大日本赤誠会愛知県本部ブログ版”一撃必中”

当ブログは金銭目的ではなく、飽くまでも個人的な主義主張(思想や言論の自由)を表現する場として開設しています。悪しからず!

RQ-4グローバルホーク 空中給油に成功

2012年10月16日 23時20分13秒 | 米ユニラテラリズム(良い意味での)
アメリカ国防総省先進研究プロジェクト局はこのほど、改良型の無人偵察機RQ-4「グローバルホーク」(計2機)の近距離編隊飛行テストを完了した。同無人機同士の空中給油技術が成功し、連続飛行時間がこれまでの41時間から160時間以上に延長された。

1960年代のベトナム戦争で初めて投入された無人機は、当初の「囮用途」から「多目的機」に発展し、偵察、巡視、電磁波攻撃、精密爆撃、自軍の被害の調査等、多様化された任務をこなすようになった。しかしその連続飛行時間には限りがあり、長距離偵察・攻撃の主力部隊ではなかった。空中給油技術の画期的な進展により、無人機は全世界で作戦を繰り広げることが可能となり、米軍の偵察・作戦範囲を広げ、米軍の遠距離空中攻撃能力を大幅に増強した。これは世界中の利益を把握している米国にとって、重要な戦略的意義を持つことは間違いない。

戦争の形態について言えば、情報化戦争が発展の方向として定められており、情報は戦闘力を構成する第一の要素となる。ゆえに米軍は、全世界における感知力の強化を、軍事モデルチェンジの重要な目標としている。空中給油を実現した無人機の作戦範囲は大幅に拡大され、「気候条件による制限を受けにくい」、「昼夜を分かたず航行可能」、「危険区域内で長期的な情報偵察を実行できる」という無人機の特長を、いかんなく発揮することが可能だ。米軍は将来的な戦争で、これまで以上に情報面の優勢を占めることになる。

米軍は今後さらに、無人機による独自編隊飛行、および空中給油コントロールソフトのテストを実施し、無人爆撃機X-47Bを空母に搭載する予定だ。アナリストは、「このすう勢が続けば、無人機が有人機に代わり主役となり、米空軍の軍事力の構成比率を大きく変化させる」と分析した。ある軍事専門家は、「2025年に、米軍の90%の戦闘機は無人機になる」とする大胆な予想を発表した。無人機の空中給油技術の発展により、米国のリーダーは「戦死者ゼロ」という状況下で、敵国に降伏を強いることができる。

@ガンガン戦争の形態が変わっていきます。しかし核武装が安全保障上、最高の抑止力足り得ることに事に変わりはありません。原潜をどこかに沈めておくだけで良いんですけど・・・



中国海軍の艦艇、接続水域を航行

2012年10月16日 21時41分37秒 | 我が国の安全保障問題
中国海軍の駆逐艦など7隻が16日、沖縄県の与那国島沖合の接続水域を航行しているのが確認されました。場所は尖閣諸島の南、中国海軍の艦船がこの場所を航行するのははじめてのことです。

防衛省にまた緊張が走りました。
「東シナ海に向けて北上する中国の艦艇、海軍艦艇計7隻を確認した」(森本敏防衛相)

16日午前7時頃、海上自衛隊の哨戒機「P3C」が、沖縄県の先島諸島与那国島と西表島の間の沖合を航行する中国海軍の駆逐艦やフリゲート艦7隻を確認しました。7隻は、与那国島の南南東およそ49キロの接続水域を北北東に向かって航行していたといいます。「接続水域」とは、日本の領海の外側およそ22キロの範囲で、公海上=公の海のため中国艦船の航行そのものは問題ありませんが、中国海軍の艦艇が与那国島と西表島の間の接続水域を航行するのは初めてのことです。その方角の先には尖閣諸島があります。「これら艦艇から、ヘリが我が方に接近して飛行するという行動や、我が国領海内での航行といった行為は認められていない」(森本敏防衛相)

森本防衛大臣はこのように述べたうえで、引き続き航空機や艦艇で周辺海域での警戒監視を行い、注意深く情報収集をしていると強調しました。防衛省によるとこの7隻は、今月4日に太平洋に向けて宮古島の北東110キロの海域を通過したのと同じ艦艇とみられます。今回は東シナ海に向けて中国に戻る途中だとみられますが、尖閣諸島の国有化を意識して日本側を挑発する意図はあるのでしょうか?
「政治的なメッセージを伝えるだけで日本が引かなければ、もっと強面にうって圧力をかけよう(としている)。日本の権利が行使される接続水域をわざと引っ掛けて通る」(中国海軍に詳しい山内敏秀元防衛大教授)

今回、接続海域を航行した7隻の中には、中国海軍主力のフリゲート艦2隻や最新鋭のミサイル駆逐艦などが含まれているといいます。ここ数年、活発化する中国海軍の海洋活動。今年4月、中国海軍は山東省の青島沖でロシア海軍と過去最大規模の合同軍事演習を行っていますが、この演習は、直前に行われたアメリカと韓国による軍事演習や南沙諸島の領有権を争うフィリピンなどを牽制する狙いがあったとみられています。こうした中での今回の航行には、長年の中国海軍の目的が現れているといいます。

「今後の海軍の作戦を考えたとき、渤海、黄海、東シナ海、南シナ海という海に閉じ込められては、海軍としては作戦はあり得なくなる。どうしても太平洋に出たい」(山内敏秀元防衛大教授)

また、ウクライナから購入した空母「ワリャーグ」の改修がついに完了。先月25日には、中国海軍の念願のであった初の空母、「遼寧」が就役しました。中国海軍の念願であった、初の空母です。夕方、日本政府は午後3時半頃の中国海軍艦艇の位置について明らかにしました。尖閣諸島の魚釣島の南西およそ80キロ、日中の地理的中間線を通過したといいます。

@一喜一憂していても始まらない。後は野となれ山となれ。日頃の訓練どうりやればいいだけ。



フィリピン政府と武装勢力、和平枠組みの合意文書に署名

2012年10月16日 21時41分31秒 | 古いシリア戦場ライブ・ロシア軍・フーシ、イエメン・アフリカ・北南米情勢
フィリピン政府と同国南部ミンダナオ島の反政府武装勢力モロ・イスラム解放戦線(MILF)が15日、和平に向けた枠組み合意文書に署名した。アキノ大統領は「永続的な真の和平がついに約束される」と期待を示した。合意は、大統領の任期が満了する2016年を目標に、同島に「バンサモロ」という新たなイスラム自治政府を設置する内容。権力闘争や資源の利益配分を巡る紛争を解決する仕組みの確立にも道筋をつけた。マニラの大統領府で署名式典が執り行われ、MILFのムラド議長も出席した。MILFは南部でのイスラム国家樹立を掲げて武装闘争を展開する一方、15年前から政府側との和平交渉を続けていた。

@MILFの母体であるMNLFやアルカイダと連帯してきたアブサヤフ(ASG)など、ジハードを絶対的な価値観として体制と戦ってきた連中がすんなり受け入れるか、中々厳しい状況だと思います。