike - For no bop


⑤「Let It Be」+「Heal The World」(Michael Jackson)
 60's と80's を代表する2大アーティストのバラッドを絶妙にマッシュアップした感動モノの逸品がコレ。ちょっと音質は良くないけれど、2つの曲が見事に融合していてビックリだ(゜o゜) しかも曲調だけでなくその歌詞の世界までもがあたかも1つの曲のように違和感なく融けあっているのだからマッシュアップの世界は奥が深い。まさにまいったまいったまいけるじゃくそんである。
Mashup - Let it Heal The World - Michael Jackson vs Beatles
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傑作マッシュアップ・リターンズ・アゲイン! ~Go Home Productions特集~

2012-10-13 | Mashup
 イギリスを拠点に活動するプロデューサー兼リミキサー兼DJ、マーク・ヴィドラーによるプロジェクトである Go Home Productions は以前取り上げたオーストラリアの Wax Audioと並ぶお気に入りのマッシュアップ・アーティスト。Wax Audio 同様、そのHPで様々な作品を無料ダウンロードできるというのも嬉しい。ということで、今日は完成度の高いマッシュアップを次々と連発して楽しませてくれる Go Home Productions の特集です。

①「Imagine」(John Lennon)+「Band On The Run」(Paul McCartney & Wings)
 ビートルズのマッシュアップはたくさんあるが、ソロ作品となると目ぼしいものは結構少ない。使えそうなネタが一杯あるのになぁ...と思っていた矢先に出くわしたこの作品、ジョンの「イマジン」のバック・トラックのテンポを上げ、そこにポールの「バンド・オン・ザ・ラン」のヴォーカル・トラック(←こちらは逆にテンポを少し下げてある...)を組み合わせるという大胆不敵なアイデアが痛快そのもの。曲のテンポをいじるという裏ワザには賛否両論あるだろうが、ジョンとポールの映像をサイド・バイ・サイドで配した涙モンのビデオも含め、私はこの「イマジン・ザ・バンド」が大好きだ。
Go Home Productions "Imagine The Band" (Lennon/Wings)


②「Downtown」(Petula Clark)+「Octopus's Garden」(The Beatles)
 最初この「ダウンタウン・オクトパス」というタイトルを見た時、 “いくら何でも合うわけないやろ...” と思ったが、実際に聴いてみてビックリ(・o・)  まるでビートルズをバックにペトゥラ・クラークが歌っているかのような自然な仕上がりで、リンゴの刻むリズムとペトゥラのヴォーカルが見事にシンクロしているし、エンディングの処理なんてこれ以上ないと思えるくらい完璧にキマッているのだ。この組み合わせを思いつきマッシュアップの楽しさ溢れる傑作に仕上げた職人さんのセンスに脱帽である。
Go Home Productions - Downtown Octopus (Petula Clark vs The Beatles)


③「Sultans Of Swing」(Dire Straits)+「I Can't Stand Losing You」(The Police)
 ダイアー・ストレイツとポリスという、まるでプリンス・トラストを絵に描いたような(?)このマッシュアップ、今やロック・クラシックスと言ってもいい「悲しきサルタン」のイントロに続いて出てくるのはマーク・ノップラーのディラン的酔っ払い唱法ではなくスティングの甲高い歌声なのだが、これがもう驚異的というしかないシンクロ率(゜o゜)  スティングをゲスト・ヴォーカルに迎えた「マネー・フォー・ナッシング」の大ヒットで耳が慣れているせいかもしれないが(←ライヴ・エイドでも共演してたし...)、ほとんど何の違和感も感じずにスーッと聴けてしまうのが凄い。ただ、中間部にポリスの「ウォーキング・オン・ザ・ムーン」を挿入したのは上手の手から水が漏れたというか、ハッキリ言って蛇足だと思うのだが...
Go Home Productions "I Can't Stand Sultans Of Swing"


④「2000 Light Years From Home」(Rolling Stones)+「Get It On」(T.Rex)
 アルバム「サタニック・マジェスティーズ」に収録されていたこの「2000光年の彼方に」という曲はストーンズ・ナンバーの中でも異色中の異色だが、サイケな雰囲気横溢のこの曲にマーク・ボランの「ゲット・イット・オン」のヴォーカル・トラックが被さると相乗効果で妖しさが倍増、ビートルズの映画「マジカル・ミステリー・ツアー」(←明日14日の深夜にフジテレビ系で完全ノーカット放送やるらしいですな...関テレはやらんみたいやけど...)にぴったりハマりそうなトリップ感満点の映像も含めて実にクールな仕上がりで、私的にはマッシュアップの隠れた名作だと思っている。
Go Home Productions "2000 Light Years From Bolan" Rolling Stones-T.Rex


⑤「Baba O'Riley」(The Who)+「Like A Virgin」(Madonna)
 Go Home Productions の作品を YouTube で検索していてこの「ヴァージン・オライリー」というタイトルを見つけた時は “まさか...” “ありえへん...” と思ったが、タイトルを恐る恐るクリックしてみるとやっぱりザ・フーとマドンナだった(・o・) しかし、しかしである。いざ聴いてみるとコレが結構イケるのだ。両者のビデオ・クリップを並列し、マドンナがクネクネと身をよじらせて歌う横でロジャーやピートが暴れ回るという構図には思わず笑ってしまうが、こんな奇想天外な組み合わせをシンクロさせてしまうGo Home Productions ってマジで凄いと思う。でもコレを聴いたらピートは何て言うのかな???
Go Home Productions "Virgin O'Riley"

傑作マッシュアップ・リターンズ!

2012-10-10 | Mashup
 音壁ガールズ・ネタも一段落したので、今日は久々にマッシュアップ特集やります(^o^)

①「Land Of Confusion」(Genesis)+「Beat It」(Michael Jackson)
 私はフィル・コリンズのスロー・バラッドの熱心な聴き手ではないが、彼の暑苦しいヴォーカルが活きるアップテンポの曲は大好き。中でもジェネシス名義でリリースされたこの「ランド・オブ・コンフュージョン」は今の混沌とした世界を予見したかのようなシニカルな歌詞といい、レーガン、ホメイニからウィー・アー・ザ・ワールドに至るまで、80年代を代表する有名人のパペットたちが登場するインパクト抜群のビデオ・クリップ(←カダフィーがカットされとる...)といい、彼の最高傑作の一つと信じて疑わないが、何よりも気に入ったのはそのロック・フィーリング溢れるサウンドだった。当然「ビート・イット」との相性はバッチリで、スティーヴ・ルカサーのエッジの効いたギター・リフをバックに “フィル・コリンズは侠でござる!” と啖呵の一つも切りたくなるような緊張感漲るヴォーカルが楽しめる(^o^)丿 とにかく2つの曲が信じられないぐらい見事に溶け合っており、とてもマッシュアップとは思えない驚異のシンクロ率を誇る大傑作だ。
Beat of Confusion (Genesis vs Michael Jackson) - Land of Confusion / Beat It Mashup


②「Ring Ring」(ABBA)+「Hanging On The Telephone」(Blondie)
 アバの曲はサンプリング、マッシュアップ・ネタの宝庫だが、歌詞の “電話つながり” に目を付けたこの「リング・リング」とブロンディーの「ハンギング・オン・ザ・テレフォン」のマッシュアップも期待を裏切らない素晴らしい出来ばえで、そのウキウキワクワクするようなポップなサウンドに身を委ねれば気分はすっかり70年代だ。それにしてもアグネッタもフリーダもデボラ・ハリーもみんな若いなぁ...
ABBA vs. Blondie - Hanging On The Ring Ring [MUSIC VIDEO]


③「Walk Like An Egyptian」(Bangles)+「Are You Gonna Be My Girl」(Jet)
 このジェットというバンドの事は全然知らないが、モータウン・ビートを巧く使ったこの曲は中々エエ感じで、私が大好きなバングルズの「エジプシャン」との相性もバッチリ。エッジの効いたギター・リフはパワー全開という感じだが、一番心に残るのはやっぱり全編を支配する「エジプシャン」の間奏の口笛と“オゥ エィ オゥ~♪” コーラスですな...(^.^)
Jet VS The Bangles - Are You Gonna Be My Egyptian (mashup)


④「Running Up That Hill」(Kate Bush)+「Sign Of The Times」(Prince)
 ケイト・ブッシュもプリンスも私的には “孤高の天才” というイメージで共通する部分があるのだが、そんな二人の曲を実に巧く組み合わせたマッシュアップがこれ。この組み合わせを思いついてこれだけの作品に仕上げた職人さんに脱帽である。アクの強い二人の曲が見事に溶け合い、不思議な音世界を作り上げているところを聴くべし。
Sign o' That Hill (Prince + Kate Bush Mashup by Wax Audio)


⑤「Ain't Talkin' 'Bout Love」(Van Halen)+「The Poker」(Lady GaGa)
 私はレディー・ガガの曲をちゃんと聴いたことがまだ一度もないのだが、以前取り上げたストーンズの「悪魔を憐れむ歌」といい、このヴァン・ヘイレンといい、ロック・クラシックスと組み合わせるマッシュアップの素材としては面白い。それにしてもガガのヴォーカルよりも遥かに “歌ってる” エディーのギターってやっぱり凄いわ... (≧▽≦)
Ain't Talkin' 'Bout Poker

傑作マッシュアップ特集10 ~もっとビートルズ!~

2012-07-15 | Mashup
 何やかんやであっという間に10回目を迎えたマッシュアップ祭りもいよいよ最終回。今日はソロ作品も含めたビートルズ・ネタ怒涛の大放出です(^.^)

①「Imagine」+「Jump」(Van Halen)
 数多いビートルズ・マッシュアップの中でも珍品中の珍品がコレ。いつもは野放図に暴れ回っている感の強いデイヴ・リー・ロスが “借りてきた猫状態” で神妙に聞こえるところが面白い。「イマジン」のピアノがいつにも増してスピリチュアルに響く。
Imagine a jump (Lennon - Van Halen)


②「Fool On The Hill」+「Dear Prudence」+「Crazy Little Thing Called Love」(Queen)
 イントロでジョンの “ディア プルーデンス~♪” という歌声にブライアン・メイのクリスプなギターがかぶさり、そこへ高速化されたポールの「フール・オン・ザ・ヒル」がスルスルと滑り込んでくる瞬間がたまらんたまらん(≧▽≦) その後の一気に畳み掛けるような展開も圧巻だ。
Queen/The Beatles (mashup) - Crazy Little Fool


③「Isn't It A Pity」+「I Want You Back」(Jackson 5)
 ジョージのソロ作品なら「マイ・スウィート・ロード」か「セット・オン・ユー」あたりを引っ張り出してきそうなものだが、あえて「イズント・イット・ア・ピティ」というマイナーな曲に目を付けた渋~い選曲といい、ジョージとマイコーの二人に “I want you back!” と呼びかけているかのような粋な構成といい、ウォール・オブ・サウンドを踏襲した過剰なまでのエコー処理といい、まさに haunting という形容詞がピッタリの名作だ。二人も草葉の陰で(そしてスペクターは塀の中で...)喜んでいるに違いない。
I want you back - Isn't it a pity


④「Tomorrow Never Knows」+「You Only Live Twice」(Nancy Sinatra)
 ビートルズ・ナンバーの中でも “サイケデリック・サウンドの極北” といえる「トゥモロー・ネヴァー・ノウズ」を、あろうことかナンシー・シナトラの「ユー・オンリー・リヴ・トゥワイス」と合わせてしまうチカラワザにはもう平伏すしかない。ジェームズ・ボンドもビックリの摩訶不思議なサウンドだ。
You only live tomorrow


⑤「Hey Jude」+「I'll Be There」(Jackson 5)
 マッシュアップは異なった曲のメロディーやリズムを巧く組み合わせるだけでも大変なのに、それに加えて歌詞の面でも整合性を持たせるとなるとこれはもう至難の業だ。この作品はその難題を見事にクリアし、「ヘイ・ジュード」と「アイル・ビー・ゼア」というポップス界を代表する “励まし系ソング” を合体させるというアイデアを絶妙な編集テクニックで見事に結実させている。特にポールとマイコーの歌声が交差する瞬間は鳥肌モノだ。
MashUp Germany - Hey Jude, Ill Be There [Mash Mob]


⑥「All My Loving」+「Take On Me」(A-ha)
 かの有名な「テイク・オン・ミー」のイントロに続いて “クロージュラァ~イズ♪” とポールが歌い出すところでまずイスから転げ落ちる。このおバカさ加減を広~い心で楽めるようになれば立派なマッシュアップ中毒(?)だ。堅いことを言わずに、いかにも80'sなシンセのリフや打ち込みのリズムと初期ビートルズ・サウンドの邂逅を楽しみましょ。
Take All My Loving - A-Ha vs The Beatles mashup


⑦「Yesterday Revisited」
 特集の最後はビートルズを代表するバラッドの名作「イエスタデイ」からポールのヴォーカルだけを抽出し、アップテンポな伴奏と快活なハンドクラッピングを加えてジャジーに仕上げた職人さんのオリジナル作品でシメるとしよう。「イエスタデイ・リヴィジッティド」というタイトルも秀逸だ。ノリノリでスイングするポールの「イエスタデイ」が聴けるなんて、ホンマにマッシュアップの面白さは尽きませんな(^o^)丿
Yesterday (Paul McCartney) jazzy style
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傑作マッシュアップ特集9 ~ビートルズ七変化~

2012-07-11 | Mashup
 マッシュアップ祭りのシメはやっぱりビートルズ! “ビートルズに始まり、ビートルズに終わる” のがこのブログのポリシーだ。ということで今回はプログレ、ハードロック、フォークロックからブラコン、ラップ、グランジ、テケテケに至るまで、様々なジャンルの音楽とのマッシュアップを通してビートルズ・ミュージックの懐の深さをじっくりと味わって下さいな。もちろん “心の広~いビートルズ・ファン限定” というのは言うまでもありません(笑)

①「A Day In The Life」+「Wish You Were Here」(Pink Floyd)
 マッシュアップ作品は笑わせてくれてナンボと思っていたが、コレを聴いてそんな考えは木端微塵に吹っ飛んだ。ゆったりしたテンポで歌いかけるジョンのヴォーカルが完全にピンク・フロイドの世界と一体化しており、単なる名曲マッシュアップから一大叙情派プログレ絵巻へと昇華されているのが凄い。 “あなたがここにいてほしい”... すべてのビートルズ・ファンのジョンへの想いが集約されたこのフレーズとジョンの歌声が交差する瞬間が最大の聴き所だと思う。
Wish You Were Here/ A day in the life - Pink Floyd & feat John Lennon


②「Sgt Pepper's Lonely Hearts Club Band」+「Highway Star」(Deep Purple)
 前回のビートルズ特集で「サージェント・ペパーズ」とガンズの「パラダイス・シティ」とのマッシュアップを取り上げたが、今回はディープ・パープルの名曲「ハイウェイ・スター」でコレがまたピッタリとハマっているのだからたまらない。どうやら「ペパーズ」はハードロックとの相性が抜群のようだ。欲を言えばリッチーのソロとポールのシャウトが絡み合うフル・ヴァージョンが聴きたいな...
SGT PEPPER'S HIGHWAY STAR


③「Nowhere Man」+「Turn Turn Turn」(The Byrds)
 ジョージ・ハリスンの影響を強く受けたロジャー・マッギンの12弦ギター・サウンドをバックにジョンが歌う「ノーウェア・マン」... 実に粋なマッシュアップではないか! それにしてもビートルズとバーズってめっちゃ合いますな。この職人さんのセンスと技術があれば「ミスター・タンブリンマン」や「マイ・バック・ペイジズ」、「エイト・マイルズ・ハイ」あたりと「ラバーソウル」や「リヴォルヴァー」収録曲との組み合わせでまだまだ面白い作品が作れそうだ。
The Byrds vs. The Beatles- Nowhere To Turn


④「Day Tripper」+「The Way You Make Me Feel」(Michael Jackson)
 最初聴いた時は “何じゃいコレは?” と思ったが、何度も聴いているうちにこの微妙なズレ具合が快感に変わってきて(笑)、今では結構気に入って聴いている。クセのある味付けが病み付きになる料理みたいなモンか...(^.^)  ただ、尻切れトンボみたいなエンディングが玉にキズで、せっかくこんなにユニークなコンセプトの作品なんやから、もっと丁寧に仕上げればよかったのにと思ってしまう。
The BEATLES Michael Jackson mix-up mash-up


⑤「Paperback Writer」+「Wild Thing」(Tone Loc)
 私はラップというジャンルに興味はないが、トーン・ロックだけはなぜか好きで、1989年にこの「ワイルド・シング」が全米2位になった時もめっちゃ気に入って聴きまくったものだった。そんな「ワイルド・シング」のビートで強化されたこの「ペイパーバック・ライター」、キラー・リフとパワフルなビート、そしてヘヴィーなリズムによって換骨奪胎された重心の低いサウンドが実に面白い。
Beatles - Paper Back writer vs Tone loc - Wild Thing Mashup


⑥「Eleanor Rigby」+「Smells Like Teen Spirit」(Nirvana)
 私は “80's最高! 90's最低!” という信念を持った頑固一徹なポップス・ファンで、90年代を歪めた諸悪の根源はニルヴァーナだと思っているグランジ・ロック大嫌い人間なのだが、このマッシュアップはカート・コバーンのヴォーカルだけを抽出して「エリナー・リグビー」の切っ先鋭い辛口ストリングスで浄化することによって聴くに値する作品へと生まれ変わっている。ビートルズは偉大なり(≧▽≦)
Smells Like Eleanor Rigby (Beatles ? Nirvana)


⑦「Taxman」+「The Original 1966 Batman Theme」+「Wipeout」(Safaris)
 「バットマンのテーマ」には様々なスタイルの演奏による色んなヴァージョンが存在するが、私が一番好きなのは “シンプル・イズ・ベスト” を地で行くようなこの1966年のTVオリジナル・ヴァージョン。そんなエレキ・インスト・サウンドとアグレッシヴなギターが聴き物の「タックスマン」とを組み合わせるという斬新なアイデア、「バットマン」に「タックスマン」を引っ掛けたコトバの遊び心、そして「ワイプアウト」をつなぎに使うという柔軟な発想と、職人さんのセンスの良さが際立つ傑作だ。
"Jaws of the Joker" - Batman vs. Taxman

傑作マッシュアップ特集8 ~マイケル五番勝負!~

2012-07-08 | Mashup
 私がここのところハマっているマッシュアップの元ネタとしては、クイーンの「ウィー・ウィル・ロック・ユー」、レイ・パーカーJrの「ゴーストバスターズ」、AC/DC の「バック・イン・ブラック」、吉幾三の「おら東京さ行ぐだ」(笑)なんかが人気素材だが、アーティストでは何と言ってもマイケル・ジャクソンとビートルズが群を抜いている。
 ということで “マッシュアップ祭り” のトリはこの2大アーティストでいきたいと思うのだが、まずはマイケル・ジャクソンから。「ビリー・ジーン」と「ビート・イット」はこれまで何度か取り上げているので、今日はその2曲以外を使った名作の数々を一気聴き... 題して “マイケル5番勝負” です(^.^)

①「Scream」+「Enter Sandman」(Metallica)
 数あるマイコー絡みのマッシュアップの中でも一番気に入っているのがコレ。メタリカの「エンター・サンドマン」のキラー・リフに乗ってマイコーの力強いヴォーカルが炸裂する瞬間なんかもうゾクゾクさせられるし、小気味よいテンポで切り替わる映像編集もめっちゃ面白くって一瞬たりとも画面から目が離せない。Wax Audio の「Full Metal Jackson」(←このタイトル最高!)でも感じたことだが、マイコーの歌声ってヘビメタとめっちゃ合うんよね。
Michael Jackson vs Metallica - Sandman's Scream (Electrosound Mashup Mix)


②「Bad」+「Get It On」(T.Rex)
 マイケル・T・レクソン??? の「バッド・イット・オン」て... ナメとんのか!(笑) これを YouTube で初めて見た時はその音と映像のマッチングに大笑いしてしまった(^o^)丿 いやぁ~マッシュアップってホンマにオモロイですな。グラム・ロックのネチこいビートに乗って NY 地下鉄駅構内で歌い踊るマイコーの雄姿をお楽しみ下さいませ。
Michael T Rexon - bad it on (A Disfunction Mashup)


③「Black Or White」+「Little Sister」(Elvis Presley)
 「リトル・シスター」というエルヴィスの隠れ名曲に目を付け、それを「ブラック・オア・ホワイト」と組み合わせたこの作品、マイコーとエルヴィスが競演しているかのようなビデオ編集が秀逸で、時代を象徴するスーパースター2人の放つオーラに圧倒される。 “キング・オブ・ポップ” と “キング・オブ・ロックンロール” による “キング対決” は必見だ。
Elvis & Michael Jackson - Little sister - Black or white


④「Dirty Diana」+「Roxanne」(The Police)
 「ダーティー・ダイアナ」と「ロクサーヌ」を組み合わせたこのマッシュアップは中々凝った作りになっていて、両者のファンとしてはニヤリとさせられる。スティングのバックでバリバリ弾きまくるスティーヴ・スティーヴンスも面白いが、何と言っても2分48秒あたりからの、マイコーの歌声のバックでアンディ・サマーズの硬質でエッジの鋭いコード・カッティングが炸裂するところが鳥肌モノだ(^o^)丿
Dirty Roxanne - The Police vs Michael Jackson (mashup by MadMixMustang)


⑤「Blood On The Dance Floor」+「Rhythm Nation」(Janet Jackson)
 「リズム・ネイション」をプロデュースしたジミー・ジャム&テリー・ルイスも「ブラッド・オン・ザ・ダンス・フロア」をプロデュースしたテディー・ライリーもミネアポリス・ファンク系のニュー・ジャック・スイングということでこの2曲の相性はバッチリ(o^-')b ラストをジャネットの “That's the end?”– “Edit!” の掛け声から「スクリーム」へと繋ぐところも巧いなぁ... (≧▽≦)
Janet & Michael Jackson - Rhythm Nation Blood On The Dance Floor (Remix)

傑作マッシュアップ特集7 ~初聴きアーティスト編~

2012-07-05 | Mashup
 マッシュアップというのは自分がよく知っている曲同士の意外な組み合わせを楽しむのが基本だと思うが、私は90年代以降の洋楽は全然知らないので半分以上が未知のアーティスト。こんな企画でもなければ一生聴くことはなかったかもしれない人達ばかりだ。ということで今回は “片方は知ってるけど、もう片方は今回の祭りで初めて聴いた曲” という組み合わせの中で特に気に入った5作品をご紹介。

①「Beat It」(Michael Jackson)+「Don't Cha」(Pussycat Dolls)
 “プッシーキャット・ドールズ” って何ちゅー恥ずかしい名前付けてるねん!と言いたくなるグループ名だが、ルイス・ハミルトンのガールフレンドがリード・ヴォーカルをやってるとは知らんかった...(>_<)  この「ドン・チャ」という曲は単品でも悪くはないが、「ビート・イット」と組み合わせることによって曲の魅力が何倍にも増している。ビデオ編集も文句なしの素晴らしさで、まさにマッシュアップ効果てきめんというべき逸品だ。
Pussycat Dolls vs. Michael Jackson - Don`t Cha Wanna Beat It (Aggrol & Flanagan mash-up)


②「Thriller」(Michael Jackson)+「Bootylicious」(Destiny's Child)
 知らないアーティストに関しては一応ネットで調べてから書こうと思いウィキペディアで検索してみると、このデスティニーズ・チャイルドは “世界で最も知られているガールズ・グループ” とのこと。私は全然知らんかったけど...(>_<) ビヨンセがこのグループのメンバーだったというのも初めて知った。勉強になるなぁ...(笑) 私見だが、スティーヴィー・ニックスの「エッジ・オブ・セヴンティーン」をサンプリングした原曲の「ブーティリシャス」よりもこの「スリラー」とのマッシュアップの方が断然合っているように思う。
Michael Jackson Vs Destinys Child - Bootylicious Thriller - Mash-Up


③「Don't Bring Me Down」(ELO)+「Get Over You」(Sophie Ellis-Bextor)
 ELO の「ディスカバリー」は高校時代に聴き狂ったアルバムで、中でも断トツに好きだったのがこの「ドント・ブリング・ミー・ダウン」。そんな超愛聴曲とソフィー・エリス・ベクスター(←なんかポルシェのオープンカーみたいな名前やね...)の「ゲット・オーヴァー・ユー」という曲を絶妙に組み合わせたのがこの作品。8ビートの名手ベヴ・べヴァンが生み出すドラムのグルーヴが最高に気持ち良く、平板だった原曲が見違えるぐらいカッコ良いナンバーに変身している。この職人さん、ホンマにエエ仕事してますなぁ... (≧▽≦)
MASH UP - DON'T BRING ME DOWN THE WALL


④「Rebel Rebel」(David Bowie)+「Pumping On Your Stereo」(Supergrass)
 グラム・ロック時代のデヴィッド・ボウイは退廃的でかったるいサウンドがどうも苦手なのだが、この「レベル・レベル」はストーンズみたいなグルーヴを生み出すギター・リフがカッコ良くてめっちゃ好き(^o^)丿 そんな名リフを巧く使ったこの作品、スーパーグラスというバンドの「パンピング・オン・ユア・ステレオ」という曲がまるで「レベル・レベル」のリフに合うように作られたかのように違和感なく一体化しているところが凄い。この2曲の組み合わせを思いついたのは職人さんの慧眼と言うべきだろう。
The Reborn Identity - Supergrass vs David Bowie - Rebel Stereo (mashup)


⑤「Somebody To Love」(Jefferson Airplane)+「Praise You」(Fatboy Slim)
 ウィキペディアによると、ファットボーイ・スリムというのは “主にテクノ・ハウス方面の第一人者として活躍しているイギリスの DJ ノーマン・クックのアーティスト名” とのことで、原曲は私にはテクノ・ハウス色が強すぎてちょっとついていけないが、グレース・スリック姐さんが歌う「サムバディー・トゥ・ラヴ」と合わせると不思議なくらいしっくりくるのだからマッシュアップは面白い。 “素材に国境なし” と喝破したのは鉄人・道場六三郎だが、まさに “マッシュアップ素材にジャンルの壁なし” と思わせる作品だ。
Jefferson Airplane vs. Fatboy Slim - Somebody To Praise (lobsterdust mashup)

傑作マッシュアップ特集6 ~隠れ名作編~

2012-07-03 | Mashup
 2~3回ぐらいのつもりで始めたこの “マッシュアップ祭り” だが、やればやるほど面白くなってきて、とうとう今日で6回目。まぁ楽しかったらそれでエエやんと考えているのでいつものように気のすむまでやったろうと思っている(笑) ということでまだまだ続くこの特集、今日はあまり目立たないけど結構エエ線いってる “隠れ名作編” だ。

①「Gimme Gimme Gimme」(ABBA)+「Gimme All Your Lovin'」(ZZ Top)
 アバの「ギミー・ギミー・ギミー」をタイトルに引っ掛けて何と ZZトップの「ギミー・オール・ユア・ラヴィン」と合成してしまったのがコレ。そんなん合うワケないやんと思って聴くとめちゃくちゃ合っててビックリ(゜o゜)  マドンナの「ハング・アップ」といい、ヴァン・ヘイレンとの「スーパー・ジャンパー」といい、アバってサンプリング・ネタとしても秀逸なのだろう。カヴァー・アートもケッサクだ。
ABBA vs ZZ TOP- GIMME GIMME GIMME [ALL YOUR LOVIN ]-Mustang mash up-video edit


②「Children Of The Revolution」(T.Rex)+「We Will Rock You」(Queen)
 またまた出ましたクイーンの「ウィー・ウィル・ロック・ユー」。「ゴーストバスターズ」や「ビリー・ジーン」と並んで人気マッシュアップ・ネタのトップ3という感じなのだが、T.レックスとの相性も抜群で、まるで両バンドが共演しているかのような自然な仕上がりだ。
Queen vs T. Rex - We Will Rock The Revolution (Mash-up by PiotreQ)


③「Relax」(Frankie Goes To Hollywood)+「Overkill」(Motorhead)
 1984年にイギリスで大ヒットしたフランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッドのデビュー・シングル「リラックス」は何かナヨナヨしていて(←ホモやからしゃあないけど...)イマイチ好きになれなかったが、硬派ロッカーの代表格であるモーターヘッドのアグレッシヴなサウンドと組み合わせることによって大きくパワーアップ! こんなカッコ良いフランキー初めて聴いたわ(≧▽≦)
Frankie Goes To Hollywood vs Motorhead :: mashup by MadMixMustang


④「Fever」(Peggy Lee)+「Passenger」(Iggy Pop)
 ついにペギー・リーまで駆り出されたか... という感じなのだが、合うはずのないイギー・ポップとめっちゃ合ってるのが凄い...これを思いついた人、マジで天才やね。
Peggy Lee Vs Iggy Pop - Passenger Fever.


⑤「With Or Without You」(U2)+「Under Pressure」(Queen & David Bowie)
 とてもマッシュアップとは思えない驚異の一体感... これはもう職人さんのセンスと技術に脱帽するしかない大傑作だ。
MASHUP - U2 vs Queen

傑作マッシュアップ特集5 ~Wax Audio編~

2012-07-01 | Mashup
 YouTube 上では様々なマッシュアップ職人たちが腕を競っているが、そんな中で一番気に入ったのがオーストラリアの Wax Audio というグループによるもので、選曲の妙といい、その完成度の高さといい、文句なしに素晴らしい。ということで、今日は「Wax Audio編」をどーぞ(^.^)

①「Thunderstruck」(AC/DC)+「Ghostbusters」(Ray Parker Jr.)
 ハードロックのリフはほとんどすべて AC/DC に集約されると言っても過言ではないが、彼らのリフの汎用性はジャンルの枠を飛び越えてこんな曲にもバッチリ合ってしまう。まぁ「ゴーストバスターズ」自体、元ネタがヒューイ・ルイスの「アイ・ウォント・ア・ニュー・ドラッグ」やから同じロック系ということで合うのも当然か...
Thunder Busters (AC/DC vs Ghostbusters Mashup) by Wax Audio


②「Careless Whisper」(George Michael)+「Rebel Yell」(Billy Idol)
 80'sポップスを代表するバラッド「ケアレス・ウィスパー」を高速化して何とビリー・アイドルの「レベル・イエル」と合わせてしまうなんてもう面白すぎ! コレがまたコワイぐらいにぴったりハマってノリノリのロックンロールに変身しているのだから痛快そのものだ。マッシュアップは楽しーなったら楽しーな(^o^)丿
Careless Rebel (George Michael + Billy Idol Mashup by Wax Audio)


③「Panama」(Van Halen)+「Beat It」(Michael Jackson)
 この作品は何といっても映像が面白い。マイコーとエディーがクルクル回るわ、ジャクソンズのダラス公演にエディーが飛び入りした時のお宝映像が見れるわ、全編を通してマイコーのダンスとデイヴの大暴れが見れるわで、とにかく目が離せない。マイコーとヴァン・ヘイレンという “絵になる” アーティストの共演は見所が満載だ。
Panama Beat (Van Halen + Michael Jackson Mashup by Wax Audio)


④「Stayin' Alive」(Bee Gees)+「Another Brick In The Wall」(Pink Floyd)
 軽薄短小ディスコのビージーズと重厚長大プログレのピンク・フロイドって、ほとんどあり得へん組み合わせ... ホンマにもう何が何だかわかんなくなってきたが、めちゃくちゃ合ってて超オモロイんですわ(^o^)
Stayin' Alive In The Wall #Pink Floyd vs Bee Gees Mashup# by Wax Audio


⑤「Superstition」(Stevie Wonder)+「Sad But True」(Metallica)
 あの「迷信」がタメの効いた重量感溢れるドラムスを得てグルーヴィーなヘビメタ・ナンバーへと変身! モーグ・シンセサイザーの代わりにゴリゴリのギターが炸裂するのも面白い。スティーヴィーの “Sad is my song♪” というフレーズに呼応するかのようにジェームズの “Sad but true♪” という雄叫びを挿入するあたりも巧いなぁ...
Sad But Superstitious (Stevie Wonder vs Metallica Mashup by Wax Audio)


傑作マッシュアップ特集4 ~吉幾三最強伝説~

2012-06-29 | Mashup
 前回マイケルと五分に渡り合った元祖和製ラッパー、吉幾三。彼の1984年のヒット曲「おら東京さ行ぐだ」のマッシュアップ作品がニコニコ動画で大ブレイクして Ikzo ブームを巻き起こしたのは今から4年前の2008年のことだが、それ以降も多くの作品がアップロードされている。動画共有サイトはまさに “農ミュージック・農ライフ” 状態だ。
 マイケル・ジャクソンに代表される80'sポップスを始めとして、ハードロック、プログレ、パンク、サントラからクラシックに至るまで、どんなジャンルの曲にもピッタリ合ってしまう吉幾三... マッシュアップ界では彼が世界最強かもしれない。ということで今日は色んなタイプのアーティストとのコラボ作品を集めてみた。

vs ハードロック
①「The Immigrant Song」(Led Zeppelin)
 Ikzo を王者ゼッペリンと合わしてみようという大胆不敵な発想が素晴らしい。ブロディーもビックリのスンクロ率だ。
IKZO X ZEP 「移民の歌」


vs サントラ
②「Ghostbusters」(Ray Parker Jr.)
 “じーさん ばーさん じーさん ばーさん...♪” で腹筋崩壊した(ノ^^)八(^^ )ノ Ikzo コラボ作品中でもトップ3に入れたい笑撃のケッサクだ。
吉幾三 ゴースト・バスターズ ghost busters ikzo


vs パンクロック
③「Anarchy In The UK」(Sex Pistols)
 この組み合わせを思いついた職人さんのセンスも凄いが、何にでも合う 驚異の汎用性にはもう脱帽するしかない。 Ikzo の存在こそパンクそのものだ。
【 IKZO 】 アナーキー・イン・ザ・JA 【 Sex Pistols 】


vs プログレ
④「Elephant Talk」(King Crimson)
 まさかまさかのクリムゾン。ロバート・フリップに是非とも聴かせたい珍品だ。
農具クリムゾン - 俺ら東京さ・エレファント・農具


vs ブリティッシュ・ロック
⑤「Radio Ga Ga」(Queen)
 マッシュアップ界の東西王者(笑)による夢の競演。Ikzo の “ガッ ガッ” をサウンド・コラージュ化してフレディーの歌声と見事に調和させてるのが凄い。
【マッシュアップ】 QUEEN×IKZO RADIO ががっ


【おまけ】vs クラシック
「March Of The Toreadors」(Bizet)
 もう何でもアリやな...(笑)
吉幾三フィルハーモニー交響楽団 (ニコニコ動画コメント付)
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傑作マッシュアップ特集3 ~マイケル追悼いくぞー編~

2012-06-27 | Mashup
 今日はマイケル・ジャクソンの名曲の数々に吉幾三の「おら東京さ行ぐだ」を組み合わせたマッシュアップの名作(迷作?)をご紹介。まさに “キング・オブ・ポップと元祖和製ラッパーのコラボがここに実現!” という感じなのだが、心の広~いマイケル・ファン限定ということで、思いっ切り笑って下さいませ(^.^)

①吉幾三 ×「Billie Jean」
 これ、面白すぎ(^o^)丿 イントロに絡む “あ それ!”“あ よいしょ!” の合いの手からもう Ikzo の独壇場! ヴォーカルもリズムにピッタリ合っててまったく違和感なし。それにしてもこの圧倒的なグルーヴ感は一体何なん?
吉幾三 × マイケルジャクソン IKUZO BILLY JEAN


②吉幾三 ×「Smooth Criminal」
 マイコーの “宿直!” に間髪を入れず “ハァ!” と返す Ikzo (0分25秒)に大笑い。世界的スーパースターとの競演でも遜色ない存在感を示す Ikzo の言葉の速射砲に圧倒される。星の数ほどある Ikzo コラボ作品(?)の中でもマイコーとの相性の良さは群を抜いているように思う。
俺らSmooth Criminalするだ【吉幾三×マイケル】PV


③吉幾三 ×「Remember The Time」
 この曲ではマイコーから主役の座を強奪し、全編に亘ってコテコテのグルーヴを炸裂させている Ikzo だが、それにしても驚異的なスンクロ率(←シンクロが訛った表現)だ。「おら東京さ行ぐだ」は1984年リリースだから、今から考えれば時代の遥か先を行っていた(?)ということになる。 “レーザーじいさん、レーザーばぁさん♪”(3分9秒)にはクッソワロタ(^o^)丿
IKZO vs Michael Jackson - Remember The Time(mashup)


④吉幾三 ×「Black Or White」
 この作品はマッシュアップはもちろんのこと、映像編集がめっちゃ面白い。田んぼで踊るマイコーとか、牛とゼロ・グラヴィティするマイコーとか、全編に職人さんのユーモアのセンスが溢れている。聴き終わった後、Ikzo の “ぐーるぐる♪” が文字通り頭の中でぐるぐるリフレインする傑作だ。
【マイケル】 Black or White or Ikuzo 修正版+おまけ 【IKUZO】.mp4


⑤吉幾三 ×「I Want You Back」
 モータウンは直訳すると “牛の町” ということで(←ウソつけ!)Ikzo との相性はバッチリ(^.^) 冗談はさておき、モータウン・サウンドとと津軽弁とラップが有機的に結びつき、時代も国籍もジャンルも超越した Ikzo ワールドが展開され、最終的にインターナショナル盆踊り大会へと収斂していく後半部の盛り上がりは圧巻の一言だ。映像編集のセンスも抜群で、凹んだ時でもコレを見ると元気になれる神動画(^o^)丿 YouTube とニコニコ合わせて60万近い驚異的なヒット数も納得のミラクルな作品だ。
JACKSON5 & IKUZO YOSHI(ジャクソン5&吉幾三)I Want You Back 俺ら東京さ行ぐだ

傑作マッシュアップ特集2 ~ロック・ポップス編~

2012-06-25 | Mashup
前回の「ビートルズ編」に続く “傑作マッシュアップ特集” の第2弾は「ロック・ポップス編」です。

①「Whole Lotta Love」(Led Zeppelin)+「Sex Machine」(James Brown)
 ジミー・ペイジのソリッドなリフに乗って JB の“ゲロッパ!” が炸裂する快感(≧▽≦) これがもうめちゃくちゃカッコ良くって脳内リフレインが止まらない。動画の出来も素晴らしく、その絶妙な映像編集にはもう唸るしかない。
James Brown vs Led Zeppelin - Whole Lotta Sex Machine


②「Super Trouper」(ABBA)+「Jump」(Van Halen)
 アバとヴァン・ヘイレンという水と油の組み合わせを見事にシンクロさせた名作。特に「ジャンプ」のイントロが入ってくるところ(0分15秒)なんてもう最高だし、アグネッタとフリーダの女性陣に負けじと “ジャンプ!” を連呼するデイヴにも大笑いだ。
ABBA vs VAN HALEN __ Super Jumper (Mashup by MadMixMustang) HQ


③「Stand By Me」(Ben E. King)+「Every Breath You Take」(The Police)
 マッシュアップにベンE.キングが出てくるとは思いもしなかったが、それにしてもただただ感心するしかないこの驚異的なシンクロ率! これはもう “面白さ” 云々という次元を遥かに超越して “アート” のレベルにまで達している。私は50~80年代の曲しか聴かないが、マッシュアップで音楽の楽しみ方の可能性がまだまだ広がりそうだ。
The Police vs Ben E King- MASH UP


④「We Will Rock You」(Queen)+「Back In Black」(AC/DC)
 クイーンと AC/DC というマッシュアップ界の2強対決にロバート・プラントが乱入! まさに名曲バトルロイヤル、マッシュアップ・ワンダーランド、サウンドの大海原、ヘッドバンギング数え歌、ひとり民族大移動、アックスボンバー三つ又の槍である。70年代ロックが好きな人に超オススメの逸品だ(・ω・)/
Rock in Black - Queen vs. AC/DC feat. Robert Plant & friends


⑤「Billie Jean」(Michael Jackson)+「Riders On The Storm」(The Doors)
 マイコーとドアーズって超意外な組み合わせだが、ハマり具合が絶妙だ(o^-')b 特にマイコーのグルーヴがジム・モリソンのメロウな歌声の魅力を引き立てているように感じられるのが面白い。こういう化学反応(?)があるからマッシュアップはやめられませんな。
Michael Jackson vs The Doors - Billie Jean on the Storm


【おまけ】「Sympathy For The Devil」(Rolling Stones)+「Born This Way」(Lady Gaga)
 もう何も言うことなし。アホらしすぎて笑えますwww
 Lady Gaga vs. The Rolling Stones - Sympathy For Gaga (Born This Way/Sympathy For The Devil Mash-up)

傑作マッシュアップ特集1 ~ビートルズ編~

2012-06-23 | Mashup
 YouTube で面白いものを見つけた。題して「Whole Lotta Helter Skelter」... タイトルからも分かるように、レッド・ゼッペリン「ホール・ロッタ・ラヴ」とビートルズ「ヘルター・スケルター」のマッシュアップである。マッシュアップというのは音源をトラックごとに解体し、まったく異なる曲同士を巧く組み合わせて新たな楽曲として再構築することで、ジョージ・マーティンの息子であるジャイルズ・マーティンがリミックスしたビートルズの「ラヴ」が真っ先に思い浮かぶ。しかしこの「ホール・ロッタ・ヘルター・スケルター」は異なるアーティスト同士の音源を組み合わせる “異種交配” マッシュアップ。意外な組み合わせを成功させて抜群のシンクロ率の高さを実現するには製作者のセンスが大きくモノをいう。
 私としては何と言ってもビートルズとゼッペリンという超大物同士の組み合わせに興味を引かれるし、全ビートルズ曲の中で最もハード&ヘヴィーな曲がハードロックの王者ゼッペリンとどう融合しているのかも楽しみだ。早速試聴してみるとコレがかなりの力作で、しかも製作者 soundhog のサイトで無料ダウンロード出来るというのも嬉しい。すっかり調子に乗った私は他にも色んな組み合わせのマッシュアップを YouTube で探し始めたのだが、これがもう笑撃のケッサクのオンパレードですっかりハマってしまった。ということで今日は「音壁祭り」をお休みして、「傑作マッシュアップ特集 ~ビートルズ編~」(←心の広いビートルズ・ファン限定です...笑)をどーぞ。

①「Helter Skelter」+「Whole Lotta Love」(Led Zeppelin)
まったく違和感を感じさせない自然な仕上がりで、ハードロックを歌うポールの凄味を再認識させられる。カヴァー・アートにもご注目(@_@)
Whole Lotta Helter Skelter


②「Paperback Writer」+「I'm A Believer」(The Monkees)
以前にこのブログでも取り上げたことがあるが、コレこそまさに私にマッシュアップの面白さを教えてくれた名作なのだ(≧▽≦)
Long Version of Paperback Believer: Beatles vs. Monkees


③「Come Together」+「Fat Bottomed Girls」(Queen)
ブライアン・メイのギター・リフとジョンのヴォーカルがめっちゃ合っててビックリ。クイーンって空耳とかマッシュアップに引っ張りだこですな(^.^)
Queen + The Beatles - Fat Bottomed Girls Come Together (Mashup)


④「Let It Be」+「No Woman, No Cry」(Bob Marley & The Wailers)
初めてコレを聴いた時、マジでイスから転げ落ちそうになった... 何たる脱力感www
Bob Marley vs The Beatles - Let It Be, No Cry - Mashup by FAROFF


⑤「Sgt.Pepper's Lonely Hearts Club Band」+「Paradise City」(Guns 'n' Roses)
ビートルズでヘッドバンギングっちゅーのも中々オツなもんです。それにしてもこんなん考えたん一体誰やねん...(笑)
The Beatles vs. Guns N Roses - Sgt. Pepper´s Paradise


【追加】
⑥「We Can Work It Out」+「Can't Get Any Harder」(James Brown)
凄いのを見つけました...ゴッドファーザー・オブ・ソウルとの夢の共演! めっちゃファンキーでグルーヴィーなビートルズです(^.^)
Beatles VS James Brown We Can Work it Out


⑦「In My Life」+「I Want You Back」(Jackson 5)
この曲とジャクソン5を組み合わせてしまう斬新な発想が素晴らしい。まさにまいったまいったマイケルジャクソンです。
Jackson 5 vs The Beatles - I Want You Back In My Life - Mashup by FAROFF
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