Shizuko Diary

日々の記録として・・

face to face・・

2012-11-18 23:52:48 | Weblog
元報道ディレクターで、現在NPO法人「自殺対策支援センター ライフリンク」代表の清水康之さんを講師に迎え「生き心地のよい地域社会をめざしてin見附」が開催されました。

人が自殺するとき、自殺せざるを得ないとき・・
生きることの阻害要因が生きることの促進要因より大きくなっている。
<生きることの阻害要因>
・将来への不安や絶望・失業や不安定雇用・過重労働・借金や貧困・家族や周囲からの虐待・いじめ・病気や介護疲れ・社会や地域に対する不信感・孤独 など
<生きることの促進要因>
・将来の夢・家族や友人との信頼関係・経済的な安定・ライフスキル(問題対処能力)
・信仰・社会や地域に対する信頼感・楽しかった過去の思い出

生きることの促進要因を増やしていくために東京足立区の取り組み・・足立区「こころといのちの相談支援ネットワーク」について紹介いただきました。
自殺対策戦略会議を立ち上げ、関係者が実態の分析を行い同じ理念でビジョンを作る。
生きる支援に関する情報を頻繁に接触できる機会をさまざまな形で作っていく。
都市型モデルとして、自治体との協働プロジェクトとして実践されています。
○関連団体とのネットワーク強化
○ハイリスク群に対するアプローチ
○「気づきの為の人材育成
○区民への啓発・周知
※当事者本意の支援・・自殺はいくつもの要因があり、1つ解決しても他方の解決が図られなければならない。
当事者本人を中心にあらゆる関係組織が包括的に支援していく・・顔の見える・まさに伴走型の支援システムの必要性を説かれていました。


今日はいくつものイベントが重なりましたが、大勢の方々が熱心に清水さんのお話に聞き入っていました。
第2部のシンポジウムでは、精神保健指定医高橋ドクターの松之山プロジェクトのお話をお聞きしましたが、次の予定が入っていて途中で会場を抜けなければならずとても残念でした。

自殺はさまざまな社会問題がもっとも深刻化した末に起きている。
さまざまな予防対策はあるが、点から線へ→面にしていく。
見えないセーフティネットを地域で作っていく事が大切と結ばれていました。
たくさんのヒントを頂いた講演会でした・・生き心地の良い地域社会づくり。
ここからがスタートです。

途中で会場をあとにして、旧栃尾市へ。
長岡の災害がれき試験焼却の説明会に参加してきました。
詳細は後日に・・。
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