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京都市庁舎本館

2009-03-15 | 建築巡り・街歩き【京都】


今回、この京都市庁舎本館も初めて見ることができた。
昭和2年、昭和6年に武田五一、中野進一によって設計された建物。
正面中央に玄関を据え、ほぼ完全な左右対称で、更に塔を持つなどネオ・バロック様式が特色。
細部にちりばめられた東洋的な意匠が面白かった。





正面中央の塔屋にある毛筆をかたどったタレットは日本的な造形。





バルコニー下部に見られる石造りの舟肘木をモデルとした支えは中国的造形。





正面玄関。





エントランスホール。
1階から2階へ上がる階段の踊り場には京都市市民憲章をはさんで左右対称にステンドグラスが。





その階段踊り場のゆりの花が描かれたステンドグラス。
ゆりは市の花?と思ったら違った・・





エントランスホールのイスラム的な造形の葱花形アーチ。





1階にあった蝶とバラの花のステンドグラス。









市役所のすぐそばにあった島津製作所河原町別館の美しい入り口扉。
昭和2年築の建物でこちらも設計は武田五一の教え子で武田五一が顧問をつとめた。













ライト風の柱の意匠。


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