南シナ海の領有権問題で、フィリピンが中国を相手に申し立てた仲裁裁判の勝利などを祈る反中デモがフィリピンで行われました。
首都マニラの中国総領事館前で行われたデモには、宗教団体や学生団体の関係者ら約300人が参加し、南シナ海の実効支配を強める中国を厳しく批判しました。フィリピンは中国を相手にオランダ・ハーグの常設仲裁裁判所に申し立てを行っていて、デモの参加者はろうそくに炎をともして裁判の勝利を祈り、経済や環境など様々な面で中国が侵略的行為をやめるよう求めました。申し立てに対して、中国側は「仲裁裁判所に審理の権限はない」として裁判には参加していません。
@今まで反米運動をしていた連中が、そのまま反中にシフトして連続的に攻撃しているようです。スペインからの独立運動の先頭に立ったホセ・リサールやアンドレス・ボニファシオは有名ですが、彼らを師と仰いで後に続こうという民族主義思想は一部の軍人(軍の腐敗を追求する青年将校)を除いて残念ながらフィリピンには定着していません。民族自立とか民族自決という独立国として当たり前に国民が抱く感情と言うか概念がないんです。
あるのは、スペインが持ち込んだ宗教と、貧しさに付け込んで拡散した左翼思想だけです。そんなフィリピンですが、左翼が中心となって民族主義的立場から反中デモを繰り広げています。もうそれは左翼思想ではなく明らかに民族主義思想なのですが、その矛盾にすら気が付いていない(克服?)んです。それでも私は、彼らを応援し続けます。頑張れフィリピン!
首都マニラの中国総領事館前で行われたデモには、宗教団体や学生団体の関係者ら約300人が参加し、南シナ海の実効支配を強める中国を厳しく批判しました。フィリピンは中国を相手にオランダ・ハーグの常設仲裁裁判所に申し立てを行っていて、デモの参加者はろうそくに炎をともして裁判の勝利を祈り、経済や環境など様々な面で中国が侵略的行為をやめるよう求めました。申し立てに対して、中国側は「仲裁裁判所に審理の権限はない」として裁判には参加していません。
@今まで反米運動をしていた連中が、そのまま反中にシフトして連続的に攻撃しているようです。スペインからの独立運動の先頭に立ったホセ・リサールやアンドレス・ボニファシオは有名ですが、彼らを師と仰いで後に続こうという民族主義思想は一部の軍人(軍の腐敗を追求する青年将校)を除いて残念ながらフィリピンには定着していません。民族自立とか民族自決という独立国として当たり前に国民が抱く感情と言うか概念がないんです。
あるのは、スペインが持ち込んだ宗教と、貧しさに付け込んで拡散した左翼思想だけです。そんなフィリピンですが、左翼が中心となって民族主義的立場から反中デモを繰り広げています。もうそれは左翼思想ではなく明らかに民族主義思想なのですが、その矛盾にすら気が付いていない(克服?)んです。それでも私は、彼らを応援し続けます。頑張れフィリピン!