![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/fa/46702dc973e73bbb91e5081224e0a8e5.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/dc/6c5609d147e119ce2b7ab4bd686e481c.jpg?1656067398)
旧杉江製陶所のタイル見本室で見た、こちらの腰壁の施釉美術タイルの再現をしてみたい、とやってみた。
とても美しい模様で、一見複雑に見えるが、正方形の中に描かれた一つのパターンを回転させ、組み合わせて作られているようだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/75/51edc4497eba49fe6ff5a69bab5dc5b5.jpg?1656067398)
正方形の中は大、中、小の半円と四分の一円の組み合わせでできていて、コンパス使って下絵を描き、石膏に写し取って型を作った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/ee/8d111463487a11f4ce02c86bfcb18ad8.jpg?1656067779)
実物には、うっすらと地模様に布目が見えたので、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/b5/eb3a5c71eedb5b1e0ad7d59f34979f00.jpg?1656067779)
紙やすりの網目が程よさそうなので、たたらで作った生地の上からローラーで更に布目をつける。
しかし、石膏の型に押しつけた段階で、すでに布目が薄くなってしまった。
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そしてひたすら大量生産。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/45/c9604ae654292526627ad577cb7c3282.jpg?1656067779)
そしてひたすら大量生産。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/40/502c371a5cd49bde197eda790f6447f7.jpg?1656067398)
素焼き前、周囲のバリを取り、腰壁のと同じデザインに並べてみた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/1a/b86c0823b23694652b7f56fb2c85e7c0.jpg?1656067398)
素焼き後は、釉薬掛け。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/1a/b86c0823b23694652b7f56fb2c85e7c0.jpg?1656067398)
素焼き後は、釉薬掛け。
型のデザイン通り、塗り分けが必要なので、一枚一枚、スポイドと針を使って慎重に釉薬を落としていく。
今回は赤土で、使用した釉薬は、鉄赤、飴、織部、金茶結晶、白萩。
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塗り分けた後は、更に白萩を上から細かく散らした。
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そして、焼き上がり!
杉江製陶所のものとは、色合いは違うけど、好きな風合いに仕上がった。
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組み替えると、こんなデザインも作れる。
又色違いの別バージョンや、デザインを変えて作ってみたい。