周防教会・牧会ジャーナル

教会週報の裏面の記事を掲載しています。

4月28日―5月4日

2019年05月05日 | 日記・エッセイ・コラム

シバザクラとレンゲ。どちらかと言えば僕はレンゲが好き。でももっと好きなのはこれらの花に集まる虫の観察。学生時代にミツバチを飼っていて、レンゲの蜜は美味しいので人気があり一瓶500円で売れた。ところが栗の花が咲き出すとやばい。栗は臭いがきつく、マニアにゃ人気があったが価格は下がった。ま、ミツバチにゃ関係ないことやが。

 

4/28(日) 今日から大島教会の礼拝を再開。と、初めての方が来られた。全員が「誰?」という驚きの表情で後ろを振り向く。昔、東京の玉川平安教会に通っていた時、新来会者が無い時は「今日は新しい方はおられませんでした」と報告された。来なけりゃ残念がる都会の教会と、来たら驚く田舎の教会。この差が分かるかい?ちなみに今日のお方は連休の帰省者。

 

29(月) 天語のお嫁ちゃんのお母さんと長女ご一家が名古屋から11時間かけて来山。大雨の中お疲れさまでした。さて、問題は『山賊』のことを知っているかや。今や全国に知れ渡った店。もしご存知ならば案内せん訳にはゆくまい。だが連休の『山賊』に行くには決死の覚悟がいる。思い巡らせていると、「そういえば来る時『山賊』の看板を見ましたよ」。さ、さいでっか。

 

30(火) 天気も回復し、ご一家を山口見物にご案内する。秋吉台~津和野コース。その途中の道の駅でのこと。ソフトクリーム屋に並んでいたら店員が「コロッケは残り3個ですよ」と言う。後ろから「残り3個だって。ドキドキする」という声。普段の僕ならそんなことを耳にしたら要らなくても買い占める性悪やが今回は譲ってあげた。神さま、僕、今日いいことをしました。

 

1(水) ご一家が帰路につかれた。課題の『山賊』やが、さすがに本店にお連れするのは覚悟がいるので、昨日の山口見物の帰りに、普段は閑古鳥が鳴いている六日市支店にお連れした。それでも結構な混雑。おそるべし連休。ところで念のために申しておきますが『山賊』目的でうちに遊びに来られる方、土日休日は勘弁してください。平日なら喜んで案内いたします。

 

2(木) 鞍掛山へ登って山頂備え付けの双眼鏡から下界を眺める。おお、玖珂パーキングは満車状態や。今日の『山賊』もえらいことやろなあ。大混雑する下界を眺め、鳥の声を聞き、景色を楽しんで食べる弁当の美味いこと。自らは平穏な場所に居て、人が難儀する姿を見て楽しむという風流。もしかして神さま、天から見たらあなたもそんな気分じゃありませんか?

 

3(金) 今日は前から行きたかった磯遊びへ。ついでに孫も連れて行ったが、還暦前後のおっさん二人、僕と福ちゃんだけが海辺で夢中になる。ハオコゼを見よ。撒くことも刈ることもしない。タテジマイソギンチャクを見よ。働きも紡ぎもしない。牧師たちを見よ。大したことなど何もやっとらん。それなのに、天の父は養ってくださるではないか。との聖書の言が身に浸みる。

 

4(土) 大島教会は讃美歌21なのに、周防は未だに旧讃美歌を用いている。うちが旧讃美歌や口語訳聖書のままなのは、買い揃える予算が無いこともさることながら、そもそも優先する順位が違う。讃美歌よりも、快適に讃美歌を歌うことが出来る空調。聖書よりも、良く聖書を読むことが出来る明るいLED。てな理屈ばっかり垂れる牧師もぼちぼち買い替えの時期か。