魯生のパクパク

占いという もう一つの眼

新生日本 1

2023年09月28日 | 星の流れに

このブログを始めて、18年目になるが、考えに大きな変わりはない。
ここ10年余は、中国のことばかり書いてきたような気がする。やはりそれだけ、中国の時代だったと言うことだろう。
今でも、地中海文明のような大きな意味で、中華文明と中国人を尊敬している。中国の愚行は、一党独裁によるものだが、独裁が成り立つこと自体が、おおらか中国の短所でもある。極めて現実的で大雑把な二者択一と直情(男気)は独裁政治にマッチする。これが未だに古代帝国を引きずる理由だろう。そして、何であれ、それが世界の動きに影響を及ぼし続けている。

新生国の誕生
一方、惑星周期は一貫している。冥王星による中国のピークが終わる時、同時にインドが台頭した。冥王星が惑星であろうがなかろうが、250年周期は動いている。
冥王星が山羊座を通過した10年余の間に、カニ座の中国は辛亥革命からの上昇がピークを打ち、平行して山羊座のインドの歩みが始まった。インドは国名を「バーラト」に変える動きまである。日本で言えば大和のようなものだろう。
「インド」であろうが「バーラト」であろうが、この10年余で新しい国が誕生し、120年の成長を始めた。

同じサイクルで考えると、「新生日本」が生まれたのは、冥王星が天秤座に入った1971年だったが、影響圏と天秤座の天王星を考えれば、「1968~83年頃」だから、70年代になる。250年遡れば江戸中期で、武士道日本のイメージもこの頃に生まれた。したがって、前時代の価値観と新時代が葛藤する明治から第二次大戦後しばらくは、戦国時代と江戸前期のような時代だったことになる。
「新生日本」はそれから紆余曲折の中、実は上昇し続けている。冥王星が牡羊座に達するまでの約半世紀は、まだまだ成長する。様々な試練は成長期に通る道だ。
アメリカも中国もピークで道を失ったが、これから100年、老成し壊乱し再生していく。当然、日本もそうなる。願わくば、その頃までに国の興亡など無意味になっていて欲しいものだが・・・それはまた別のお話、と言うやつだろう。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿