周防教会・牧会ジャーナル

教会週報の裏面の記事を掲載しています。

3月15―21日

2009年03月22日 | 日記・エッセイ・コラム

Photo 生前、ガリは寝転んでいる人の背中に乗るのが好きやった。間もなく子猫がうろつく季節がくる。願いは一つ。うちの子らの悲しみが癒えたばかりなんで、教会の近辺には出没しませんように。

3/15(日) 今日の大島の海はコバルトブルーに輝いている。めったに見られない目の覚めるような青い色の海。ところで午後2時からの大島教会の礼拝は昼飯の後だけに睡魔との闘いとなる。一応「目の覚めるような」説教をする気持ちだけは持っているつもりの僕やが、今日、司会も説教も担当しながら居眠ってしもうた。

16(月) 下松での牧師会にて太作ちゃんの送別会。6年前、彼がこの分区にやってきた時、何を言っても笑いこけて呼吸困難まで引き起こしていた笑顔を思い出す。きっとバカ話しや下品なネタなど存在しないような世界で純粋培養されて育ったんやろなあ。今ではすっかり下品ネタにも慣れた太作ちゃん。どうぞお元気で。

17(火) 予想に反して天語が高校に合格。せっかく慰めの言葉を用意していたので披露しておきます。「まだまだ修行が足りんのう。父さんは506人中11人しか落ちん高校受験で落ちたんやぞ。まあビリで合格しても後から苦労するだけよ。それにこれでバイトができるから携帯も買えるやろ。何が幸いするか分からんのう」

18(水) 宮島で開かれた教区集会の帰りのこと。K牧師が船着場で売れ残った基督饅頭を外国人観光客に配っている。どう見ても怪しい名前の饅頭を怪しい人間が配る。見るに見かねて「決して怪しい者ではありません」と名刺を渡したが、マスクにジャンパー姿の牧師(僕のこと)が一番怪しかったと、ある信徒が言っていた。

19(木) 帆波(ホナ)の卒業式。小3の秋~小6の夏まで不登校しとったから、約3年間の小学校生活やったわけや。楽勝やのう。そう言ってからかうと「中学校のカバンも制服も、ぜ~んぶ買い揃えてから、また不登校になってやる!」などと減らず口をたたく帆波。こういう言い回しだけは超小学生級の成長を遂げていやがる。

20(金) 受験から解放された中学生が7~8人泊まりに来ている。至福の時なんやろなあ。明日の昼は吉野家の牛丼でも食わしてやるか…と妻に言ったら、あえなく却下され、カップラーメンとなった。確かに庶民の牛丼と言えども食欲に限界のない年頃のこいつらに腹いっぱい食べさせてやりゃ、月末の我が家は茶漬けやで。

21(土) 東京での学生時代は東京弁を、山口で暮らしてからは流暢な山口弁を話せる僕やが、東京でも山口でも「村田さんは関西人でしょ?」と言われた。いずれも発音ではなく発言でバレた。どうも冗談のレベルが普通ではないらしい。そういえば昔、祖母が言うとったなあ「気ぃつけや。氏素性は話す中身で分かるんやで」