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益子&笠間他やきもの旅2024【益子参考館&益子町歩きとタイル】

2024-01-14 | 益子&笠間他やきもの旅2024


年明け、久々の1人旅を予定してた。
今年は初心に戻って?やきものの窯元巡りもしたいなあと、今回は益子と笠間へ行くことに。
時間短縮と丸2日で旅を完結させる為、夜行バスで東京へ、東京から電車を乗り継ぎ益子までやってきた。



益子駅に9時半に無事到着。
駅のお手洗いの壁面は、さすがにやきもののタイルで装飾されててテンション上がる。


トイレのサインも、陶板。
女子トイレのサイン。



男子トイレ。


バリアフリートイレの表示は、緑の陶板。


トイレの中もタイルが貼られてた。


栃木なので、やきものと共に大谷石造りの建物や塀などもよく見かけた。
駅前には、大谷石造りの大きな蔵らしきものが建っていた。


公共の手洗い場も大谷石造り。


そしてこちらのベンチは、パステル朝のグラデーションがきれいなモザイクタイル貼り。


駅前の歩道の柵にも葉っぱ型の陶板が可愛かった。


渋い葡萄柄。


繊細な絵付けがされたものも。


タクシー会社の建物にもタイルが貼られてた。


刷毛目の入った渋いタイルは、益子らしい雰囲気のもの。





チェックしていた下見板貼りの旧会社事務所。風化具合が素晴らしい。






タイル貼りの足利銀行。


壁面には、赤茶色の小口タイルがびっしり貼られてる。


駐車場スペース壁面には、手作り感のあるレリーフタイルが貼られてた。


大胆に波打つ表面。


やきもの店の壁面には、こんな陶板がずらり。


益子焼の伝統的な文様のようで、丸紋が散りばめられてる。





風変わりな外観のカフェだなあと、近寄ってみたら、


耐火煉瓦がアクセントに入れられていた。
所々釉薬のかかった部分もあって味わい深い。


濱田庄司も好んだと言われる赤羽まんじゅう本舗へ立ち寄る。




ちょうど小腹が空いてたので、補給に茶まんじゅうと芋羊羹を購入。
こし餡好きの私には、とても美味しく満足した。


向かいの建物にモザイクタイル発見。


建物コーナーのアールがいい感じの薬局。


円柱に貼られたモザイクタイル。



壁面がタイルに覆われた陶器店。

1階部分の柱に貼られてたモザイクタイルが可愛かった。






すごい重厚感のある古民家があったので、立ち寄る。
藍染の工房兼住居だった建物だとか。


建物内には、藍染用の甕が並ぶ。





ベンチの背にさりげなく貼られたタイル。


関東最大の登り窯、太平窯。


家具や建具が豊富だったアンティークショップ。


モザイクタイル貼りの浴槽。



そして、濱田庄司記念益子参考館へやってきた。
敷地内には、長屋門に、蔵、茅葺の母屋が点在していて、いずれも近隣から濱田庄司のお眼鏡に叶ったものが移築されていて、その中に濱田庄司が世界各国から蒐集した陶磁器や家具などの工芸品が展示されているという美の空間が広がっている。



この日は、「濱田庄司と家具」というテーマで、家具と工芸品がコーディネートされ、ディスプレイされていた。





様々な国のものが集まっているのに、違和感なくしっくり収まっているのがすごい。


肥料庫だったという大谷石の蔵が二棟。
こちらも展示室に。


沖縄でも作陶していたという濱田庄司。
沖縄の骨壷もいくつか置かれていた。
工芸品として美しい。



世界各国のやきものいろいろ。

オランダのデルフトタイルも。


長屋門は、入口と、奥にももう一つあり、そちらは、濱田庄司の作品の展示室となっていた。
この照明も雰囲気あるなあ。


濱田庄司の作品たち。



そして、こちらの茅葺きの古民家は、昭和17年に近隣の村から移築された旧名主の母屋だった建物。風格が漂う。





多くの人が集ったという建物。
建物に合う重厚感のある家具が置かれてる。



メキシコの椅子や、物入れ、オブジェなど。







表情豊かなシーサーもいた。


こちらは、作業場。
明治初期の製陶工場だった建物を移築したもの。


ミュージアムショップの濱田庄司Tシャツもいい味わい。

ゆったりとした空間で、濱田庄司の美の世界を満喫。
ここは、学生時代に、30数年前に訪れた場所だったが、またまた新たな刺激を受けることができた。

その後、益子陶芸美術館へ向かい、芹沢銈介の展示を観て、民藝三昧。


そしてランチにやってきた「古陶里」

陶板の看板も可愛い!



築150年の建物の部材を使って建てられたお店だそうで、立派な梁が天井を通っている。


趣のある壁や、照明、重厚な家具。
老夫婦2人で切り盛りされてて、お客さんもどんどん入ってきて大変そうなので、思わず手伝いたくなる。


人気メニューのポークステーキのセットにした。
この玉ねぎのソースがめちゃくちゃ美味で、ご飯ともよく合う。
益子焼の器で頂く。
この器がまた相当な重量があって、お年寄りが運ぶには、重すぎるんじゃないかと心配になった。


セットは、サラダとスープも付いていた。
ドレッシングは、カレールーが入ってるようや器に入ってる。
 
メニューの表紙もいいな。
老舗の風格が漂う素敵なレストラン。

半日、益子を楽しんだ。

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