Shizuko Diary

日々の記録として・・

視察研修・・・

2007-10-11 23:51:03 | Weblog
環境市民クラブで宇都宮市と喜多方市に視察研修にいってきました。

餃子とカクテル・ジャズで観光客を呼ぼうと観光行政を行っている宇都宮市にお邪魔しました・・・職員研修で宇都宮市のイメージアップ・全国へ発信できるもの、日本一はないかと中堅職員研修制度で提案されたそうです。宇都宮は餃子の消費量が日本一「宇都宮餃子」という地域ブランドが確立され、年間7~800万人の人たちが餃子を目的に宇都宮をおとずれ地域への経済的効果を挙げているとか。「カクテルの街・宇都宮」・・国際・国内のバーテンダー技能競技大会での優勝者が15人もいることから「カクテルの街」の発想が生まれ、火付け役は飲んべーの職員で「宇都宮カクテル倶楽部」が発足したそうです。
ジャズにいたっては、世界的に有名ななべさださんの生地ということで「いつでも、どこでもジャズを感じる街を演出して、ジャズを観光交流資源として活用し地域産業の発展と市民の文化向上につなげようというユニークな取り組みです。
一番驚かされたのは、6月定例会閉会日に議場を開放し、ジャズコンサートを開くということです。議場でジャズコンサート・・これには本当にびっくりいたしました。夜お邪魔したジャズライブハウスでは、この事業がスタートする以前からお店でジャズの演奏をしていたそうですが、市の事業により、県外客が増えたというマスターのお話でした。発想の転換、ユニークは発想で観光資源として誘客できることに感心させられました。飲んべーの職員からの発想で事業展開する・・というところがいいですね。庁内、いろいろなセクションで情報を取るだけの職員間の交流があるというお話で、そういったコミュニケーションでいろいろな仕掛けができていくのだと感じました。
市内で職員が飲んでも批判することなく、仲間で話し合って新たな発想がうまれるのであれば飲み歩きも多いに歓迎です。また、商工会で市外からのお客様をお迎えするのに商工会が「おもてなし講習会」を開催するなど、行政だけではなく他団体も一緒になって街の活性化に取り組んでいるという印象を受けました。

喜多方市では「グリーンツーリズム」について学習させていただきました。
「グリーン・ツーリズムのまち宣言」・・
1.私たちは、都市との交流促進を図るため、地域資源の有効活用と市民による積極的な取り組みを推進します。
1. 私たちは、自然との共生や環境保全に配慮し、田園と蔵のある風景、清らかさと癒しのある「心のふるさと」づくりに努めます。
1.私たちは、訪れる方々も市民自らも楽しめる交流と目指し、感動の共有に努めます。

サポートセンターを設立し、行政と共に観光客の受け入れの為の窓口となっています。受け入れ農家の掘り起こしやプログラムの開発など、農業体験をしてもらい地元への経済的効果や農業の活性化を目的に事業が行われています。
「ふれあい農業体験、半日・1日コース」や「そば打ち体験」「田植え体験」など
通年で農業体験ができる作業メニューもあって8割がたが県外の学校からの教育旅行だそうです。昨年度は7880名の受け入れを行ったということに驚かされました。実際に受け入れをしてくださる農家の方がいなければこの事業は成り立たない!「農泊」先のご案内も発信して、職員が都会の学校に直接訪問をしてパンフレット等でPRしてくるそうです。

2つの市をお邪魔して「観光・交流事業」のキーワードは、前向きな姿勢と事業にかける情熱・お客様をお迎えするおもてなしのこころであると感じてきました。

(今日の画像)
喜多方市での研修の様子・・・喜多方市議会の副議長からご挨拶をいただいたあと
クラブ長としてご挨拶申し上げ研修に入りました。担当課主幹とグリーン・ツーリズム推進係りの若い係長さんからお話を伺いました。

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