m's diary

タイル巡り♡タイル制作♡建築巡り♡町歩き

旧ハンター邸

2009-04-28 | 建築巡り・街歩き【兵庫】



甲南漬資料館の後には王子動物園内に移築保存されている旧ハンター邸へ訪れた。
旧ハンター邸は明治22年頃ドイツ人のA.グレッピー氏が英国人の技師に依頼して作ったものと言われ、その後英国人のE.H.ハンター氏がこの建物を買い取り、改造して現在にみる建物に仕上げたものだそう。
現存する神戸の異人館の中では最大規模のものの一つで国重要文化財となっている。








玄関ホールには象嵌タイルが敷き詰められていて色鮮やか。





一階には書斎、食堂、応接室などがあり、各出入り口にはブロークン・ペジメントと呼ばれる額縁がついて豪華な雰囲気。





ドアの取っ手などにも細やかな装飾が。





応接室の白い大理石の暖炉。






二階へ。





英国から取り寄せたというステンドグラスが階段の踊り場で美しい色合いを放っていた。





二階のベランダ。
ベランダは、はじめは開放されていたが、日本の風土に適さないため、後からこの美しくデザインされた窓がはめ込まれたそう。





各部屋の暖炉周りに張り巡らされているタイルが部屋ごとに違っていて楽しい。









この暖炉はこんなモザイクタイル風の模様が。









浴室にも耐久性のある象嵌タイルが張られていた。





この後時間の都合上、動物園はカットして隣と向かいにある神戸文学館と原田の森ギャラリーの建物見学をして、最後の神戸市文書館へ向かった。

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